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2021年08月13日

ぷかぷか312。 濁りの海で苦しめられる。

綺麗な海であまり癒されなかった次の週は、風で浮けなかったみたい(過去形)。

その次の週に、濁りの海が少しは良くなったかどうか確かめに行きます。




時刻は6:00前。

今日は、いつものようにNARIと。

ハチさんとナナ☆くんも一緒です。

なかなかのウネリで、出沈が怖いワタクシたちはできる限り波打ち際が穏やかなところまでカヤックを引っ張って行きますが、ハチさんはササっと車から近いところで出てしまいます。

上の写真の左角に写ってるのがハチさんです。

ナナ☆くんもハチさんと同じ場所で出艇していきます。


こちらも準備して出ましょう!

漕ぎこぎ。




濁りは多少マシになってますが、やっぱり濁ってます。

たぶんこの水深では何も釣れないけれど、落とさなきゃそれも判らないので落としていきます。

風はカヤックを沖に沖に流していきますが、潮流はどんどん左に流れています。

ここでは珍しい流れです。

いつもは右に右に流れて行くのに、変なの。

変なのついでに、なんか釣れてくれ。





ナナ☆くんのSUPに近づいて

 「濁ってるねぇ」

 「下になんか反応あるけど喰わないっすね。」

なんて言ってると、ナナ☆くんの竿が曲がってます!


 「おっ! デカい?!」

 「いえ、小さいです。」


見てると、銀色の糸のようなのが揚がってきました。

白髪。

タチウオのコビトですな。

濁ってるからねぇ。

陽はすっかり昇ってるんだけど海底は薄暗いのでしょう。


そのままワタクシにはタチウオがちょっかい出してくることも無く、水深が増してきたので60gは諦めて、



プレートジャーカーの130gに変えます。

タチウオ怖いけど。

なんにもあたらんし。

少し向こうでNARIにも銀色の糸みたいなのが釣れてるのが見えますが、ワタクシには何もない。

ま、白髪は要らんけど。


と、思ってると

フル

なんか触った?

聞いてみますが、なんにも感じない。

そのままふわっとしゃくってみると、プレートジャーカーのフォールが遅い。

エビったな、これ。

巻きまき。

巻きまき。





付いてた。



もっとデカいのがいい。

でもま、この水深ならこのサイズかもね。

戻れそうにないのでキープ。


漕ぎこぎ。

漕ぎこぎ。


中途半端な水深は諦めて、深海まで漕ぎ出します。

どのみち濁ってて釣れないだろうと思ってたので、もともと中深海がメインなのだ。


今日は、エサじゃなくてジギングしてみるつもり。



水深200mでメジャークラフトの



ジグパラ バーチカル ロングスロー 250g を落としてみます。

着底まで長ーいこと待って

ふわり

また

ふわり

探っていきます。







・・・。

ぜんぜん、あたらん。

エサで狙ってるNARIにもあたらんのでお魚が居ないのか。




ダレてきて、飯食う。


向こうを見ると、そこにもダレてるヤツ発見。



クーラーを枕にして、寝転びながらパドリングしてます。

SUPなのにLDP。

Stand up paddle boat ならぬ Lie down paddle boat ですな。

後で写真を送りましたが、本人曰く

 「遭難してるみたいですねぇ~」

だと。

そして、釣れませんな。

エサ持ってきてないし。

NARIは少しだけ浅い方にいます。

160mくらいかな?


あまりに魚っ気が無いのでNARIの方に行こうかなと思ってると、ちょっと吹いてきます。

もともと、ウネリも大きいし、釣れんし、吹いて来たし。

帰ろかな。


 「落としながら戻ります」

連絡入れて漕ぎこぎ。



11:00前に退散です。

今日は5時間の船旅でした。

NARIに

 「どうだった?」

と聞くと

 「細っそいタチウオと、小さいアカムツが2つと、クログチだけです。」

何ですと!

やっぱり、夏場は少し浅めがいいのか!!!

