2013年05月14日
ぷかぷか31。
GW明け、一発目に浮くことを決めていた日曜日。
土曜日大荒れのあと、天候が心配。
でも、風が弱い予報だったので強行しました!
行ってみて、ダメなら止めよう。
そして、今回は、かねてから一緒に浮きましょう!と言っていたハチさんとの初コラボ。
朝4:00なんて無茶苦茶な集合時間にも付き合っていただきましてありがとうございます!
さて。
時間通りに駐車場着。
真っ暗ななか、とりあえず浜を見に行きます。
風は、無い。
波は。。。
暗くてよく判りませんが、海岸のテトラからは何やら恐ろしいようなドッカンドッカンてな音が聞こえてきます。
う~ん。
どうしよう。
でも、出艇場所は荒れてなくて問題なく出せそう。
「とりあえず、準備しながら夜が明けるの待ちましょうか。」
お互いカヤックを降ろし準備開始。
・・・って、私は車から引きずり出したら80%は準備完了しているんですが。。。
前回のまま放置してあったので。。。
我ながらなんてズボラな。
でも、GWに鳥取県の浜で5年生と登山前早朝散歩をしたときに大切なGUN吉をリーダーごと奉納したままだったので真っ暗な中でのリーダー結束作業があって時間潰せるのです!
あ~見えん。。。
そうこうしていると近づいてきたお兄さんが、
「今日、出します?」
「う~ん。まだ、迷ってますがとりあえず出る方向で準備だけ。」
「ふ~ん。カヤックが出るなら膨らませておくかなぁ~。」
ゴムボートの方の様です。
あの、まだ、出すと決まったわけぢゃ・・・。
そしてだいぶ明るくなってリーダーがやっと結べて端糸を処理していると近づいてきた地元の民らしきおじさん。
「今日、出すだかぁ?」
「う~ん。まだ、迷ってますがとりあえず出る方向で準備だけ。」
「ふ~ん。気をつけなよ。オラは今日は止めだ!」
「えっ! 無理ですかねやっぱり。」
「出て、やれんことは無いが。オラのはこれだで。」
軽ッパコのハッチを開けて見せてくれたのは3mのFRPボートと船外機。
「オラは、(家が)すぐそこだでいつでも来れるでね。 まぁ、気をつけや。」
「はい、ありがとうございます。すぐ近くなら出られそうなんで。出て無理そうならすぐに引き返しますね。」
この方と準備しながらいろいろお話をしました。
昔は、小型のボートで出る人は限られていたけど最近増えてきてカヤックやゴムボートが多い、と。
それで、中にはマナーの悪い奴がいて、車はいい加減に停めてそのまま沖に出てしまったり、ゴミは放置していくはで、注意して喧嘩したことがあるとか。
で、地元の漁師さんにも(車の止め方が悪くて)通り道が狭いのを注意されたら漁師さんとも喧嘩になったそうで。
漁師さんは、「お前らみんな出入り禁止にしてやる!!!」
悲しいことですね。
ちょっと謝って車を置きなおすくらい訳ないのに。
確かに砂浜は誰のものでもないかもしれませんが港や駐車場は誰もが使う場所。
ましてや、漁師さんはお仕事、こっちは遊びです。
その場に居合わせたわけでもなく、私にはとやかく言う権利はないのですが最低限、自分がされたら困ることはやらないようにと注意しているつもりです。
車の止め方一つをとっても喧嘩にならないように譲り合えたらいいなぁ。
それに、漁師さんと仲良くなれたらいいことづくめな気もするんですけどね。
さて。
すっかり明るくなりました。
浜まで運びます。
ニモ2+1が2艘。
海況を眺めます。
波は小さいですがうねってます。
風はフラッグ見ての通り無風に近い状態。
「岸から近くで様子見をして無理なら戻りましょう。」
ハチさんと相談して。
出艇。
ちょっとだけ漕いで180度ターンしてハチさんを確認します。
ま、問題なさそう。
水深10mくらいのごくごく浅いところで、まずは流れを確認。
岸沿い方向に1.6~2.0km/hくらいで流れます。
これならパラアンカーは要らないかな。
では。
開始!
