› はれわたる! › 2019年03月

  

2019年03月26日

やっぱり、美味いねぇ~!

先日の海の恵み






マハタです。

有難くいただきます。




イトヨリはそうでも無いですが、ハタ系はヒレが鋭いのでケガする前にハサミで切ってしまいます。

ウロコ、細かいので大変ですが丁寧にとりましょう。



イトヨリはウロコ引くの簡単だけどね。


では、順に。




ワタクシの場合、下あごとカマ部分をきりはなしたあとエラの周りの膜をぐるっと切って、エラのアゴ側と頭側の付け根も先に切ってしまいます。

エラの周りが全部離れた状態。

そうしておいて、カマ部分を左右に切り分けてお腹を逆包丁で開きます。



こんな感じ。

カマ部分を切るとき、特に左右の腹ビレの間を切り離すのが堅いので大変ですね。


そうしてエラを掴んで内臓を抜きます。



できるだけ、腸を傷付けないように。

雑食のお魚は特に注意!

臭いで昇天してしまいますので。

マハタは臭い無くて大丈夫ですね。


エラの下に心臓と




肝。




裏返すと、胃袋があります。




エラと胃袋がつながってるのでできるだけエラに近いところで切り離します。

胃袋、いっぱい食べたいからね。




胃袋開いて洗う。



オバQみたいになっちゃった。

胃袋は空っぽでした。


血合い部分とか、きれいに洗ったら、さばいていきましょう。






3枚におろして、



マハタとイトヨリの片側の背身だけ冊にとり、残りは皮付きのまま切り身にしました。

あ、イトヨリは2枚おろしで骨付きのままほうはブツ切り。


冊の皮引きます。




うへぇ、ヘタクソ。



皮引いた冊はラップに包んで冷蔵庫へ。

冊にするときに血合い骨は腹身(皮つき切り身)に残しておいたのでこちらは骨無し、お刺身用。

ヘタクソで身がいっぱいついた皮と胃袋たちの処理しましょう。

お湯を沸かして



皮。



イトヨリの皮は薄いのでサヨナラしましたが、ハタ系の皮はゼラチンでぷるぷるなので



さっと湯がいて冷水にとります。

次は肝。



こちらも表面だけさっと湯がきます。

心臓と



胃袋は



しっかりと火を通します。



冷水って言っても浄水器通しただけの水道水ですがっ。

胃袋だけは流水で表面のモロモロしたのを洗い流します。

内臓、全部冷蔵庫に。


と、ここで外出してる嫁様から入電。

  「今晩は、子供会の引継ぎで晩御飯の準備ができません。。。」

あ、そうですか。

んじゃ、全部ワタクシが準備するしかないのですな。

(毎日まいにちご飯作ってくれるの大変ですな。感謝・・・と思いつつも)
ヤレヤレ。

お魚は処理だけして2,3日熟成させてから頂こうと思ってたのですが、明日から春休みの高校生(と卒業生)たちが2日間出払って居ないって言うし今晩このまま、お魚にしますかねぇ。


では。

ネギです。



葉っぱ切って、白い部分は





白髪ネギにします。

ショウガを刻んだら




ネギ葉っぱを開いてペタリペタリ。



で、お魚をどかどかと並べます。



マハタは背骨の上に切り身並べる。

わざわざ三枚におろしたのは、あとで取り分けやすいようにするためなのでした。

そんで、お魚の上にもネギの葉っぱ。



ショウガも散らします。

鉄板の溝に



お酒を流して、蓋をします。



この蓋、左から蒸気が入るようになっておりまして、レンジにセットしたら



蒸し料理から「白身魚の蒸しカルパッチョ」を選んだんだけど、そういえば昔、火の通りがイマイチだったなぁってのを思い出してあとから鶏の蒸し料理を選び直しました。。。

で、レンジスタート!

蒸してる間に冷蔵庫から取り出します。



薬味を刻んで皮と胃袋の湯引きと肝も刻みます。



楕円皿、上から皮、胃袋、手前は肝のお刺身!

胃袋の横の心臓は、高1小僧に食べられてしまいました。。。


ラップに包んで再び冷蔵庫にお入り願います。


次。

小鍋にお酒。





みりんも入れて



湧いてきたら、ファイヤーっ!



