はれわたる！

しかしまぁ、毎週毎週週末になると風吹いて出られやしない。

困ったもんだ。




ところで６月の終わりに梅雨だというのに台風来ましたね、３号。

もちろん台風の真っ只中には海には出ませんが、台風が去った翌日。

台風自体のスピードが速かったこともあって予報見ると翌日の昼前には風がない。

浮けるんじゃね？？？

ってことで




来てみた！

予報通り、無風。


でもね。

駐車場に着いた時には





めちゃめちゃ荒れておりました。

無風は無風だったのですが、海面がザワザワしてるっていうか、ウネリも高いし、まぁ、出られない状態でした。

もちろん、カヤックもボートも一台も車は止まっていません。


でもね。

風はずっと落ち着いている予報だったのでそのうちザワザワも治まると読んで準備を進めたのでした。


車の中で待つこと１時間。

予測通り出られるレベルに落ち着いてきたので、出艇！

時刻は１４：００直前でした。



フラッグもだら～んと垂れてるでしょ。



漕ぎ出すとなかなかのウネリでスピードは出ませんね。




漕ぎこぎ。

あんまり遠くに行かないようにして、それでも６０ｍ付近から



TG落とす。

流れはちょいと速い。

漕いでいないとラインは真っ直ぐになりません。


落としてただ巻きを繰り返します。

海面は白く濁っていて雨が混じった感じですが（台風のあとなので当たり前ですが）、底の方は関係ないでしょ？！

１投目、ベイトも無くて思ってたラインを流せなかったので１００ｍほど移動。

潮の流れが岸と平行になってないみたい。


２投目。

ポチャンと落として漕ぎながら着底を待ちます。

ＴＧなので着底からはアクション無しのタダ巻き。

巻きまき。

巻きまき

底から２０ｍ程巻いて、そろそろまた落とそうと思った矢先に






ドカン！

と

ＦＩＳＨ　ＯＮ！

びっくりするなぁ！

ダダン、ダダン、ゴンゴンゴン


と明らかなマダイの引き。

こんなに早く釣れてくれていいの？！

巻きまき。

いい引きをします。

たぶん５０ｃｍオーバーかなぁ　・　・　・







ふっ


嘘よねん。。。

バレるかねぇ。


しかしまぁ、バレたものは仕方ない。

マダイが居ることは判ったのでその辺りをしつこく探ってみます。

漕ぎ戻って同じラインを流したり少しずらしたり。

でもまぁ、喰ったのは中層だったのでマダイもうろうろと回遊してるのかもね。

あたりません。


そうして。

何回目かの着底で持ち上げたようとしたらデッカイのが釣れました。

えぇ、海底ですがね。。。

弾いたりしゃくったり緩めたり色々やってみますがどうしても外れません。

もう、仕方ない。

ＴＧ、高くて嫌だけど切るしかない。

諦めてラインを切りにかかります。

ペットボトルに巻き付けて思いっきり引っ張ると、ヌルっとした感触で切れました。

おそらくリーダーの結び目で切れてるなぁと思いながら巻くと、重い。

ん？

奇跡的に切れずにTG残ってます。

やったね！

巻きまき。

・　・　・　。

めちゃめちゃ針が伸びてます。

まぁ、根掛かりしてたからねぇ。

でもね、ダブルフックの両方とも伸びるってあります？？？


まさか針のせいかね？さっきのマダイ、バレタの。

マダイばらしたあとでフックをチェックしてないのも我ながらどうかと思いますが、今まであんなバレ方で針が伸ばされたことは一度も無い。

そしてガッツリ根掛かりで、針が伸ばされて回収できたことも記憶に無い。

いつも確実にラインが切れるからね。


今までずっと自作でダブルフックを結んでたのですが、市販のを使ってみようかなぁと実は先回あたりからフックの銘柄を変えていたのです。

もちろん、しっかり貫通させれば伸びることはそうそう無いとは思いますが伸びたってことは貫通もしなかったってことですよねぇ。

もうね、この銘柄のフックの信用が自分の中では無くなりました。

初めて結んであるのを買ったのですが、しかも複数買ったのですが、勿体無かったなぁ。


