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2017年05月31日

ぷかぷか177。

5月27日の土曜日は、 ” これぞ快晴! ” と言うに相応しい晴天の中、小学校の運動会でしっかり日焼けしました。

んで、PTA競技の綱引きを3回も全力で励んだ見返りに、神様はしっかりと筋肉痛をお与えくださったのであります。

1勝2敗で負けちゃったんですがね。。。

ああ痛い。





そんな日曜日、日の出とともに出艇の予定が、日の出とともに目が覚める始末。

昨年12月以来の久々の浜にカヤックが準備できたのは、陽が高く昇った7:00前のことなのでした。


ショアからジギングしている方がポツリポツリといるだけで、いい天気で凪なのに海上にはカヤックもボートも誰もいません。



出ましょう!

ちょっと波を読み間違えてデッキが水びたし、お尻ずぶ濡れになっちゃいましたが構わず漕ぎます。


前日のサーフ情報では赤潮は無いとの観測でしたが、いざ漕ぎ出してみると海中はモロモロしたのがいっぱいで道糸が茶色になってしまう感じです。



そんな中、今日はインチクをキャスティングしながら広く探る作戦。


投げては落とし、巻いてはまた投げる。

そんな動作を繰り返しますが、魚探は シーン。。。


全く生命感が感じられません。

これは、やっちまったかもしれません。

開始早々にそう思えてしまうほど流れもなく風もない静かな海なのです。

20mくらいのところからちょっと漕いでは落とし、また漕いで60mくらいまで探っていきますが何も起きません。


と。

何やら浜が騒がしい。

岸からは数百m離れてますが、浜の奥の方から波打ち際に和船のようなのが滑り降りてきました。

しかも、4艇もいます。

おおよそ200~300m位の間隔で並んだ4艇のうち、1番目と3番目の船が岸から沖の方に進んできます。

私の艇から100mほど離れたところを沖に通り過ぎ、しばらくすると90度方向転換をしてへさきからともに向かってなにやら降ろしています。

私の後ろというか沖側を通り過ぎたと思ったら、また90度方向を変え岸に向かって進みはじめました。

さっきは右手100mを通り過ぎ、今度は左手100m程のところを折り返していく感じ。

岸から長~い長方形で囲まれた様になります。

で、私の真横に来た時に



  「出てねぇ~!」

大きな声が聞こえます。

片手揚げて わかった の合図をしながらまだ浜に居る2番目の船の沖合めがけて漕ぎこぎ。


そう、地曳網です。

地曳網の網を降ろすど真ん中に浮かんでいたのでした。


終わった。。。

全く生命感がない上に、こんな広範囲で網が4つも出てくるとなると60~70m以浅はお魚釣りどころぢゃないでしょう。


出艇して30分程で本日の終了を告げられてしまいました。

あ~あ。



でもね。

こんなに凪いでるのですよ。

そうだ、沖行こう!


去年の12月のリベンジです。

あのときの踊り場を目指してしばらく漕ぐとそこには漁師さんの船が1艘浮いていたので少し離れたところから



デカタイラバにサバの3本針を落とします。

踊り場は水深が250m程なので落とすのにしばらくかかりますが、流れもなく全く真っ直ぐに落ちていきます。


そのまま。







1時間経過。

な~んにも起きないし全然流れない。

漁師さんの船が遠くに去って行き、私もここを諦めて少し岸側にもどりながら落としていきます。

そしておおよそ170mくらいのところに差し掛かった時。


ぷるん


竿先がお辞儀したような。

じわっと聞いてみると

ピクピク



FISH ON!


小さい。

でも深いんでヒイヒイ言いながら筋肉痛に鞭打って巻いてきますと。



タイラバにユメカサゴ。


やっとお土産釣れました。

この水深がいいのかな?

デカタイラバの針を外してそのままポチャンと放りこみ、着底待ちの間にユメカサゴを処理します。


んで長ぁ~い着底待ちのあとすぐに。

ゆっくり誘ってた竿の穂先が

ぷんっ

と返り、そっと聞くように合わせると


FISH ON!


