はれわたる！

金曜日、メールが飛び込んでくる。

「明日、皆で浮きますけど・・・。」

「行きますっ！家の了解が得られたら。。。」



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いやぁ混みます、駐車場。

日の出の２時間前に着いたのにあんまり止める所が無い。

すでにカヤック積んだ車がいっぱい止まってます。

ちょっと早すぎるので少しだけ仮眠。


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寒くて目が覚めた。

もう、ヒラメのシーズンですもんね。

まだまだ、真っ暗ですが準備開始！

みんなで浜まで運んで。




今日は、ハチさん、☆まちゃ☆さん、Ｓさん、ＮＫさん、私の５艇。

でも、既に沖に一艇浮かんでますねぇ。

我々も、順に出艇です！


でも、漕ぎだす前に。



日の出。

やっぱり、晴れた日は綺麗です。


出ます。




いつもの慣れたジグレイで。

デカタモ入魂を目指します！！！


皆さん同じ方向に漕いでいきますが。

私は独り違う方向へ。

まぁ、連絡取り合って釣れてる方へ合流すればいい。


始めますが。

潮の流れが思った方向ではない。

もう少し沖目に向かって流れてほしいんですが。

ちょっとづつ岸に寄りながら流れる。

そっちに行くと、根がかりするんだよなぁ。

と思ってると、根がかり。。。

ジグレイを失います。


わかってて根がかりさせてしまう。

自己嫌悪に陥ります。。。


リーダ結んで、次はペナジグ赤のゼブラグローで。

なぁ～んも当たらん。

でもめげずにしゃくる。


１時間半ほど経過した頃。

しゃく　フォール　しゃく　フォール　しゃく　フォール・・・

ハンドル１／２回転でしゃくってると。

しゃく　フォール　スカッ。

喰い上げ？


あわててスラグ取って合わせる。

スカ。。。


乗りません。

巻き戻してみると。。。




結びなおしたばかりのリーダーです。

縦に裂けるってどういうこと？？？

細くなった糸もジグにはつながってるんですよ。


こんなことは始めて。

一体、どんな歯をした奴なのか。


傷んだ部分だけ切って結びなおす。

作業しているうちにもどんどん流されるので、さっき喰い上げたところ付近を通り過ぎてもっともっと潮上まで漕ぎもどり落とします。


しゃく　フォール　しゃく　フォール　しゃく　ふわっ。

まるで手ごたえが無い。

いったい、いつ喰ったの？


そして、このヤロー！！！

ペナジグごと持っていきやがった。


次は、カンジインターナショナルのフリースローで。

落としてしゃくって漕ぎ戻る。


と、ハチさんから電話。

「もしもしぃ～。どうですかぁ～？」

「ぜんぜんだめ。そっちは？」

「こっちも全然だめですぅ。見てる限りでは４人とも誰も何も釣れてない。」

「そう。こっちも全然ダメだけどジグを一個、持っていかれた。それなりに魚探に反応はあるんだけどねぇ。」

「え？反応あるんですか？こっちは魚影がないからそっちに合流しますね。」

なかなか、厳しい状況の様です。


落としてしゃくりながら２００ｍほど流されて漕ぎ戻る。

２セット位やったところで。



あぁ、腹減った。

天気はいいし、風も無い。

美味しいはずなんですけどね。

釣れないと焦燥感にさいなまれて御飯がただの燃料補給になっちゃう。


落としている間におにぎりを２個消費。

さて、また気合いを入れて。

フォ～～～ル。

しゃくっっっ。

一瞬、乗ったと思ったんですがスカッっていう手ごたえ。




落として、しゃくっただけなのに。。。

フリースローロスト。

こう、手ごたえなくジグだけ居なくなるの、どうにかならんかね？？？



次はまた、ペナジグ。

今度はアカキン、こんどこそ正体を見極めてやるっ！


流れる方向は同じだけど、ちょっとだけ違うラインを攻めてみます。

と、合流したハチさんのほうから何か叫び声！

顔をあげた瞬間、

「あぁ～っ！！！」

やっぱり、ここって時に乗らないとがっかりしますねぇ。

一瞬、魚の重みが加わった風ですが抜けた様子です。


そして私のペナジグは着底した模様。

しゃく　フォール　しゃく　フォール　ふわっ。。。

フォールからのしゃくりの動作ですが、またまた手元にジグの存在が伝わらない。

やられた。



リーダー、ぷっつり。

全く重みを感じることなく、突然ジグの重量が無くなる。

いい加減に、せんかいなぁ！！！

こいつら、正体はなんや？



こんな感じで６０ｍラインに、かたまってるお魚さんたち。

この塊を通る様にジグを通すとラインをスパスパ切られます。


正体を暴く為にもう一本積んでた竿にジグサビキを装着。

先端には錘じゃなくてインチクつけて。

サビキにでも喰って来ないかな？


着底。

まきまきまき・・・


しゃくらなくていいのって楽！

漕ぎ戻ってまた流す。

電話。ハチさんから。

皆さんの居る方にいつのまにか戻ってたみたいです。


「どうですか？」

「全然だめ。重みも感じないうちに切られるし。そちらは？」

「小さいけどホウボウが一匹です。あとは、Ｓさんがコウイカ。あとは、ダメみたいです。・・・いつまでやりますか？」

時計を見ると、いつのまにかもう、昼を回っています。

「そろそろ上がりますかね。もう、少しだけ流して戻りますね。」


そしてさっきから流してるラインから少し外れてるかなぁ？と思った途端、地球。

こんなところで？？ってところで。

インチクがジグサビキと一緒にお亡くなり。。。


もう、心ボキボキ、土壁がガラガラと崩れ落ちるようにドッと疲れがやってきます。


はぁ～。

かえろかなぁ。


岸に向かって漕ぐと向こうからも出艇地点目がけて漕いでくる。

順番に着岸。




風がなく、最高の青天なのに、富士山があんなに綺麗に帽子かぶってるのが見えるのに。

無事に大地に降り立ちましたがかなりな疲労感ですねぇ。


一日で、ジグを４個とインチクを１個。

相当なダメージです。。。




そして、５人全員の釣果は？？？

ハチさん　：　ホウボウ（小）　１尾

Ｓさん　：　甲長１８ｃｍくらいのコウイカ　１パイ。

☆まちゃ☆さん　：　・　・　・。

ＮＫさん　：　・　・　・。

私　：　いっぱいロスト。。。


ダメダメでしたぁ～。

そろそろ、エサ釣りかなぁ。


浮いてるだけで気持ちいいし、楽しいんですけど、こうも釣れないさすがに凹みますねぇ。

他の方も、プッツリやられたって言ってたのでその手の魚がいたんでしょう。

今度、リーダーの先にワイヤー仕込んじゃろうかな、全く。

またもや、タモへの入魂は果たせずなのでした。



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そして、今日、日曜日の昼間、こんなのが送られてきました！



ＮＫさん。

２日連続で浮いていたのでした。

場所はさすがに変えたそうですが。

羨ましい釣果です。


もう、魚居ないのかと思ってましたがちゃんと釣る人は釣ります。

また、次回、頑張ろうって気になりました！