すぐに付け替えます。

付け替えたフックも、今まで使ったことは無い銘柄ですが少なくとも自分で結んだものではあります。


落としては巻く。

マダイがヒットしたところからはずいぶん流されました。

潮が岸に岸に流すので、ちょっと沖に向いて水深を稼ぎ直します。

漕ぎこぎ。

で、ポチャンと落とすとスルスルと出ていたラインが４０ｍくらいで止まります。

ん？

これは

ＦＩＳＨ　ＯＮ！

でしょ！

そっとスラグを取ります。

巻きまき

巻きまき

巻きまき

・　・　・　ぜんぜん、スラグ取れんやん！

めちゃめちゃ喰いあげてます。

残り１０ｍくらいになってようやく

ぴりりりりり

高周波な振動が伝わってきました。





さばぁ～。

あんまり大きくないけどまぁ、喰っても怒られないサイズですな。

ノドを掻き切ってストリンガーにつないで血抜きします。


２匹目、居ないかなぁ？？？

その辺りをこまめに漕ぎ戻って何度も落としますが群れがどっか行ったのか釣れたのが迷子だったのか。


そろそろクーラーに入れようとストリンガーを持ったら

軽い。



マジっすかぁ～。

ちゃんと繋いどけよオレ。

無駄な殺生をしてしまいました。


その後３時間ほど。

全くあたりナシ。

流されて漕ぎ戻って沈黙が続いてまた流されて。

参ったねこりゃ。

そして相変わらず無風なのはいいんだけどウネリが全然収まらない。




判りますかねぇ？

写真の右側が、ぐぅ～っと持ち上がってるの。

遠くの漁船（？）が全く見えなくなるくらいの大きなウネリがずっと続いています。

ひさびさに気持ち悪くなるくらい。


そして何度目かの漕ぎ戻ってるときに、遠くに浮かんでる物体が目に入ります。

何かねあれ。



なんか、空はどんよりだし、あんまりいい感じがしないなぁ。



結構な大きさでしたが、台風でやられたのか全然別の原因なのか分かりませんが気が滅入る。

可哀そうに。

合掌。



さて。

全然釣れんし、出艇場所方面に漕ぎ戻りましょう。

漕ぎこぎ。

漕ぎこぎ。

出艇場所の目の前まで漕いで、落とします。

んで、着底と同時に

ＦＩＳＨ　ＯＮ！

小さいけどね。






グウグウ。

タックルボックスの幅くらいしかないんでリリースですな。



さいならぁ。

サバから３時間半が経過しています。

もうね、釣れる気がしない。

悪あがきですが、竿を持ち替えて準備だけしていたタイラバサビキを落としてみます。

ポチャンと落としてホバリング。


着底からの２巻目。




どっかーん！


ぎゅるるるるるる


竿先が９０度に海中に向いて突き刺さり、ドラグが強烈な勢いで出たかと思った次の瞬間、

ふわっ

マジかよ。。。

フックアウト。

何もできず何もさせてもらえなかった。

たぶん青物だと思うのですが、場所が場所だけにハタ系の巨大なヤツかもしれません。

手も足も出ないとはこのことですね。

でも、すかさずそのまままた落とします。

ハタ系だったらまた喰う可能性がある。


着底から慎重に巻くと

お見事！




ドカン！と巨大な地球が釣れてくれます。

あらら。

今度は引っ張るとサビキの幹糸が切れました。

８号なんだけどね。。。

今日は、何やってもダメですねぇ。

帰ろかな。

漕ぎこぎ。



と、水深２０ｍくらいに差し掛かったところで急にベイトの反応が出ます。

すかさずＴＧを落とすと


神様ぁ～

やっぱり、最後は微笑んでくれますねぇ。







っちゅうか、微笑ましいオオモンハタ　・　・　・　の、Ｂａｂｙ。




ありがとねー、バイバイ。




夕方１９：００前に誰も居ない海岸に着岸です。




本日の浜掃除。




台風の後なので激しくゴミが打ち上げられていましたがまぁ、遊んでくれたというか遊ばれたお魚の数だけ。



もちろん、ひさびさの



お持ち帰りなし。

ひさびさでもないか。


そしてあのポイントに宿題を置いてきてしまいました。

早く、宿題の答え合わせしたいなぁ。