さっきのユメカサゴよりは少しだけ大きい手ごたえだけど小物には変わりない。

ゆっくりとゆっくりと巻き上げていきますと。

残り40mほどのところで

くんくん

と叩きます!

ん?

この引き方はひょっとして!?





わ~い!



赤いの、来たぁ~!

小さいけど嬉しいアカムツです。

踊り場のデカいののリベンジぢゃなかったけど、ここでもアカムツが釣れたのは嬉しい。

新たなポイントとしてマーキングです。


アカムツを処理して気が付くと少し流れが出てきたようで、さっきヒットした場所から少し岸側に寄ってるようです。

落としていた仕掛けを巻き上げ、ヒットポイントをかすめるようにカヤックを掛け直します。


そして落とした仕掛けが!

着底と同時に!!!




根掛かり。。。


しくしくしく。


どうしても外れません。

仕方なく切ろうと思い、飲み物用のペットボトルにPEラインを巻き付けていくと

ツルっと手が滑りペットのキャップをラインがかすめた瞬間、

ぷち。

悲しすぎます。

道糸の半分を失ってデカタイラバともお別れして、中深海は強制終了となってしまいました。


しくしくしく。


んでもね。

岸に向いて水深100m程のところまで戻った途端に

びゅぅ~

風が吹き、ウサギが飛び始めます。

沖に居る時から遠く沖の方から風がやってくるのが(そんな海面が近づいてくるのが)見えてたのでバウを岸に向けてたのですが。

風はオンショア。

そのままどんどん岸に流され、中深海だけぢゃなくてカヤッキングも強制終了です。




波打ち際が波で賑やかになってたのでちょっと手前で飛び降りて、おかげで乾きかけてたお尻がまたずぶ濡れになったけど着沈の心配なく無事に大地に戻ってきました。


海上、3時間の短い現実逃避でございました。



車まで浜が広くて遠いんですが



落ちてた丸棒をバウのハンドルにこうやって掛けると引っ張るのがすごく楽になります。



んで広いわりに



あんまり拾うゴミが落ちてないのは素晴らしい。





そして本日の嬉し悲しい釣果。




アカムツ、嬉しいけどあそこで根掛かりしなかったらもう一匹獲れてたかも、と思うと残念ですな。


またリベンジの種を植えてきてしまいました。。。


  


Posted by はなたく at 01:37Comments(0)カヤック 釣り

2017年05月27日

ぷかぷか176。

先週のお話し。

土曜日は子守で浮けず。

日曜日、どこ行こうかなぁー。

と、LINE。

 「久々に、いかが?」

ハチさんから。


ってことで5月21日。

暗い内から準備じゅんび。




超、久しぶりなホームゲレンデ。

久しぶりな時点でHGぢゃない、って話もありますがとにかく出艇時の急斜面がドキドキなココなのです。


そして久々の日の出前出艇、勝手知ったる右の海に出ていきます。


今日はタイラバメインな予定だけど、アジサバ系の味も恋しいので



ジグサビキならぬタイラバサビキ。


ハチさんより一足早く出艇しいつもの場所をひと流ししますが。。。

魚探 シーン 。

なんにも映りません。

お魚さんが居ないような。


漕ぎ戻ると、ハチさんが出てきたので並んで流しますと ・ ・ ・

  「うわっ! なんだぁ!! めっちゃ走りますっ!」

叫び声が聞こえ振り向くと



めちゃめちゃ竿が曲がってます!

そしてドラグが止まらない音が聞こえてきます。


しばらくすると、止まったみたいでゆるゆると巻き取りに掛かってますが。

  「青物?」

  「かと思ったんですが、最初だけであんまり走らない。 んで、鯛みたいに叩かない。」

そんなこんなで無事ネットイン!