クーラー覗き込むと、確かにアカムツは大きくないけどクログチが巨大。

お腹がでっぷり太っております(写真ナシ)。

後日聞くと、真子がいっぱい入ってたとのこと。

羨ましい。。。



本日の、ゴミ拾いは忘れておりました。



ま、こんな体たらくなのでお許しくださいな。




はぁぁぁぁぁぁ。

ムツつまんで、NARIのクーラーにポイっと放りこむ。

ま、片づける手間が少し省けるというものですかな。
 

ハチさんは普通の水深でマダイ釣ってるし(写真ナシ)。

独り、満足のいかない消化不良な釣行なのでありました。

おしまい。  


Posted by はなたく at 12:50Comments(0)カヤック 釣り

2021年08月11日

ぷかぷか311。 ゴミを2つ掬ってみた。

まだまだ過去ですが。


NARIと遠くの綺麗な海に出かけます。



朝五時前、日の出とともに出艇。




ごくごく浅い所からですがTG落としてみます。

去年だか一昨年だか、水深20mそこそこのところでマダイ連発した記憶がある。

なので浅いところから。


すぐに

ククン



FISH ON!

小さい。

でも叩くし、チャリコかな?


色味だけ、一緒だけどねぇ。。。





勝手に針外れて、艇のデッキを飛び回る。

困ったもんだ。




テンス、だね。

スカッパホールに頭突っ込んだり足元で暴れまくるもんで、あたり一面ヌチョヌチョやないかい!

ポイっ。

リリース。

ま、何かしら釣れてくれるのは嬉しいけれど。


そのままどんどこ沖におきに。

TGはその後無反応なので



ちょっとジャカジャカ巻いてみる。

ちょうど前回ショゴが喰ってくれた辺りの水深だし、また釣れんかなぁ。。。





ハイ、釣れない。

な~んにも起きないまんま、3時間半が経過します。

魚、居らんな。


と、流れてきます。



これは!

すかさず掬う。



これでまた、何か釣れてくれることでしょう。

ゴミは、拾っとくに限ります。







・・・。

あれれ。

無反応。

おかしいなぁ。

飯でも食う。






と、また向こうから何やら流れてくる。



これも、ま、拾っとく。



さ、2つ掬ったから2尾くださいな。







・・・。

あかんなぁ。


理由は、なんとなくわかってるんだが。



写真、今一つなのですが、潮の色が変なのですよ。

青い。

いつにも増してサファイヤのように青いのですよ。

黒潮、でしょうね。

青物、シイラとかカツオとかそんなのが回ってたら釣れそうな感じなんだけど、いつもお世話になっているマダイやらハタ系の魚どっか行ったのかも。


ぜんぜん、魚っ気が無いのです。

NARIも苦戦している模様。

あかんなぁ。


ってことで。

深めの所は諦めて、ごく浅いところでいつものヒトたちに癒してもらおう。

漕ぎこぎ。


ひょっとしたらイサキ、もしくはいつぞやのようにメバルが喰ってくるかもしれんのでジグサビキを落とします。

と。

ぶるるん

FISH ON!



やっと癒されます。

出艇してから6時間半後の出来事です。

でもね。。。


ちーさい。



バイバイ。


すぐまた。

ぶるるん



FISH ON!


癒し、その2。



やっぱり、ちーさい。



バイバイ。



くるん、と反転してお帰りになります。


んでまた。



あ~。

ちーさい。



あかんね。

漕ぎこぎ。


ちょっと浅場から40mくらいの所に漕ぎ出してみます。

もうね、釣れる気しんけどコビト達と遊ぶのもどうかと。


ぽとん。

巻きまき。

ぐぐぐ

ん?



FISH ON!

ちーさいけど叩きます。

こんな所に居たのですか。

なんとかキープできるかな。






出艇して7時間半が経過しています。

暑いし、干からびそう。

お水はいつも2L持って漕いでますが、半分以上消費しています。

ま、やっとキープできました。


んで、さらに1時間経過。



あかん。

釣れん。

戻り始めます。



戻り途中、極浅い岩礁帯に差し掛かるので落とす。


ググン



FISH ON!

やっとまともなサイズの癒しです。




なんとかキープか?