今日は、最近負け続けているのでオキアミを準備してきました。
そして、ウネリの様子見のためあんまり沖に出られないのでジグも出さずにまずはエサ釣りから始めます。
「結構、ながされますねぇ。」
などと話ができるくらい近距離で、しかも岸の近くです。
もちろん、返し波を浴びて危なくなるくらいの至近距離ではありませんが。
ところで。
ウネリ、凄い。
魚探の画像が端っこに写ってますが海底がギザギザしています。
これ、海底がギザギザしている訳ではありません。
カヤックが上下にぷかぷかしてるんです。
水深が浅いので相対的に大きく水深が変化しているように映ってしまいます。
で、画像のギザギザの山から山がウネリのピッチ(周期)です。
魚探の表示スピードはちょっと覚えてないですが、細かくギザギザしていないのでウネリの周期が長いのが判ります。
ゆ~ったりと、お~きく揺れる。
そんな感じ。
ウネリの高さは魚探の表示を見ると2mくらい、大きい時は3mくらいあったかもしれません。
もちろん、山と谷の差なので絶対値だとその半分なのかもしれませんが。
ま、これまで経験したなかでも大きい部類のウネリです。
でもピッチが長いので危険な感じはしません。
横から来てもスターンから来てもあんまり怖くない。
と言って油断してる訳ではありませんが。
そんなこんなで100mくらい潮上に漕ぎ100mくらい流される。
岸に沿ってそんな流し方をしながら誘ってると、
ブルルル
「なんか、来ましたぁ~!」
すぐ近くに居るハチさんに声をかけてファイト開始!!!
って、小さい。。。
でもずっと抵抗しています。
「なんだろ? 小さいです。」
話しながら上がってきたそいつは、灰色で細長い、小さな奴。
「残念、エソでしたぁ~。」
あぁ~あ。
祟られてるなぁ。
針を外そうと水揚げしてみてびっくり!
「キスでした! デカイ!」
エソだと小さいのにキスだとでっかい!
久しぶりにこんな大きなの釣れました。
どおりでぶるぶると気持ちいいあたりだった訳です。
この状況で、” ぼ ” 回避。
ホッとします。
キスも、オキアミで釣れるのねん。
そして、キスから20分後。
ちょっとだけ水深を下げて15mくらい。
大きくゆっくり竿をあおり、ゆ~っくり戻していきます。
ゆっくり誘ってみる。
錘を追いかけながら針に付いたオキアミがふわふわと漂うイメージです。
次に大きくゆ~っくり竿をあおっていくと。。。
ぐぅ~っと竿がしなり、ガッツリと。
根がかりです。。。
あらら。根がかっちゃった。
砂地だと思ったのになぁ。
次の瞬間、
ぎゅぎゅぎゅっ!!!
?!!!
すごい勢いで竿が叩かれ、ドラグがぎゅぎゅぎゅっと出たと思うとフッと軽くなる。
ええーーーっ!
なんか喰ってたのぉ~?!
ぼ~ぜん。
あげてみると、2本バリの上針のエサだけが無い。
怪しくは、鬼合わせじゃなかったのか。。。
非常に悔やまれます。
ゆるかったとはいえドラグがあの勢いで出るとは、そこそこの大きさだったに違いない。
そのあたりを徹底して流しますが、そんなうまい話が何個も転がってる訳もなく。
1時間、沈黙。
だいぶ、うねりも収まってきたので一流しごとにちょっとづつ沖目に出ていきます。
50m。
腹減った。。。
今日も出廷前に食べなかったのでうねうね海上での朝ごパンです。
潮上に200mくらい漕いで、エサつけた竿を漬けたままパンを頬張ります。
パン喰ってる間にちょっとづつ流されながらまだまだ残るうねりがいい具合に竿を上下させてくれます。
ハチさんの方を見るとちょっと具合が悪そう。
酔ったかな?
そろそろ、パンも胃袋に消えていく頃、漬けておいた竿先が
コンコン。
お辞儀したように見える。
!?
じっと見てると何事も無かった様にじっとしている竿先。
気のせいかな?
左手にパンを持ったまま、右手で竿を取りあげようとした時に、
コココココン。
竿先が小刻みに入りこみます!
うりゃっつ!
反射的にパンを口に突っ込み、反射的に竿をあげて合わせをくれてやります。
FISH ON !
