› はれわたる! › 2019年07月

  

2019年07月28日

涼みにGO! 結果も涼しく。。。

台風だか熱低だかよく判りませんが、週末のお楽しみを奪うとはふてえ野郎だ。

野郎じゃなくて女性ですかな、豪雨や暴風は。

てなことを書くと差別だなんだと言われてしまいそうですが、近ごろの草食系な男の子の仕業にも思えませんな。

・・・近頃の、なんて書く年代になってしまったオヤジの戯言なので突っ込みは無しで。


さて。

ヒステリーのおかげで海には行けない。

朝から糸巻いたり、リーダー結んだり、ウエーダーの修理したり、やることはあるんだけれどやっぱり釣りに行きたいなぁ。


先週のお話。

金曜日に残業しながら天気予報をながめると、土曜日は久々に雨止みそう。

荒れた後だけれど何とか出られそうな。

ってことで翌日気持ちよく出かけるためにも週内にやらなきゃいけないところまでボチボチと仕事をしていると

  「明日、天気次第なんですが、自治会の草刈り終わったら出撃しますが、もしよかったらいかが?」

同じく居残りお仕事してた同僚のWさんからお誘い。

以前よりご一緒させて下さいーってお話してたので

  「では、草刈り次第で出発時間を連絡ください!」



土曜日、朝っぱらから釣具屋に飛び込み、足りないものを5分で買い揃えて車中の人となります。

途中でT先輩を拾って3人でズンズンと進みます。


某所。

到着。

既に、時刻は12:00を回っております。

準備して、涼みに行きましょう!



もの凄く久しぶりの渓流です。

気持ちいい!

T先輩とwさんはスプーンで、ワタクシはひとまず手持ちの渓流装備のミャク釣りです。



雨の後で割と水量がありますが、3人で釣りあがるには若干無理がありますかな。

それでも右岸と左岸に分かれ、それらしいポイントを順番に打っていきます。


家の周りではようやくクマゼミが鳴き始めたというのに、ここでは既にヒグラシがカナカナと奏でます。

気持ちいいですなぁ。


・ ・ ・ という気持ちとは裏腹に全く釣れません。

お二方にも。

ほぼ、チェイスがないとのこと。

そしておそらく25年ぶりくらいの渓流で根掛かりとか蜘蛛の巣攻撃とかなんだかんだでひたすら針と糸を結ぶ作業に追われるワタクシ、糸を垂れている時間はお二方の半分くらいだな。。。

んで、



釣れるのはアブラハヤばかり。


場所移動なんかもしてみましたが、結局3人ともお魚のお顔は拝めずでございました。



しかし、学生時代に一緒に四国や北海道を旅した渓流竿が未だ現役とは、我ながら物持ちが良い。

今度は、いろいろと修正点を試してみて、一匹くらい釣ってみたいものです。

とっても涼しい結果に終わってしまいましたが、渓流、ハマりそうな予感。
  


Posted by はなたく at 01:58Comments(0)釣り

2019年07月24日

ソウダガツオをなめてました。

恐らく初めて釣ったと思われるヒラソウダ。




” 恐らく ” というのはソウダはおかっぱりから何度も釣ってるのとカヤックからもミニチュアは何度か釣っていて、おかっぱりで釣れたのはたいして美味しくなくてミニチュアは全部リリースしてるのでよくわからないからなのです。

で、おかっぱりから釣れたのは多分マルソウダだと当時判断してたので ” マルソウダ=たいして美味くない ” と刷り込まれております。

さて。

今回のはヒラソウダだと思いたい。

時々釣ってたのとは見た目が違う気がするからです。

で、WEBの魚図鑑をいくつかはしごして調べてみます。


<特徴その1>
エラの上の黒い線が背中の黒いところまでつながらない



ふむふむ。


<特徴その2>
第一背ビレの後ろでウロコが糸状になる

第一背ビレの後ろで、、、


ウロコが糸状に、、、


なってるねぇ。


これはヒラソウダですな!