ハチさん、いいサイズおめでとうございます。

確かに、青物でもマダイでもありませんでしたね。



さて。

私の方は、まったくお触りもなく淡々と時間が過ぎていきます。

ちょっとづつ流されながらポイントを変え、落としては巻き落としては巻き。


数百m流されたところで

  ピクン


なんか来た。

めちゃめちゃちーさい。

んでもまぁ、



退屈だったんで遊んでくれてありがとー!


さいならぁ~。





・ ・ ・ 。



近くに浮いてたハチさんに声掛けて

  「ちょっと大きくエリア替えますねぇ。」



潮上に向かって流された倍くらいの距離を漕ぎます。

いつもは、私のニモ2+1よりも速いハチさんのアングラー410ですが、今日は大きなのをストリンガーでつないだままなんで私の方が速い。

お目当ての場所に着いて艇の方向を反転させるとずっと遠くにハチさんの艇が浮いています。
(・・・私のが速いというよりも反応目がけて落としながら漕いでるな、さては。)


まぁ、いいや。

ところでお目当ての場所に着いた瞬間に魚探が騒ぎ出します。

すぐ、落とすと。

おおよそ60m程の水深なのに思ったより早くラインが止まります。

ん?

と思った途端にラインがユルユルと出てまた止まる。

ん?

なんかキタ?!

クラッチOffのままサミング状態にしてスプールを止め、竿をそっと上げてみると


びびびびびびっ

あ、サバ。


一発でそれとわかる細かい振動が伝わります。

んだが、重いんだけど走らない。

ホントにサバ?!


んでも、この細かい振動はサバだぁね。


巻きまき。

な~るほど。



3つ付いてたから走れなかったし重かったし、でもビリビリとしてた訳ね。

すぐハチさんにLINE入れます。

  「サバ3」


ハチさん合流。

さっきと同じ所を同じように流しますが、お互いに沈黙。

はぐれサバだったのかね。


そして凪ぎナギなマッタリ感が漂い始めます。

そこで、私は赤いけどノドの黒い美味しいヤツを狙いに沖に向かい、ハチさんは青い羽の生えた美味しい赤いヤツが住むマンションにと、別れて狙ってみます。



漕いでこいで、海釣図眺めながらおおよそ200mくらいの水深にたどり着き



サバ冊タイラバを落としてみますと。


着底してひと誘いめに

ククン

と小さな

FISH ON!

最近慣れていたドンコでもシロムツでもありません。

でもノドの黒い美味しいアイツでもない気がします。

そして小さい。。。


で巻いて巻いて揚がってきたのは茶色でもなく白でもない赤い魚体!



はい、同じようにノドは黒いけどクルクル目玉が可愛いあなたでしたか。




ユメカサゴはいつでも元気なのでそっとリリース。


その後も、忘れたころに

ポツリポツリと



なんとかキープできるサイズのユメカサゴが続きます。

いろんな水深を流してみたのですが、どうやらアカムツは居ないみたい。


ハチさんも芳しくないようです。

ゆっくりとバウを岸に向け、今まで流していないところを通りながら帰還しましょう。


100m程の水深に戻って一度漕ぐのお休み。

休憩がてら、落としてみます。


とハチさんより入電。

 「先揚がります。ゆっくり片付けするんでごゆっくり。」

見ると、赤いカヤックが岸に揚がっていました。

 「こちらも、打ちながら帰りますねー。」

返信した途端に、竿先が

ぴくん

とお辞儀。

なんかキタ。

ほんの最初だけプルンと引いて、後は重いだけ。


あーカサゴか。

でもこの深さだから



ウッカリカサゴでございました。


針外して、仕掛けをポチョン。

絞めてエラ切ってストリンガーにつなぐと、またまた

ぴくん

またキタ。



中深海で使うんでだけど、自分の頭よりもデカいタイラバに喰ったの?!




さ、帰りましょう。




着岸。

今日も無事に大地に降り立ちます。

っていうか、波打ち際が急角度過ぎ!