「※%#×○&!!!!」
パンが邪魔してしゃべれやしない。
とにかくハチさんになんか来たよっと伝えて巻きあげに掛ります。
「あんまり、大きくないみたいだけど、なんか来ました!」
近づいてきたハチさんに伝えると後方からエンジン音が聞こえてきます。
ゴムボートの方。2人乗ってます。
「どうですかぁ?」
リール巻き巻き、聞いてみます。
「深いところでやってみたけどさっぱり。浅いところはどうですか?」
「えぇ、ダメですが、たった今来ましたぁ!」
「なんですかぁ?」
「さぁ、判らないけどあんまり大きくは無いみたいですぅ。」
「えっ?みたいですぅって?いま魚付いてるのぉ?」
「えぇ、ファイト中です!」
ゴムボートが私のカヤックの前を回り込み、見やすい位置に移動します。
そんな観客一杯のなか(って3人しか居ませんが)上がってきたのがこちら。
「アマダイっすかぁ!浅いところにも居るんですねぇ!!!」
浅いって言っても50mはあるんですが。。。
ハチさん、(酔って)気持ち悪そうでしたがちょっとやる気に。
しかし、その後は続かず。
「酔って気持ち悪いんで一回、陸に上がります。」
そういい置いて岸に向かうハチさん。
私、うねりが収まってきたので逆に沖に向かいます。
前回ここに来た時にインチクの針をブチ折られた場所。
リベンジじゃぁ~。
アマダイから軽く1時間以上経っています。
漕いで。
落として。
流れがあるので真っすぐ落ちていかない。
落としながらパドリングして真下に落ちるようにホバリングです。
着底。
シャクシャク。
3回くらい落としてるとだんだんとラインが斜めってくる。
巻き戻して。
落としながらホバリング。
着底。
シャクシャク。
・
・
・
・
・
何事も。
起きない。
う~ん。
ハチさんが着岸してから2時間くらい経過。
遠くの出艇場所に黄色い物体(ハチさんのニモ)があるのが見えます。
よほど苦しんだのかな?
そうこうしているうちに、相変わらずウネリはあるけどかなり落ちてきました。
そして。
ガクンっ。
いかんいかん。
眠ってた。。。
あまりに気持ちいい揺れと昨晩の睡眠不足から眠くって仕方ない。
もう一流しする間にもマブタがとろとろっと落ちてきます。
しゃくってるのか舟を漕いでるのか判らなくなってきた。
このまま、眠っちゃうと、気が付いた時にはと~っても遠くに流されてしまっている恐れがある。
すなわち。
バウを岸に向けます。
嵐の後、無人島に漂着したような、無人のカヤックとそのそばに横たわる人。
ハチさん、眠っちゃったようです。。。
とにかく、無事に。
今日も、無事に大地に足を置けました。
いやぁ、眠かったぁ。
起き出したハチさんと片付け開始。
そして。
本日の、釣果。
小さいアマダイと大きいキス。
塩焼きかな。
しかし、5月でもアマダイ釣れるんですね。
ハチさんの釣果はこちらで。
今日は、残念でしたがこんな時もありますよ。
(エッ、オマエハコンナトキバカリジャナイノカ?デモッテ、オミヤゲガアルノハメズラシインジャ。。。)
片付けしてるとゴムボートの方も帰還。
クーラー見せてもらいましたが私のと同じサイズのアマダイ4つ。2人の釣果、今日は撃沈だそうです。
やっぱり、荒れた後は難しいのかなぁ?
・・・と、なぐさめあいながら、あの激しい引きこみの正体を突き止めてやらないと、と、闘志を燃やすのであった・・・。
― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ―
寝てないのと揺られたのでへろへろになりながら帰宅すると、母の日だからばぁばん家に(嫁さんの実家)行くと言う。
へろへろだけど、一緒に行こう。
着くと、実家の周りに成ってます!
偶然にも、ハチさんと同じ行動を取っていたのでした!
野いちご、満載。
採りながら一杯食べたそうな。
お姉ちゃんは、
大好きな実家の犬にも大量に野いちごをあげてました。好物らしい。。。
子供達は、採った野いちごでジャムを作るんだそうな。
できたころにつついてみるかなぁ。
ふらふらな一日がこうして過ぎていき、ブログの更新が追いつかないからこんな時間に更新するサラリーマンなのであった。。。
土曜日大荒れのあと、天候が心配。
でも、風が弱い予報だったので強行しました!