アカハタは35cm未満はリリースしようと思ってるので手尺で測る。

う~ん。

ま、今日はあまりにも寂しいのでキープさせていただきます。

漕ぎこぎ。






9時間半の海上散歩終了。。。

いやぁ、厳しい。



本日の、ゴミ掬い。



浮遊ゴミを2つ掬いました。





なので本日の、厳しかったけどなんとかキープ2つ。



ギリ、35cmかな。

疲れました。

ゴミ掬ってなかったら釣れてなかったかもね。

ワタクシ的にだけどね。。。



帰宅。



わかった、お前にもあげるよ。

頭とカマだけね。


おしまい。
  


Posted by はなたく at 18:47Comments(0)カヤック 釣り

2021年08月07日

ぷかぷか310。 ドラグ音、楽しぃ~!

まだまだ現在に追いつけません。

というか、いつまでも遅れつづけるまま。。。


夜は帰ってきて飯食って風呂待ちの間に落ちてしまうし、

休みの日も、こんなに暑いと昼間にパソコンに向かう気がしないし、

何より、休みの昼間は浮かんでるし。

こんなに暑いのにね。。。

釣り疲れて帰ってくると獲物をさばくだけで力尽きて、やっぱりパソコンの前に座れない。

ま、言い訳ですな。


やっと夏休みに突入したけれど台風連発なのでもちろん出られない。

溜まった釣行を吐き出してみます。



さて。

いつもの所へ独りで出かけます。




時刻は朝6:00。

出ましょう!



まずは、浅場から小さいジグで探っていきます。

この日は、風はないんだけれど大きなウネリが押し寄せてきています。

南海上に低気圧が有って、海岸に風は来ないけれどウネリを運んできているのです。


しばらく何も起きません。

徐々に水深を稼いでいくと、おおきな潮目にぶち当たります。

で、潮目は大概、ゴミが漂っているものですが、そのなかで自然に返り難いものを見つけます。



最近、どこだかで保護されたウミガメが一ヶ月エサを食べなくてその一ヶ月間ずっとビニール・プラスチックを排泄し続けたニュースが有りました。

このあたりの海域でもウミガメをしょっちゅう見かけます。

ってことで。



掬っておきましょう。

ま、これはワタクシ的にいい釣りができるおまじないみたいなものですけどね。


水深は40mくらいです。

ゴミを掬って15分後くらい。

しばらくタダ巻きでリアフックに付けたブレードくるくるに頼ってたのですが、ちょっとしゃくってみる。

それも割と速めのワンピッチで。

いつもTGベイトではそんなに激しくしゃくらないのですが、なんとなくジャカジャカ巻いてみよう。

3度目か4度目か。

着底して

ジャカ

ジャカ

ジャカ

ジャ・・・

ドカン!

ギュルルルるるるるる

きたぁ~!



FISH ON!

正直、ゆるめのドラグだったのでギュルルルっとドラグ出たのは当たり前なんだけど

ドラグ音、楽しぃ~!

少しだけドラグ締めて巻き取りに掛かります。

マダイのように叩かない。

すごく重量感があるわけでもない。

でも巻いてまいて少し寄ってくると、また

ぎゅるるジジジジ

ドラグでる。

これは。

アイツぢゃなかろうか?


バレんなよぉ~

久びさだし、獲りたい!

水深40mを5回くらい走られ、楽しみながら揚げてくると

ギラっ

と銀色の魚体が横に走ります。

やっぱり!








うれしー!



額に八の字。

釣って楽しい、食べて美味しい、幸せなお魚であります。

めっちゃ嬉しい。

そして出て早々に釣れてくれると、そのあとの心の余裕が全く違います。

どんどん行きましょう!


流れのままに少しづつ沖に出ていきますが、ずっと潮目の上。

また、向こうで何やら浮かんでます。

そのまま流されていると近づいてきたので



もちろん、掬います。



これでまた、デカいの来ないかなぁ?


しかしすごいウネリです。



沖から壁のようにウネリが迫ってきます。

海面の向こう側、少しざわついているところと手前の平らな海面の境目、判りますかね?

