はれわたる！

  

ＧＷの風予報を見てみる。

5月１日と２日は子供達が学校と幼稚園。

父は自由に遊べるが。。。

風予想では、4月３０日が一番の凪ぎ。

1日、2日とどんどん風が強くなる予報。

３０日に行くしかない。

でも、できるのは９時が限界か。

遅くなれば風が出始める予報。


となれば、早く布団に入ろう。

いつもより1時間ほど早めに就寝。


―　○　―　○　―　○　―　○　―　○　―




3時合わせの目ざましに反応はするのだが、相変わらず動き出しは鈍い。

ともかく、車を走らせる。

今日は、そろそろと思える、浅場でのアオリ狙い。
アオリは無理でもコウイカなら何とかならないか。

車から浜が近く、今日は漕ぐ前に大汗をかかずに済む。




今日向かおうと思っていた場所は、岸からはほど近い。

ただ、出艇できる浜からは地図上では1.5~2ｋｍ。

頑張って漕がねば。

魚探のＧＰＳに拠れば時速４ｋｍほど。

たまに５ｋｍ／ｈを超える。


途中、航路を横切るので漁船待ちをしたりしながら３０分。
ようやく予定ポイントに着く。

が、まずはどちらに流れるか。

風はほぼ無風。

漕ぐのを止め、GPSとにらめっこ。


やや岸寄りに流されるらしい。

もう少し沖目に漕ぎ、パラアンカーを投入。

０．３~０．５ｋｍ／ｈぐらいで流れ始める。




波もそれほどない。

スクイッドシーカーを投入。


水深は、いつもの１／１０ぐらい。

魚探にはフラットな海底と時々１ｍぐらいの切り立った影が映る。

多分、ホンダワラの類の海藻ではないか。


海藻が映る直前に、魚探の　”　フィシュアラーム　”　が煩いほど鳴る。


フラットな場所でも時々。

根のような場所では必ず。


岸からは良く見ていて知っている場所だが、浮くのは初めて。

魚影が濃い。


３流しめ。

予定していた場所はもう少し岸の近くなので岸寄りに漕ぐ。

岸壁は10ｍおきぐらいか、釣り人が竿を出しているのが見える。

投げ釣りの錘は絶対に届かないくらいの場所で、２しゃくり。

ステイ。

１０秒ぐらい経って、しゃくり。

！

重い！

でも、ジェット噴射が無い。


半信半疑、でも緩めることなく一定のスピードで巻いてくると水面が割れ白い足が目に入る。

よしっ！

ただ。

小さい。


やさしく、ネットイン。



７時。

そういえばこのネット、これが入魂になる。

ネットに入ってから、やっと事の重大さに気付いたか？
小さなアオリはしきりにジェット噴射を繰り返す。

この調子で連続で。。。



―　○　―　○　―　○　―　○　―　○　―



そうはいかない。


ティップラン。

ではなくてティップが入るのは判らなかった。

次はティップが入るのをしっかり確認したい。


しかし、何度か流すが何事も起きない。





時間も限られてるので餌にチェンジ。


魚影の濃さに油断したか。

すぐに根がかり。

カヤックが流されるので地球に対してドラッグが出る。

波によっては竿が折れてしまう。


あわてて漕ぎ戻り、根の真上でしゃくると、一瞬の手ごたえの後、すっと外れた。




黒いケースに反射して判り難いが針先が空を向いている、その先にうろこが２枚。


ちょっとやる気になって流すも、すぐにまた根がかり。

根がかりを何度か繰り返すと、

今度はメインラインから切れた。



ふと気付くと９時を回っている。

そういえば、もう一本の竿から風鳴りが聞こえる。


周りを見渡すと、結構波も出ている。


（写真では分かりづらい）


今日は、終わろう。


岸沿いに、帰途につく。


途中、波が高く、船底に設置している魚探の振動子が宙に浮くのか、魚探の海底表示がノイズのように途切れる。

とても、写真を撮っている余裕はないので必死に漕ぐ。


岬を回り込むと背中からの追い風。

そして波も。
それまで波と平行に漕がざるを得なかったが岬を回り込んだことで波と直角になった。

ホッとする。

すぐに着岸。


今日も無事に大地に足を置く。


今日の獲物は、久々のお持ち帰り。



かなり、小さいが。

カヤックでは初物なのでありがたくキープした。

そういえば今年のイカの初物でもある。

岸からの方が効率は良かったかもしれないが、釣れたのだから良しとしよう。


また。

そのうち。

  

ＧＷ２日目。

ついに本番の日。

これです。




そして、一向に練習しない奴ら。

家で合宿して以来、練習姿を見かけた事は一度もありません。。。


それでも、本番はやってくるのです。


ゼッケンもらって。
小さい方がうちの娘。右のお友達も　"合宿"　には来ていました。

もちろん悪ガキも。


黒い方がうちの悪ガキ。

小学生たちのスタートって３ｋｍだし出遅れたらおしまいなような気もするのですが、


なぜか最後尾を走っています。。。





お姉ちゃんはそれでもまじめに走ってますが

弟は横向いて舌出してます。。。




ま、なんとか完走はできたみたいで。




走り終わっても、全然ダメージ無い。。。

もっと。

走れたんとちゃいますか？


・・・なんてことは、メタボな父には言えません。。。

完走できただけで、偉かった。

来年は中学生なので５ｋｍになりますね。


来年も走るのなら。

合宿は、自分たちで完結していただけるとありがたい気がします。


でも。

相手にされないと寂しいかな？


兎に角、今日はがんばった！

お疲れ様。

父が夜中こっそり釣りに行く時にも

起きないようにぐっすり眠って下さい。

  

３時半にあわせておいたのに。





なぜか動き出したのは１時間後。


・・・２度寝ってやつです。


駐車場に止めた時にはすっかり明るい。


準備しながら海みると。。。


波、ダバくらい。

濁ってます。。。


比較的、波のなさそうなところに入りますが、、、




波足が長くてやり難い。



５００ｍほど歩きます。




３００ｍほど沖にブレイクがあり、その手前側はヨブになってる感じ。

でも。

ニゴニゴ。


ヨブの中は西に流れます。

それほど激しい流れではなくて、正面にキャストしたＳＰＤが５ｍほど西側から帰ってくる感じ。

ＳＰＤでもボトムノックすることはなくて水深もそこそこ。



アングラーは遠くに３人。



５時半すぎるとサーファーの方々がわらわらと集まりだします。

濁ってると釣りするのげんなりしますが、サーフィンするのはげんなりしないんですかね？
においとか。

写真撮り忘れましたが、私のリールのライン、白なんですがコーヒー牛乳色になりました。



いろいろ試してみますがたまにニラが付いてくるくらいで何も起こりません。



サーファーの方々は沖のブレイクまで行ってます。

そのはるか沖、漁船は一様に西に向かって航行中。

目の前を２０隻ほど通り過ぎた所で、




今日は終わりにします。

浜に居たのは丁度１時間くらい。

でも、ほぼ１００日ぶりくらいのホーム？のサーフは濁りさえ取れればいい感じだと思いました。


車に帰ってウエーダー脱いだら。。。



穴あいてやがる・・・。


でも冷たくないのはすっかり春なんですねぇ。