カヤック降りてから引っ張り上げるのにヘロヘロになってしまいます。

はぁはぁ。






車までカヤック引っ張りながらゴミ拾おうと思ったら、全然、落ちてない!

いいことですね。

でもまぁ、沖ですくったのも合わせて獲物ぶんのゴミ拾いはできました。








本日の小物いじめ。



サバは細いし、全部小さい。

贅沢言っちゃいけませんが。

ま、懲りずに出ていればいつかいいときもあるでしょう。


ところでハチさん、タモで拾った鼻先のとんがったアイツのお味はいかがでしたか???

また、ご一緒お願いしますねー!

  


Posted by はなたく at 18:14Comments(0)カヤック 釣り

2017年05月24日

ぷかぷか175。

いまさら、GWの話なのですが。

水遊びのあと夜中ドライブして無事自宅に到着し、飯食って寝てまた車中の人となります。


さすがに、眠いですなぁ。

5月6日。




5:30頃、海上の人となります。

今日は、凪なぎ!




でも御山は絵にかいたような傘をかぶっています。




これから天気悪くなるらしい。

さっさと釣ってさっさと退散しましょう!


んで、今日はこれ。




このあいだ、アカムツがタイラバとエサで釣れてくれたので今日はジグでサイズアップを狙います。


あ、それと。

いつもとコックピットの景色がちがうでしょ?!

いつもはこれ。



タックルBOXが黒いんですが、右の角がいつのまにやら割れてしまっていたので蓋だけピンクに変えてみたのでした!


さて。

前回釣れた場所まで一気漕ぎしてバタフライウイング160gを落とします。

相変わらず着底まで長いですが気長に待ちます。

しばらく落としてはシャクリ、落としてはシャクリを繰り返しますが一向に当たりがありません。


それでも飽きもせず1時間半くらいシャクってましたが。

さすがに、ポイント変えようかなと思った矢先に


ぷる


なんか来た ・ ・ ・ かな?

聞いてみますが、まったく引かない。

間違いかな?

落としてみますと普通に着底します。

やっぱり間違いだったのね、とシャクルと僅かながら重いような気がする。

200m近くラインが出てるので微かな変化なのか、いや変化ないのか?


ま、巻いてみます。










付いてた。

ちっこい。

しかも、スレ。。。

リリースできないんでクーラーに放りこみます。


その後、ポイント移動しながら1時間ほどシャクりますがまったくダメ。


もう、こうなったら。




サバとタイラバに頼りましょう。

落とします。


タイラバは前回と同じ250gなのでさっきよりは早く着底します。

んで、底取った途端、


ぷるる


小さなちいさなあたり。

聞いてみるとわずかに竿先がぴくぴくしますな。

落としたばっかりなのに。

巻きます。





ふうふう言いながら揚がってきたのは、




白いヤツが2つ。

落として揚げるだけで20分掛かります。



また移動して。



今度はちびユメカサゴ付きで揚がってきます。

ユメカサゴは、相変わらず元気なのでそっとお帰り願って。




また移動。



どこ行っても、こいつしか喰いません。


飽きた。


写真じゃ判り難いですが、水が汚い。

潮目は赤潮だし、海中にもモロモロしたものがいっぱい漂っています。




運転続きで眠いし、



帰還。

他に出られていた方々も帰ってきます。

あまりよくないのかなぁ、中深海より浅いところも。





片付けしてカヤックを車まで運びながら、獲物一匹ゴミ一個。



あかぁ~ん。

イマイチ、ぱっとしませんね。




本日のぱっとしない釣果。



ちびっこいじめになってしまいました。。。

赤いの、思ったようには釣れてくれません。

ま、またいい時もあるでしょう。




でもね。

これはこれで



美味しくいただきました!

シロムツの一夜干し。

ちょうど家族分釣れたのでよかったよかった。

淡泊ですが、悪くないですよシロムツ。

でも、やっぱり赤いのがいいなぁ。
  


Posted by はなたく at 00:28Comments(0)カヤック 釣り
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