行ってみて、ダメなら止めよう。
そして、今回は、かねてから一緒に浮きましょう!と言っていたハチさんとの初コラボ。
朝4:00なんて無茶苦茶な集合時間にも付き合っていただきましてありがとうございます!
さて。
時間通りに駐車場着。
真っ暗ななか、とりあえず浜を見に行きます。
風は、無い。
波は。。。
暗くてよく判りませんが、海岸のテトラからは何やら恐ろしいようなドッカンドッカンてな音が聞こえてきます。
う~ん。
どうしよう。
でも、出艇場所は荒れてなくて問題なく出せそう。
「とりあえず、準備しながら夜が明けるの待ちましょうか。」
お互いカヤックを降ろし準備開始。
・・・って、私は車から引きずり出したら80%は準備完了しているんですが。。。
前回のまま放置してあったので。。。
我ながらなんてズボラな。
でも、GWに鳥取県の浜で5年生と登山前早朝散歩をしたときに大切なGUN吉をリーダーごと奉納したままだったので真っ暗な中でのリーダー結束作業があって時間潰せるのです!
あ~見えん。。。
そうこうしていると近づいてきたお兄さんが、
「今日、出します?」
「う~ん。まだ、迷ってますがとりあえず出る方向で準備だけ。」
「ふ~ん。カヤックが出るなら膨らませておくかなぁ~。」
ゴムボートの方の様です。
あの、まだ、出すと決まったわけぢゃ・・・。
そしてだいぶ明るくなってリーダーがやっと結べて端糸を処理していると近づいてきた地元の民らしきおじさん。
「今日、出すだかぁ?」
「う~ん。まだ、迷ってますがとりあえず出る方向で準備だけ。」
「ふ~ん。気をつけなよ。オラは今日は止めだ!」
「えっ! 無理ですかねやっぱり。」
「出て、やれんことは無いが。オラのはこれだで。」
軽ッパコのハッチを開けて見せてくれたのは3mのFRPボートと船外機。
「オラは、(家が)すぐそこだでいつでも来れるでね。 まぁ、気をつけや。」
「はい、ありがとうございます。すぐ近くなら出られそうなんで。出て無理そうならすぐに引き返しますね。」
この方と準備しながらいろいろお話をしました。
昔は、小型のボートで出る人は限られていたけど最近増えてきてカヤックやゴムボートが多い、と。
それで、中にはマナーの悪い奴がいて、車はいい加減に停めてそのまま沖に出てしまったり、ゴミは放置していくはで、注意して喧嘩したことがあるとか。
で、地元の漁師さんにも(車の止め方が悪くて)通り道が狭いのを注意されたら漁師さんとも喧嘩になったそうで。
漁師さんは、「お前らみんな出入り禁止にしてやる!!!」
悲しいことですね。
ちょっと謝って車を置きなおすくらい訳ないのに。
確かに砂浜は誰のものでもないかもしれませんが港や駐車場は誰もが使う場所。
ましてや、漁師さんはお仕事、こっちは遊びです。
その場に居合わせたわけでもなく、私にはとやかく言う権利はないのですが最低限、自分がされたら困ることはやらないようにと注意しているつもりです。
車の止め方一つをとっても喧嘩にならないように譲り合えたらいいなぁ。
それに、漁師さんと仲良くなれたらいいことづくめな気もするんですけどね。
さて。
すっかり明るくなりました。
浜まで運びます。
ニモ2+1が2艘。
海況を眺めます。
波は小さいですがうねってます。
風はフラッグ見ての通り無風に近い状態。
「岸から近くで様子見をして無理なら戻りましょう。」
ハチさんと相談して。
出艇。
ちょっとだけ漕いで180度ターンしてハチさんを確認します。
ま、問題なさそう。
水深10mくらいのごくごく浅いところで、まずは流れを確認。
岸沿い方向に1.6~2.0km/hくらいで流れます。
これならパラアンカーは要らないかな。
では。
開始!