見た目は身がはちきれんばかりのパンパンです。


カツオは難しそうなので、まずは簡単なのから。



カイワリ。

高確率でお住まいですな。



ご夫婦で。

お子様(卵)もいっぱい。

しかし、こんな小さな宿り親に成虫が住んでるとは驚きです。

おちおちご飯も食べられないんじゃないの、口の中を占有されると。

ひらく。




皮引く。



アジの類は、手でベリベリとめくれるから簡単でいいね。

ゼイゴも皮ごととれちゃうし。



ラップしましょう。


次。



アヤメカサゴも。


次。

マダイ。

これは血抜きからです。



しっぽ切って、庭に出ます。




庭の水道、草まるけ。

ちびまる子ちゃん、ぢゃありません。

まるけ。

遠州弁で草だらけという意味です。

何十年か前に会社入ってこちらに引っ越してきたとき、泥まるけだったか油まるけだったか何まるけだったか忘れましたが初めて聞いて笑いをこらえたのを思い出しますな。

で、草まるけ。

撮影の邪魔なので適当に草を抜く。



釣ったときに血抜きするために開けたエラ膜の穴にホース突っ込んで、ジワリと水を出すと



じわ~っと血が出る。(草、邪魔。)

釣ってから一日置いてしまったので血が黒くてあんまり出ない。

丁寧に時間を掛けて血抜きしていると水圧で膨らんじゃった。



出目金。




ひとまず、血が出なくなったのでまた台所に戻ります。




3枚におろします。



背骨に沿った血管からは血は完全には抜けてないのが判りますが、まぁ、いい。

熟成させるわけじゃないからね。



半身の背身と腹身、ラップします。


で、ヒラソウダです。



堅いウロコを剥き身にします。




なんとなくウロコが無くなったら、背びれに沿って左右に包丁を浅めに入れます。

堅いウロコと皮を断ち切るだけ。



しっぽもって吊るしながら背ビレと一緒にヒレの骨を引っぺがします。




丸々と太って、美味しそうな予感!

3枚におろします。



半身の腹身と背身。

カツオなんで血合いが大きい。

血合いだけ削ぎ取ります。



下の二つが削いだ血合い。

この血合いは、捨てませんよ。

適当に切って



塩振って



ゴマ油で和える。



これね、食べる直前に作ってくださいね。

知らずに、前もって作って冷蔵庫で寝かせてたのです。

いざ食べるときには、色が黒くなって、変な渋みが出て全く美味しくなかった。

でもね、作った直後、味見したらびっくりするくらい美味しかったのですヨ。

実はこれ、知り合いの居酒屋で飲み会があったときに本ガツオの血合いのごま油和えが突き出しとして出てきて、それがめちゃめちゃ旨かった。

いつか、カツオを釣ったら作ろうと思ってたので本ガツオじゃなくてソウダだけど見た目と味の記憶だけで再現してみたのです。

で、作った直後のつまみ食いであの時の味が蘇りました!

なので食べる直前に作るのが吉です。


戻ります。


背中の皮は堅いので引く。



この写真、伝わりますかね?!

黒いところは皮目ですが、白っぽいところ。

皮を引いた身の方は赤身が露出してるので皮の引き方が激しくヘタクソなの、見えみえですが皮に残った白っぽいところは全部、脂です。



包丁が脂でべたぁ~っとしてるの、判るでしょ?

滅茶苦茶、脂のってます!



全ての半身を包みます。

上からアヤメカサゴの半身、カイワリの半身。真ん中上がマダイの半身、真ん中下がヒラソウダの半身の背身、一番下がヒラソウダの半身の腹身皮付きです。

このまま冷蔵庫へ。

ここまで来て、なぜ皆、半身なのか?

それは、さばいてるときにたまたま嫁様の姉ちゃん=義姉が家に遊びに来たので全く同じラップ包みをあげちゃったからなのです。

嗅覚、冴えてます義姉。。。




頭や、腹骨のすいたの、カマもまとめて冷蔵庫へ。


さて、晩御飯。



アラの類は全部グリルへin。

焼けたら



出汁と




汁の身。


マダイを



刺身に切ります。


カイワリも




アヤメカサゴも



白身のお魚が旨そうなのは



いつもの通りなのですが、

これ!



ヒラソウダ。




旨そうです!


腹身は、



ファイヤー!

動画でお楽しみください。



脂がバチバチと燃えて、もうね、いい香りが立ち込めてヨダレ、じゅるじゅるです。






旨そうでしょ!