めちゃ燃える。

落ち着いたら、お醤油と



これが大事! 甜麺醤。



お醤油よりも甜麺醤を大目に効かせます。

ひと煮立ちして



タレの完成。少し甘めの濃いタレです。

まだ蒸しあがらないのでお刺身切ります。




マハタとイトヨリ。



マハタは少し白みがかっていて



イトヨリは透明な感じ。



ラップして、冷蔵庫へ。


そうこうしているとレンジが PiPi PiPi PiPi っとできたよ~の合図。

慎重にレンジから出して



蓋を開けると、まぁ、なんということでしょう~!



無茶苦茶良い香りがたちこめるのです。

この香り、ヤバい。

我が家で一番大きなお皿を出して



慎重に盛り付けます。



鉄板には美味しいオツユがたっぷり出てるのでこれもお皿に流し込みましょう。

そんで、濃いめに作ったタレを



まんべんなく回し掛けます。



うまそ~っ!!!

でもまだ完成ぢゃないですよ。




熱々の煙が出るまで。





白髪ネギとショウガを載せたお魚の上から



ジュゥゥゥゥゥ~


ごま油のいい香りが、食欲、増しまし!



マハタとイトヨリの清蒸(チンジョン)の
完成ぇー!


とか言ってると、子供会の引継ぎから嫁様帰還。

んじゃ、晩御飯にしましょう。




清蒸、お刺身、湯引き、それとお味噌汁。

家族5人分取り分けて



いただきましょう!

先ずは、もちろんこれ!



マハタとイトヨリの清蒸。



この、ゴマ油で ” くたっ ” となった白髪ネギと一緒に頬張ると

ゴマ油の芳ばしい香りの後から、じゅわぁ~っと魚の旨みが出てきて、

皮目のぷるぷるとホロホロした白身がめちゃめちゃ旨いっ!!!

マジでね、滅茶苦茶美味いですわ。

子供たちがあっという間に取り分けたのを食い尽くして、お代わりするんでホントに美味しいのがよくわかります。

んで、イトヨリよりもやっぱりマハタが美味しいのです。

火を入れると旨みがグッと出ますよね。

随分前にも書きましたが、大好きな作家の開高健さんが香港だかでいつも清蒸を食べておられたの、よく判ります。

清蒸は、本当は中国醤油と紹興酒のタレなんだそうですが、甘みを出すのに甜麺醤使いましたが充分に美味しいですよ。

さて。

濃くなったお口直しには



ポン酢と薬味で胃袋の湯引き。

さっぱり、コリコリです。

皮の湯引きもクニクニとした食感で美味しい。

びっくりしたのはこれ。



肝ポン酢。

まったく臭みが無くて、コクのある滋味がワッと湧き出てきます。

ずっと口の中にとどまってほしい感じ。

うまいなぁ~。


もちろん、お刺身も




マハタもイトヨリも(ピンボケだけど)甘くて美味しいですが、やはり火を通したほうが旨み強いですかな。


しかし、まあ



とても幸せな晩御飯でありました。

合掌。  


2019年03月23日

浮けね。

風予報が良くありません。

どこ行っても吹かれそうな。

ハチさんと

  「どこ行きますかねぇ?」

夜のうちにやり取りして、なんとか風をやり過ごせそうな本当に久しぶりなところに行くことにします。



まだ暗い内に駐車場に到着すると、無風。

よしよし。


ハチさんも到着し、準備します。


とりあえず浜の降り口までカヤックを運んで、波打ち際を眺めていると





ひゅ~~~

唐突に嫌な風が吹き始めます。


ハチさんと並んでとりあえず風予報をチェックすると・・・

  「ダメですねぇ~」

予報が悪い方に外れたみたいです。

天気図的に望みありかと思って来てみたのですがね。。。


カヤックをその場に置いて波打ち際まで見に行くと




なかなかのデンジャラスなのがドカンドカンと打ち寄せております。

ま、タイミング計れば出られないことはないけれど



沖に居るプレジャーボートの近くでもウサギ飛んでるみたい。


すごすご。




カヤックに戻ると旗竿が、しなるぐらい風が強まっておりました。

こりゃ、あかんわ。

せっかくやってきましたが、準備万端でしたが、片付けましょう。


往復100km超の早朝ドライブなお話でした。。。

  


Posted by はなたく at 17:21Comments(0)カヤック 釣り

2019年03月21日

ぷかぷか233。 アマダイ釣りたいのにっ!

Kayak55さんのマダイダービー始まってたぁ~!