今日は、最近負け続けているのでオキアミを準備してきました。
そして、ウネリの様子見のためあんまり沖に出られないのでジグも出さずにまずはエサ釣りから始めます。
「結構、ながされますねぇ。」
などと話ができるくらい近距離で、しかも岸の近くです。
もちろん、返し波を浴びて危なくなるくらいの至近距離ではありませんが。
ところで。
ウネリ、凄い。
魚探の画像が端っこに写ってますが海底がギザギザしています。
これ、海底がギザギザしている訳ではありません。
カヤックが上下にぷかぷかしてるんです。
水深が浅いので相対的に大きく水深が変化しているように映ってしまいます。
で、画像のギザギザの山から山がウネリのピッチ(周期)です。
魚探の表示スピードはちょっと覚えてないですが、細かくギザギザしていないのでウネリの周期が長いのが判ります。
ゆ~ったりと、お~きく揺れる。
そんな感じ。
ウネリの高さは魚探の表示を見ると2mくらい、大きい時は3mくらいあったかもしれません。
もちろん、山と谷の差なので絶対値だとその半分なのかもしれませんが。
ま、これまで経験したなかでも大きい部類のウネリです。
でもピッチが長いので危険な感じはしません。
横から来てもスターンから来てもあんまり怖くない。
と言って油断してる訳ではありませんが。
そんなこんなで100mくらい潮上に漕ぎ100mくらい流される。
岸に沿ってそんな流し方をしながら誘ってると、
ブルルル
「なんか、来ましたぁ~!」
すぐ近くに居るハチさんに声をかけてファイト開始!!!
って、小さい。。。
でもずっと抵抗しています。
「なんだろ? 小さいです。」
話しながら上がってきたそいつは、灰色で細長い、小さな奴。
「残念、エソでしたぁ~。」
あぁ~あ。
祟られてるなぁ。
針を外そうと水揚げしてみてびっくり!
「キスでした! デカイ!」
エソだと小さいのにキスだとでっかい!
久しぶりにこんな大きなの釣れました。
どおりでぶるぶると気持ちいいあたりだった訳です。
この状況で、” ぼ ” 回避。
ホッとします。
キスも、オキアミで釣れるのねん。
そして、キスから20分後。
ちょっとだけ水深を下げて15mくらい。
大きくゆっくり竿をあおり、ゆ~っくり戻していきます。
ゆっくり誘ってみる。
錘を追いかけながら針に付いたオキアミがふわふわと漂うイメージです。
次に大きくゆ~っくり竿をあおっていくと。。。
ぐぅ~っと竿がしなり、ガッツリと。
根がかりです。。。
あらら。根がかっちゃった。
砂地だと思ったのになぁ。
次の瞬間、
ぎゅぎゅぎゅっ!!!
?!!!
すごい勢いで竿が叩かれ、ドラグがぎゅぎゅぎゅっと出たと思うとフッと軽くなる。
ええーーーっ!
なんか喰ってたのぉ~?!
ぼ~ぜん。
あげてみると、2本バリの上針のエサだけが無い。
怪しくは、鬼合わせじゃなかったのか。。。
非常に悔やまれます。
ゆるかったとはいえドラグがあの勢いで出るとは、そこそこの大きさだったに違いない。
そのあたりを徹底して流しますが、そんなうまい話が何個も転がってる訳もなく。
1時間、沈黙。
だいぶ、うねりも収まってきたので一流しごとにちょっとづつ沖目に出ていきます。
50m。
腹減った。。。
今日も出廷前に食べなかったのでうねうね海上での朝ごパンです。
潮上に200mくらい漕いで、エサつけた竿を漬けたままパンを頬張ります。
パン喰ってる間にちょっとづつ流されながらまだまだ残るうねりがいい具合に竿を上下させてくれます。
ハチさんの方を見るとちょっと具合が悪そう。
酔ったかな?
そろそろ、パンも胃袋に消えていく頃、漬けておいた竿先が
コンコン。
お辞儀したように見える。
!?
じっと見てると何事も無かった様にじっとしている竿先。
気のせいかな?
左手にパンを持ったまま、右手で竿を取りあげようとした時に、
コココココン。
竿先が小刻みに入りこみます!
うりゃっつ!
反射的にパンを口に突っ込み、反射的に竿をあげて合わせをくれてやります。
FISH ON !