潮汁に三つ葉を浮かべたら、完成です。

さぁ、食べよう。




手を合わせて、いただきます。




カイワリ、美味いに決まってます。

釣ったアジ族のなかではシマアジとどっちかなぁ?ってくらいに旨いです。

アヤメカサゴも





マダイも甘くて美味しい。

だけど、ソウダガツオをなめてました。



生姜とネギとミョウガとまとめて口に放りこむと

脂がじゅわっと口に広がって、モチモチの食感のあとで薬味のシャクシャクした歯切れ、そして香りがサッと舌を洗ってくれます。

ヒラソウダ、生臭み全くない。

赤身の濃い味が下手なマグロなんかよりも圧倒的に美味しくてずっと噛んでいたくなります。


そのうえ。



炙りの芳ばしさときたらもう、たまりませんぜ。

これはもう、ガツガツと喰うしかありません。



あっという間に食い尽くされる。

それに引きかえ漬け込んだがゆえにあんまり美味しくなくて残っちゃった血合いが悲しい。


ってことで、激しく感動したのでした。

また釣りたい。

強く思うのでありました。

ご馳走様でございました。  


2019年07月19日

ぷかぷか246。 ひとまず、最後コラボ。

2019/7/13。

梅雨空の中、ようやく浮けそうな天気予報となりました。

皆で出かけましょう!




夜明け前にゴソゴソと準備します。

今日は、シュレックさん、まちゃさん、ハチさんとハチさんゲスト、ワタクシの5人4艇?5艇?で浮きます。

シュレックさんのスレイヤープロペル13は写真の奥の方で隠れて良く見えません。

まちゃさんのマコ12インパルスドライブは手前のオレンジの艇。

いずれも足漕ぎカヤックなので行動範囲が広い。

んで、ハチさんは今日は青いJ-FORCEカヤックスアングラー270のカタマランで出動!



2馬力積んで楽々やね。

ってことで手漕ぎだし一番艇速の遅いワタクシは一番乗りで出ます。

どうせ後からぶち抜かれるんでね。


漕ぎこぎ。

めっちゃうねっとる。

このあいだ来た時もウネリでNARIが早々にダウンしたけれど、今日も負けず劣らずうねってますなぁ。

風は無いけどね。。。


最近、何とかの一つ覚えでこればっかり。



TGベイト。

まぁ、なにかと連れて(釣れて?)来てくれるんでひとまず最初はTGを落とします。

風がオフショアなので少し浅いところから沖に流されていく作戦。(ていうかただ流されるがまま。。。)



着底からユルユルと巻いてくると

ぷるる

と、当たり前のように

FISH ON!

でもねぇ、大きくない。

そんで引かない。

途中から重くなる。

ミニチュアのカサゴかなぁ。。。






違いました。



おめーさんかい。

さいなら。


その後、2投2連続でおんなじサイズのサバフグが遊んでくれます。

おんなじ個体だったりして。


また落として、今度はあたらない。

そのまま中層までゆっくり巻いてくると

ググン



FISH ON!

明らかにサバフグじゃない。

サバかな???

でもね、高周波のビリビリが伝わってこないんです。

そんなにむちゃくちゃ大きくは無いけど巻いてくると走ってよく引きます。

ペンペンかな?

姿が見えてから艇の周りを走りまくります。






3回くらいタモ入れに失敗したけどキャッチ!





ソウダちゃんでした!

この時点でマルソウダかヒラソウダか判りませんでした。

何回見分け方を調べてもすぐに忘れてしまう。

おかっぱりから時々釣れてくれたマルソウダガツオは小さくてあんまり美味しくないんで、正直なところせっかく釣れてくれてもあんまり嬉しくないなぁ。

でもまぁそれよりはずいぶん大きいし、なんとなく釣ったことのないような雰囲気を醸し出していたのできっとヒラソウダに違いない!と思い込むことにしました。

なので、キープ。

エラ切って艇べりにつなぐとエライ勢いで血がでます。

エラを切る、というかね。

サバでもイナダでもそうなんですが、青物は左右のエラに挟まれた下側にある心臓の、すぐ真ん前を喉笛を掻き切るようにハサミでバッサリ切ると勢いよく血が噴き出すので血抜きは楽ちんです。

心臓ポンプ。

昔TVで漁師さんがそうしてたのを見て真似しています。


さて。

出艇してから30分程で立て続けに釣れ続いてちょっとだけ間をおいて



またサバフグに遊ばれる。

ちょっと移動かな。

漕ぎこぎ。



パドリングしていると進路にゴミが漂ってたので



獲物を一匹キープしたことだし拾っておきます。





んでまたすぐ



あのね。

めちゃめちゃ活性高いね、サバフグの。

TGベイトが好きなのかね???


