はれわたる！

今週末は風吹いて出艇できないんでPCにへばりついて　コレ　書いております。


１月２０日。

昔々からの先輩サラリーマンたちが勝ち得た有給休暇などというモノを使って、家庭を顧みず不届きにも釣りに出たりするわけですが。

ホントなら近場でサッと行ってサッと釣って（←ムリ無理！）サッと帰ってきたいのですが

風が治まらねぇ。

折角有休とったのに風吹いて近場は出られない。

ちょっと遠出するしかありません。




凪を探して延々と運転したら時刻は９：００になろうとしています。

出ますが。

その前にこれ。



がまかつ　 音速パワースナップ M

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少し前に、お魚は釣れるんだけど何故かジグが行方不明事件がありましたねぇ。

タイジグがどっか行った。。。

そしてP.J.RIDEもどっか行った。。。

対策しなきゃ、ってことでこれを使い始めました。



STUDIO OCEAN MARK　の　Ocean Snap

Ocean Snap #4 44kg(97lb) 新品価格 ￥440から (2021/1/23 16:25時点)

＃３が欲しかったけれど店頭で売り切れてて＃４。

そこそこ使い勝手良くて、簡単には開いてしまいそうにはないし重宝していました。

でもちょっと難点あって。

＃４だからだとは思いますがTGベイトの小さいアイに入れるとOcean Snapの線径ダブル部分がアイの内径いっぱいいっぱいで動きを阻害している気がするのです。

仕方ないんでアイではなくて内径の大きいフックのスプリットリングにOcean Snapを通すんだけど、これがまた激しく装着しづらい。

今度はスプリットリングの線径ダブル部分の厚みがOcean Snapにとてつもなく押し込みにくいのです。

なかなか、素早くはルアー交換できない。

ってことでOcean Snapの信頼性には十分満足しているのですが



これどうかな？と。

試してみましょう！


出ます。



いやぁ、遠くまで来たのは大変だったけど、こんなに潮が綺麗だと嬉しいですねぇ。

水深４ｍです、これ。



漕ぎこぎ。

お！

ワタクシ的に幸せの兆し発見！

漕ぎ寄ります。







海面を漂う、地球に還り難いものは拾っておくと高確率でいいことがありますな。

ワタクシだけかもしれませんが。


さぁ、外海に出ましょう！



ものすごく久しぶりに来たフィールドなのでGARMINのQuickdraw Contoursはありません。

海図を作りながらStart Fishingです。

TGベイト落として巻く。

落として巻くを繰り返していると、ボトムで

ぐぐん

と

ＦＩＳＨ　ＯＮ！

でもねぇ～。

引き方がアイツ。。。



ハイ、その通り。



アカエソですね。

バイバイ。


なんか、嫌な予感がする。

落とすと



エソ。

また落とすと

ググっ

と良いサイズの



アカエソ。。。

う～ん。

水深は４０ｍくらいかな。

何処に落としてもエソが居ます。

そのままソロリソロリと落としては漕いでちょっとづつ水深を稼ぎますが。



エソに次ぐ、



エソ。


もっと水深稼ぎたい。

んだけどねぇ。。。



写真では伝わりにくいかもしれませんが、どえらく荒れております。

微風なんだけどねぇ～。

恐らく、駿河湾のどこかでは強風が吹いているんでしょう。

ウネリが半端なく押し寄せてきます。

大きな周期のウネリならなんてことないんですが、写真の通り、風で三角波が立ってるような細かな周期の尖ったウネリがどんどん来る。

結構怖い感じです。

ウネリが来るのを見ていれば大丈夫なのですが、手元に集中して海を見てなかったりスターンから突然持ち上がったりするとドキドキします。

４～５km/hくらいで漕げているから今はいいんだけど、沖に出てもっと風が吹いたりするとヤバいなぁ。

予報なら無風になるはずの時間を過ぎても、相変わらず微風が吹いてます。

風が治まらねぇ。

水深６０ｍくらいまでは沖に漕ぎ出してみたものの途方にくれます。