「※%#×○&!!!!」
パンが邪魔してしゃべれやしない。
とにかくハチさんになんか来たよっと伝えて巻きあげに掛ります。
「あんまり、大きくないみたいだけど、なんか来ました!」
近づいてきたハチさんに伝えると後方からエンジン音が聞こえてきます。
ゴムボートの方。2人乗ってます。
「どうですかぁ?」
リール巻き巻き、聞いてみます。
「深いところでやってみたけどさっぱり。浅いところはどうですか?」
「えぇ、ダメですが、たった今来ましたぁ!」
「なんですかぁ?」
「さぁ、判らないけどあんまり大きくは無いみたいですぅ。」
「えっ?みたいですぅって?いま魚付いてるのぉ?」
「えぇ、ファイト中です!」
ゴムボートが私のカヤックの前を回り込み、見やすい位置に移動します。
そんな観客一杯のなか(って3人しか居ませんが)上がってきたのがこちら。
「アマダイっすかぁ!浅いところにも居るんですねぇ!!!」
浅いって言っても50mはあるんですが。。。
ハチさん、(酔って)気持ち悪そうでしたがちょっとやる気に。
しかし、その後は続かず。
「酔って気持ち悪いんで一回、陸に上がります。」
そういい置いて岸に向かうハチさん。
私、うねりが収まってきたので逆に沖に向かいます。
前回ここに来た時にインチクの針をブチ折られた場所。
リベンジじゃぁ~。
アマダイから軽く1時間以上経っています。
漕いで。
落として。
流れがあるので真っすぐ落ちていかない。
落としながらパドリングして真下に落ちるようにホバリングです。
着底。
シャクシャク。
3回くらい落としてるとだんだんとラインが斜めってくる。
巻き戻して。
落としながらホバリング。
着底。
シャクシャク。
・
・
・
・
・
何事も。
起きない。
う~ん。
ハチさんが着岸してから2時間くらい経過。
遠くの出艇場所に黄色い物体(ハチさんのニモ)があるのが見えます。
よほど苦しんだのかな?
そうこうしているうちに、相変わらずウネリはあるけどかなり落ちてきました。
そして。
ガクンっ。
いかんいかん。
眠ってた。。。
あまりに気持ちいい揺れと昨晩の睡眠不足から眠くって仕方ない。
もう一流しする間にもマブタがとろとろっと落ちてきます。
しゃくってるのか舟を漕いでるのか判らなくなってきた。
このまま、眠っちゃうと、気が付いた時にはと~っても遠くに流されてしまっている恐れがある。
すなわち。
バウを岸に向けます。
嵐の後、無人島に漂着したような、無人のカヤックとそのそばに横たわる人。
ハチさん、眠っちゃったようです。。。
とにかく、無事に。
今日も、無事に大地に足を置けました。
いやぁ、眠かったぁ。
起き出したハチさんと片付け開始。
そして。
本日の、釣果。
小さいアマダイと大きいキス。
塩焼きかな。
しかし、5月でもアマダイ釣れるんですね。
ハチさんの釣果はこちらで。
今日は、残念でしたがこんな時もありますよ。
(エッ、オマエハコンナトキバカリジャナイノカ?デモッテ、オミヤゲガアルノハメズラシインジャ。。。)
片付けしてるとゴムボートの方も帰還。
クーラー見せてもらいましたが私のと同じサイズのアマダイ4つ。2人の釣果、今日は撃沈だそうです。
やっぱり、荒れた後は難しいのかなぁ?
・・・と、なぐさめあいながら、あの激しい引きこみの正体を突き止めてやらないと、と、闘志を燃やすのであった・・・。
― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ―
寝てないのと揺られたのでへろへろになりながら帰宅すると、母の日だからばぁばん家に(嫁さんの実家)行くと言う。
へろへろだけど、一緒に行こう。
着くと、実家の周りに成ってます!
偶然にも、ハチさんと同じ行動を取っていたのでした!