先週、滅多にないことに2匹もマダイが釣れてくれたのに、知らなかったんでエントリーできませんでした。。。

残念。



柳の下の泥鰌。

わかっちゃぁいるけど、ま、出掛けないことには釣れんでね。

ということで出かけるんですが、残念なことに先週の出艇場所は風予報が芳しくない。






3月16日。



いつもの場所です。


今日はハチさん、CROSSくん、NARIとワタクシの4艇、時刻は7:00前です。


んで、ハチさんが導入した ↓ これ。

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ワタクシもポチっとしてみました!



もちろん、ポチッた次の日に届いたのですが、



なぜか、封が切られてるっていうね。。。

高3卒業ダラダラ女子が、自分宛ての荷物と間違えたらしい。。。

ま、いいんですがね。

ペロンと蓋を開けてがっかりしたそうな。


ワタクシは、わくわく開封します。







家で、電源が入ることだけ確認しましたが、もちろん、一台では何の役にも立たない。



んで、浜です。

出艇前にチャンネルを合わせてハチさんと交信すると、まぁまぁよく聞こえます。

遮蔽物無しだと2kmくらい届くみたいなので海上で確かめてみましょ。





出ましょう。

漕ぎこぎ。


ハチさんとCROSSくんはあっち、NARIとワタクシはこっちに向かいます。



ひょっとして釣れてくれないかなぁと前回マダイを連れて来てくれた戴き物の

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で始めます。

まぁ、ここでの本命はアマダイなのですぐにエサ釣りに変えますがね。




TGポチャンと落として、ゆっくり巻きます。

すぐ隣でNARIはインチクを落として巻いております。



すこーし流れた20分後。

着底からノーアクションでゆっくりと20巻きくらいしたところで


ぷるん


うわっ、何か触った!?


でも乗りません。

すかさず、クラッチリリースしてTGを落とすと、おおよそ着底かな??と思ったところでラインが止まります。


ゆっくりタメて

おりゃー

と合わせると

ドカンと FISH ON!

15mほどフォールを追いかけてたのかしらん。

いい引きです!


ドラグは出ないけどゴンゴンと引き込み、その後ゆっくりと上がって来ました。








美味しいの、キタぁ~!



手尺で、40cmオーバーなマハタでした!

嬉しいねぇ。


バタバタと暴れるので締めます。



なかなか神経に入らなかったな。

アカハタもアオハタも簡単なのにね。


血管切って、艇側にぶら下げます。

マダイ釣れないけどマハタ釣れた。

お土産できて一安心。

こんなに早々に釣れてくれたら爆るんぢゃね??



早速、胸の赤い機械のボタンを押してみます。

  「来たよー!」

すぐに返信が入電。

  「何ですかぁ~??」

1km以上は離れていますが、鮮明に聞こえます。

  「マハタ」

  「・・・ マダイっ???」

  「マハタっ!!!」

  「※‘+:✖マダイ%&$・・・」

聞こえ悪いみたい。。。

写真撮ってLINEしました。


後から判ったのですが、丁度海岸沿いで道路工事をやっていて、工事現場の通信と混線していたようです。

途中、チャンネルも変えてみたのですが、また別の通信と混線したりして。

でもまぁ、意思の疎通はできるくらいには聞こえました。

そもそもは、天候の急変など帰岸すべきな時にお互いに連絡をとり易くするために導入したのですが、目的は達成できそうです。

漕ぎながら携帯取り出すの、大変ですもんね。

今日は、たまたま工事があったというだけの事です。

ホントの目的は、あっちで爆釣してたらすかさず駆けつけるためってお話もありますが、、、ね。



さて。

状況はこっちにはイワシらしいベイトがいっぱいいますが、あっちにはベイトっ気が少ないらしい。

アマダイに移行する前にもう少しTGに頑張ってもらいましょう。


30分ほど、黙々と巻くと、海底付近で

HIT!

すかさず

FISH ON!

しますが、覚えのあるヌメッっとした引き方です。

これは。








やっぱりね。

エソ、50cmくらいありそうですが、お前さんはお帰りくださいな。


それから一時間ほど、音沙汰ありません。

そろそろオキアミでアマダイ釣ろうかなぁ。


少し離れてたNARIが漕ぎ戻ってきます。



  「どう、釣れたぁ???」

  「釣れましたぁ~~、マダイがっ!

まぢかいなっ!!!

  「すごいやん、やったやん! TG?」

  「インチクで。でもエビかも。インチクにエビ付けてたんで。とにかく報告!と思ってLINE入れといたんですがねぇ。」


見ると、確かにLINE入ってますな。


(NARIの釣果です)


いいね!