ちょこっとだけ水深が増したのとサバフグじゃないのが釣れてくれないかと変えてみます。



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ひさびさに使います、バックドロップの130g。

使いやすくて大好きなのですが、近所の釣具屋さんが閉店してしまい実店舗で売っているお店が近くになくなったもんだからロストすると悲しくなるので最近は使ってませんでした。



落として着底からのひとしゃくりで

ぶるん

と何かが喰いつきます。

よく知った引き方。





・ ・ ・ 。

またちょっと深くなったんで

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160gに変えて落とすと、小ぃーさい。




アヤメさん。




背ビレに針さして、海底でリリース。

その後音沙汰なし。

一時間以上、彷徨いさまよい、インチクに変えても



アヤメさん。

さっきよりちょいとだけ大きいかなぁ。



深場はあまりにお魚が居ない感じなのでお土産キープに走ります。

すぐ釣れるでしょ?!

浅いところまで漕ぎこぎ。



まぁ、釣れるけどね。。。



これまた小さい。




バイバイ。

お土産キープのはずが、小さいのが一匹釣れただけで全然あとが続かない上に



根掛かりでタイラバを持っていかれたんでアカハタ釣りは一旦止め。

すぐお土産できるはずだったのになぁ。。。



飯食って、ごく浅いところから離れ、また広いところに漕ぎ出します。

もう5時間経ってますが釣果が冴えんなぁ。

漕ぎこぎ。


40mくらいのところをふらふらしてると、カヤックの下を鮮やかな青い影が横切っていきます。

1mくらいありそうなシイラ、綺麗です。


またTGに戻して巻いてると

ゴゴン



FISH ON!

やっと魚らしい引きです!

あいかわらず小さいけどね。。。







塩焼きサイズ。
(お刺身で食べたけどね)

すぐに絞めます。




ほんでまた、一時間くらい彷徨います。

釣れん。


と、今日一のベイト反応!




すかさず落とすと

FISH ON!

これまた、とっても小さいけれど小気味よい引きです。





カイワリ。

美味しいし、カイワリならこのサイズでもキープですかな。


流れるがままに



小さなあたりも逃さず巻いてると、また違う浅場に流れ着きます。

こりゃまたお土産を仕入れないと。


小さなジグを根の隙間に落としながらフワフワ誘うとすぐに

FISH ON!






バイバイ。


また落とすと

FISH ON!





バイバイ。


んで

FISH ON!





バイバイ。


釣れるにゃ釣れるけどね。。。


気付くと、シュレックさんからあがるLINEが入っていて、ワタクシもあがりましょう。

漕ぎこぎ。






着岸。

写真忘れ。





本日の浜掃除。



今日は、いっぱい遊んではくれたけどあまりにコビトが多かったんでキープ分だけね。





本日のミニチュアな釣果。



頑張ってというか惰性で9時間も糸を垂らしてた割には慎ましい釣果でした。


そんなことより、ひとまず、最後のコラボ釣行となりました。



シュレックさん


最初にお会いしたのは、まだ静波にバイキングカヤックダイレクトのお店があった頃なので2013年か2014年か。

第一回カヤックフィッシングジャパンカップの前夜BBQの時かなぁ?

以来、事あるごとに御一緒させていただいて、釣り合宿したり、にょろにょろの穴場を教えていただいたり、貝掘り行ったり、タコ釣ったり。

900kmも離れた豊穣の海のそばに転勤されるのは、ある意味羨ましくて仕方がないけれど簡単には一緒に遊べなくなるのは正直、寂しいなぁ。

まぁでも、遠くまで釣りに遊びに友人に会いに行く口実ができると思えば、そこは楽しみでもあります。

また、是非、一緒に遊びましょう!

思い出の詰まったこの海に乾杯!
(ワタクシは下戸だけどねぇ・・・。)  


Posted by はなたく at 02:15Comments(0)カヤック 釣り
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