野いちご、満載。
採りながら一杯食べたそうな。
お姉ちゃんは、
大好きな実家の犬にも大量に野いちごをあげてました。好物らしい。。。
子供達は、採った野いちごでジャムを作るんだそうな。
できたころにつついてみるかなぁ。
ふらふらな一日がこうして過ぎていき、ブログの更新が追いつかないからこんな時間に更新するサラリーマンなのであった。。。
Posted by はなたく at 01:55│Comments(8)
│カヤック 釣り
この記事へのコメント
甘鯛おめでとうございます。
まだ釣れるんですねぇ。
あ、この前ハチさんと少しだけご一緒しましたよ(^^)
誰かと浮くって楽しいですね。
まだ釣れるんですねぇ。
あ、この前ハチさんと少しだけご一緒しましたよ(^^)
誰かと浮くって楽しいですね。
Posted by ユウ at 2013年05月14日 22:28
ご一緒させて頂いてありがとうございました。
今回はとっても参考になりました!
色々パクらせてもらいます(笑)
また是非ご一緒させて下さいね~
今回はとっても参考になりました!
色々パクらせてもらいます(笑)
また是非ご一緒させて下さいね~
Posted by ハチ at 2013年05月14日 22:32
昔からではありますが、色々と問題がでてきますよね。。。
注意されて逆切れでは問題外ですが、知らないでやってしまってる場合も多数あるので、世間話から分かってもらえるような流れだったらいいですよね♪
というものの自分もやってしまっている可能性も多々あるので気を引き締めたいと思います!
この楽しい最高な遊びをいつまでも続けていきたいですし♪
注意されて逆切れでは問題外ですが、知らないでやってしまってる場合も多数あるので、世間話から分かってもらえるような流れだったらいいですよね♪
というものの自分もやってしまっている可能性も多々あるので気を引き締めたいと思います!
この楽しい最高な遊びをいつまでも続けていきたいですし♪
Posted by キオラ at 2013年05月15日 14:24
職業漁師にしかられて逆ギレなんて、、、、
そんなことを繰り返してたら、自分たちのフィールドがみるみる狭くなります、、、。
言われた方も言い分はあるでしょうが、前出のキオラさんが言っているように、楽しい最高の遊びを続けるためには、少しの我慢も必要だと思います。
そんなことを繰り返してたら、自分たちのフィールドがみるみる狭くなります、、、。
言われた方も言い分はあるでしょうが、前出のキオラさんが言っているように、楽しい最高の遊びを続けるためには、少しの我慢も必要だと思います。
Posted by たこやき at 2013年05月15日 23:39
>ユウさん
そうなんです。
まだ、アマダイ釣れたのには驚きました。
今度、一緒に浮きましょうね!
そうなんです。
まだ、アマダイ釣れたのには驚きました。
今度、一緒に浮きましょうね!
Posted by はなたく at 2013年05月16日 01:19
>ハチさん
こちらこそ、ありがとうございました。
ホントに参考になることなんてありますかぁ~?
参考にすると、釣れなくなるかもしれないので気を付けて!!!
パクるのはいくらでもどうぞ!
また浮きましょう。
こちらこそ、ありがとうございました。
ホントに参考になることなんてありますかぁ~?
参考にすると、釣れなくなるかもしれないので気を付けて!!!
パクるのはいくらでもどうぞ!
また浮きましょう。
Posted by はなたく at 2013年05月16日 01:21
>キオラさん
そうですね。
自分ではきちんとやってるつもりでも知らず知らずのうちに人様に迷惑かけているかもしれませんし。
長く遊べるようにフィールドを大切にしていきたいです。
そうですね。
自分ではきちんとやってるつもりでも知らず知らずのうちに人様に迷惑かけているかもしれませんし。
長く遊べるようにフィールドを大切にしていきたいです。
Posted by はなたく at 2013年05月16日 01:23
>たこやきさん
ほんとに。
我慢ととるのか素直に悪かったなぁと思うのかいちいち腹を立てるのか。
その人の気の持ちようとか言われ方とかその場その場の状況にもよるんでしょうけどね。
でも、先人や地元の方や常連の方の言葉には謙虚に耳を傾けたい自分でありたいです。
ほんとに。
我慢ととるのか素直に悪かったなぁと思うのかいちいち腹を立てるのか。
その人の気の持ちようとか言われ方とかその場その場の状況にもよるんでしょうけどね。
でも、先人や地元の方や常連の方の言葉には謙虚に耳を傾けたい自分でありたいです。
Posted by はなたく at 2013年05月16日 01:27