淀んだ潮目の上に浮いているのですが、バウの向こうの海面がそそり立っています。

といっても、この写真だけじゃ判り難いですね。

5秒後の写真です。



濁った手前の海面との境の位置が随分違うように見えるでしょ?


水深はいつしか60mくらいになっています。

そろそろ、60gだと底どりが苦しくなってきますね。

幸い、無風でそれほどの流れでもないのでもう少しこのまま。


ウネリの写真撮り終わって、一投目。

着底待って、竿で大きく持ち上げて、落としてシャクろ・・・

ドンっ!

来たっ!

FISH ON!

なんだ?

重い。

引かない。

重い。

ちょい暴れる。

何だろ?

ヒラメ?

ゴミ拾ったし、いい魚来てほしい。

マハタかな?

ガンガン引く感じぢゃなくて重いのです。

何色のが揚がってくるのか。




おお、茶色い!

で、平べったい!!!


ん?

尖ってる!?






初物!

サカタザメ、初めて釣りました。

名前はサメだけどエイ。

吻の所に針掛かってる。

そのまま、海中で針外してリリースします。


後からサカタザメをググってみると、美味しいらしい。

喰えばよかったかな。。。


ま、美味しいお魚はキープできてるのでいいことにします。

そのまま流されていくと水深がどんどん増していくので



ジグをプレートジャーカーに変えます。





そして。



またまた、なにか浮かんでいます。

掬う。



今日は、いろいろゴミ浮いてるな。。。


そのままどんどん沖に流れていきますが。



ちょっと吹いて来た。

んで、ウネリで。

酔ったかも。。。



カヤックで酔うことはほとんどないんだけど、ずっと揺れ続けてちょっとだけ気持ち悪い。

浅いところに漕いで戻ります。

浅場に行ってもウネリが小さくなるわけじゃありません。

逆にもっと船が上下する。

風の影響が多少無くなるかな。


イサキでもいないか、前回みたいにいいサイズのメバルいないかな。

かなり浅い所まで打ちながら戻ると

ぷるるん



FISH ON!



可愛い、アカハタ。

リリース。

んで、もっと浅いところで2連発!




こいつはジグに。




こいつはサビキに。

バイバイ。

帰ろかな。








12時前に帰還です。

陸に上がってもふわふわする。




本日のゴミ拾い。



海で掬ったヤツだけ。




本日の、美味しいお土産。



長さはともかく、体高が高い。

きっと旨いに違いない。

幸せな釣行なのでした。




- ○ - ○ - ○ - ○ - ○ -






一匹だけだけど、いいのだ。

さばく。


すげぇ~。



エラから続いてるのは胃袋だけど、その右側。

内臓脂肪が無茶苦茶ある。

これ、旨いぜきっと!




頭、落とすと



大トロの切り口。

脂乗ってる。



ひとまず、半身だけお刺身にしよう。

腹骨を腹膜と一緒に薄くうすく削いで。



いい!





雌節は綺麗に皮引けた。

雄節は、ちょっとヘタクソ。



んでも、皮のすぐ下は脂のりのりです。




どう?

旨そうでしょ?!




雌節がわも。



早く喰いたいっ!


でもその前に。



頭と皮とハラスと中落ち。

焼く。

ほぐす。



もちろん、これはわんこのお腹に納まります。写真ナシ。

では、生のは人間がいただきましょう!




へへへ。



こんなん、うまいに決まってるやん!

もぐもぐ。

もぐもぐ。

!?%#$!!!

う旨ぁ~!

あまい、いい香り、じゅわっと脂が口に広がって、舌の奥から裏から旨みが広がっていきます。

もうね、たまらんね。

背の身も。



ははは。

笑いがでる。

小僧も嫁様も、物言わず口に運ぶ。

美味しい。

あまりに美味しいので残りの半身を我が家で食べ尽くすのももったいなくて、その場で嫁様実家に電話する。

美味しいのでお裾分けです。

皆で楽しんだ方が幸せなのであります。


いやぁ、やっぱりカンパチは美味しいぁ。

ショゴサイズかも知れませんが、幸せな晩御飯なのでありました。

おしまい。  


Posted by はなたく at 13:29Comments(0)カヤック 釣り
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