はれわたる！

ひさしぶりなアマダイ。




その日のうちにお腹は出しておきました。



冷蔵庫に入れて忘れてたのですが。


月曜の朝、出社しようとした私に

「で。　アマダイはどうするの？　晩御飯のおかずでいいの？」

あぁ、すっかり忘れてた。

子供達がそれを聞いて、

「あのねぇ。　中くらいのがアクアパッツァでぇ、小さいのが塩焼き。」


小学生のくせにアクアパッツァなどと言いやがる。

父は大人になるまでそんな単語すら知らなかったぞ。


しかも、”　小さいの　”　だとぉ～！




―　○　―　○　―　○　―　○　―　○　―




帰宅。

今日は早かったので喰い散らかす前に撮影成功！





フライパンに入りきらなかったのでアマダイをサバ折りしたらしい。

父が小皿に取り分け係。

まぁ、確かに小さいので子供達に　”　いい身　”　を取り分けると、父のは骨いっぱいのところになっちゃった。





う～ん、美味そう！！！




そして、期待にたがわず。



アマダイという奴は、身離れがいいし、噛めば甘いし、旨味ジュースが染み出してくるし、あぁ美味い。



非常に美味しゅうございました！


でも、

「今日は、ドライじゃなくてフレッシュなのね？トマト。」

「・　・　・。　はい、入れるの忘れてました。」

だとさ。

ドライトマト入ってなくても十分旨いってことも判りました。




ところで。

先ほどから気になるものがチラチラ写っているんですが。




これと、



これ。

判ります？？？


ま、オリーブなんですが。

穴の空いたのと空いてないの。


穴空いてるのは、よく瓶詰めで売ってるヤツ。

アクアパッツァに入ってたのがこれ。


そして穴の空いてないのは、もちろんひっくり返してつまんだものじゃありません。

サラダに入れていただいてたのですが。




これ。



オリーブ。

フレッシュオリーブなのです！


嫁さんが仕事先で実の成った木が生えているのを発見。

「あのぉ～。あれ、オリーブですよねぇ？」

「あ、あれね。オリーブ。よく判りましたね。」

「どうするんですか？」

「どうするって、実が落ちて、土に帰るだけ。どちらかというと汚れて困る。」

「あのぉ～。もらっていいですか？」

「あぁ、持ってって！落ちたのじゃなくて木に成ってるの、どんどん採っていいから。たすかるぅ。」


こういうの、見つけてくるの、天才です。

２ｋｇの収穫！

我が家の庭にもオリーブ植えたんですがまだまだ小枝程の太さの樹で５年くらい実がならないんじゃないか。


で、灰汁抜きの為に何やら怪しい薬を買ってきて、



漬けて、水にさらす。

１週間ほど来る日も来る日も水を換えてようやく。




これがまた。

美味い！！！

買ってきた瓶詰めと比べると実が柔らかくてフルーティーな感じ。

圧倒的に摘んできたほうが美味しいのです。


出来上がったのをオリーブのオーナーにおすそわけというか、オリーブにしてみれば里帰りというか、とにかくお渡ししたところ、

「！！！」

びっくりされちゃったと。

そしてその次伺ったときには、オリーブの木が丸裸になってたらしい。

「美味しかったから、摘んで家でも漬けてみようと思って。」

だそうです。

来年は、いただけないかもしれません・　・　・　ネ。



とにもかくにも、自然の恵みに感謝なのです！