こんなの見ると、まだまだアマダイに変えられない。


そのままTG落とし続けます。

しかし、TG、簡単すぎやしないか。

一つはエソだけど、ホントに巻くだけで立て続けにあたる。

巻きまき。

巻きまき。









ドン!

うわ、来た!

一瞬、竿を弓なりにしたそいつは、フッと外れます。

デカかったなぁー。

ますます、TG止められん!

巻きまき。

巻きまき。

巻きまき。







・・・。

おかしいね。

続かないね。

1時間くらい経ったか。

ヒマなんで、胸元の赤いののボタン押して

  「どおぉ~?」

と聞いてみると

  「今、CROSS君とダブルヒット中!」

なんと!

しばらくすると、アマダイ釣れた!の一報が入ります。


そそくさ、そそくさ。




9:30。


落として、フワッと誘います。

誘います。

誘います。





潮、止まったみたい。

エサなのに1時間以上音沙汰がありません。

少し漕いで水深を変えてみます。



落として、着底から誘おうと持ち上げると、



根掛かりか。。。




ぐぐ

お、なんか付いてる!

巻きまき。


重い。

ただただ重い。

タコかね??

少なくとも、最初は生命感があったからゴミじゃないと思うんだけど。。。





お前かぁ~い!




イナカウミヘビ。

食って喰えないことはないのだけれど、さばくのがちょいと面倒なのと



なにより、仕掛けを外すのが大変!

あたり一面ヌメヌメになるし、噛みつくし、つかみどころが無いし、うなぎよりも力が強い感じ。

小骨の処理を考えると、リリースしたい。

んが、暴れてヌメヌメで針を外させてくれません。

巻き付いて仕掛けもぐちゃぐちゃになる。

仕方ないんでハサミを手に、絡んだところを全部切っちゃう。

チョキチョキと数か所切ると、自由になったイナカウミヘビさんはワタクシのドライスーツの上をわざわざ這いずってヌメヌメを擦り付けた後、自力で海中に戻って行ってしまいました。

ヤレヤレ。

仕掛け作り直し。

まぁ、潮止まりなんで暇つぶしと言えばヒマつぶし。

針とハリス×2本を結んで親子カンにつなぎます。



気付くとずいぶん流されていますな。

潮止まってても少しは流れてるみたい。

トランシーバーも感度がありません。

工事現場の実況がときどき受信できるぐらい。

ちょっとハチさんと離れすぎているのでしょう。


そろそろ、一度漕ぎ戻ろうかな。



落としていた仕掛けを回収しようと持ち上げた途端、

ググン



FISH ON!


ちょっと叩いて、あとは時々引く感じ。

これは、よく知ってる引き方です。

イトヨリでしょう。








大当たり。

既に11:00を回っています。

さぁ、漕ぎ戻りましょう。

漕ぎこぎ。

およそ20分くらい漕ぎ続け、出艇場所に近い、よく知ってる海域に戻ってきます。

みんなその辺りに浮いていましたが、釣れてるのかな?

胸の赤いののボタン押して

  「釣れてるぅ~?」

聞いてみると

  「ダメですねぇ~」

やっぱり。



凪すぎかね。

お昼をまわり、

  「帰るかねぇ」

漕ぎこぎ。






帰還。


う~ん、アマダイ釣りたいのにぃ~。

なんか消化不良な。。。

ハチさんもCROSSくんもしっかり美味しそうなサイズのアマダイ揚げてましたが、やはり早い時間帯だったみたい。





本日の、獲物一匹ゴミ一個。



エソとイナカウミヘビの分も。






本日の、消化不良ながら嬉しい釣果。



偶然とはいえ、マハタが釣れてなかったらかなり寂しいクーラーだったに違いない。



さて。

でもね。

NARI。

マダイ釣れてるやん。

これは、Kayak55さんのマダイダービーエントリーできるでしょう!

ところが。

今日の4人、もちろんというかなんというか、マダイ釣れるとは思ってなかったんで ” アリバイ ” を持ってない。




困ったな。


とりあえず、メジャーで計測。



って、携帯が写っています。

これね、露出変えると判るかも。



判り難いですね。

拡大してみますと



そう!

本物の3Dの魚肉ソーセージ(=アリバイ)を持ってなかったので2Dのバーチャルではどうでしょ??!

ホエールさん、チャン松さんこれで許していただけますかぁ~?

NARIの生まれて初めて釣り上げた、マダイ。

ちゃんとKAYAK上で撮った写真もあるし。





・ ・ ・。

出直して参ります。
  


Posted by はなたく at 00:29Comments(0)カヤック 釣り
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