そして暗くどんよりとした中に不気味な低音が響きます。



双発機、ぢゃないな多発機。

プロペラ４枚付いてるもん。

自衛隊でしょうけどかなり低空を飛んできて富士山の方に抜けていきます。

なんか不気味。

独りだしねぇ。

気持ちが萎えます。

ひとまず退避だな。

漕ぎこぎ。

漕ぎこぎ。

ウネリ自体はたいして変わりませんが、岸に近いので風は幾分かマシです。



水深１０～２５ｍくらい。

岩礁帯なのか目まぐるしく水深が変わる。

こんな所には、癒してくれるアカハタが居るに違いない。

なので、ワーム。

落としては探り、また落としては探り。

極々浅いところを数百ｍ流されながらアカハタを追い求めますが、全然反応ありませんね。

浅いところは、もう海の中が冬なのかもしれません。

海表面水温は１５℃くらい。

あまりに反応が無いので飽きてきます。


また、ソロリソロリと沖に向かって漕いでは落とし漕いではまた落とし。



まぁ、やっぱりエソですがね。。。


と、突然風が止まります。

時刻は１２：００頃。

予報より随分遅れていますが、少しは水深稼げそう。



プレートジャーカーを準備して、漕ぎこぎ。

おおよそ７５ｍくらいにやって来ます。

頼むぜ、PJ！

落とす。

最初の着底と同時に、

ドン！

と

ＦＩＳＨ　ＯＮ！

シャクろうとスラグ取ったらググンと引き込んだ！

この水深、べったり底、叩かない引き方。

欲しかった本命のハタ系でしょ！

マハタの姿を思い描きます。

ドラグ出るまでではありませんが、結構いい引きです。

アオハタだとすると最大サイズじゃなかろうか。

残り１０ｍくらいになると、ラインがす～っと揚がってきます。

艇の真下からボコンと揚がってきたのは明るい茶色！








ホウキハタでしたぁ～！

これだけ苦しめられたから嬉しさもひとしおです。

やっぱり、ゴミ拾いしておいたご利益はありますな。

さ～て、フック外して〆よう。

ん？？？

あれれ？？？

お高い、大好きなジグの姿がありません。

マジで？！

まさかの一投でジグだけ居なくなってしまいましたぁ～。。。

しくしくしく。

心に負ったダメージは半端ありません。

あぁ、音速スナップもダメだったか。。。

もちろん、装着の仕方が悪かったのかもしれません。

でも、ワタクシ的に信頼を置けなくなりました。

多少、着けづらくてもなくなるよりはいい。

音速スナップはサーフキャスティングで試してみるとして、またOcean Snapに戻しましょう。


色は違うけどバックドロップ

ダミキジャパン 闘魂ジグ バックドロップ 130g レイワゴールド #124 新品価格 ￥1,750から (2021/1/23 23:03時点)

着けて落とすと



エソ。

の後に、少しいいあたりで



アヤメさんが揚がってきました。

アヤメカサゴにしては良い型かな。

ようやく凪いできて、もういい時間なんで



おにぎりメソッドを試してみますが

ジグレイ付けても



エソに次ぐ



エソで、更に



エソなんで、帰るかな。




最後は、綺麗な富士山を眺めてから



着岸です。


いやぁ、渋かった？　イヤ、エソばっか。




本日の獲物一匹ゴミ一個。



また、プラゴミが浮いてたら積極的に拾おう。




本日のズル休み釣果。



ほんと、どうなることかと思いましたよ、エソばっかりで。

そして、気が付くと予定時刻を大幅にずれ込んでおります。

（風が止むの、遅かったからなぁ。。。）

なんて言い訳はしても仕方が無いのでというか全く意味が無いので

「ゴメン、帰りが遅くなります」

と家族LINEに入れて車中の人となります。

平日なので、渋滞に激しく巻き込まれながら運転していると

ぴぴっ

とLINE入電。

信号待ちでチラ見すると

「あり得ないでしょ」

一言だけ。

朝の子供の送りもせずに、帰りの迎えにも間に合わない。

家の事を放り出して遊び惚けていると大変なことになりますなぁ。。。

いまだ、嫁様は口をきいてくれないのでありました。

怖いけど。

おしまい。

ちゃんと許可とったつもりだったけどね。。。