はれわたる！

いやぁ、やっとインターネットつながりました！

ってことで１週間ほど前の出来事ですが。。。

（久々UPで記事なが〜い）


―　○　―　○　―　○　―　○　―　○　―



３月２日、土曜日。

一日中、風が吹き荒れる。

ＰＴＡのお仕事で体が空いてないのが救い。

もし、暇なら海に出たくて悶々としたことであろう。


日曜日には？

天気図では収まる気配。

風向きを考えるとＨＧでなんとか浮けるかも。

ま、無理でも行くだけ行ってみよう。


夜、布団に入るころでも風はビュービューとうなり声をあげていた。



―　○　―　○　―　○　―　○　―　○　―



起きた。

真っ先に気になる風。

暗闇の中、聞き耳を立てるとヒューヒュー、濁点はとれている。

もぞもぞと起き出し、まずは庭に出てカヤックを積み込む。

そして、この時に気づいておくべきだった。
（まぁ、暗かったしね。。。）


浜に出てこの風なら諦めるしかない。

だけど。

どんどん落ち着く予報だし行ってみないことには始らない。

一路、東へ。


―　○　―　○　―　○　―　○　―　○　―


駐車場はアングラーであふれかえっていた。

なんとか隙間を見つけて車を止めるとまずは浜へ。

風は？

このまま落ちていくならなんとかなるかなぁ。

すぐには無理でも準備して風待ちしよう。


周りの車では竿を持ったアングラーが続々と浜に繰り出している。

そんなに釣れてるのか？


若干、焦りながら準備開始。

どうせ出てしまえば、場所を気にすることは無いのにね。

ハッチを開け、カヤックを少しだけ引きだしたらドーリー装着。

そしてそのままズリズリと引っ張り出す。

ドーリーが着地し、カヤックの全容が露わになる。

・・・てほどの大した艤装はしてないんですがね。


前回は貸しボートで浮いた為、外した魚探を装着。

風待ちもあるし、ロッド、リールとゆっくり準備していると夜が明けていく。

さて。

着替える前にしっこ行こ。

ぶるぶるっと震えてから車に戻ると、

？？？。

なんか変。


傾いてない？


ガーン！！！





ドーリーのタイヤがぁ～。

片輪、御臨終。

困った。

判ってたらダメもとでも途中スタンドでエアくらい入れるのに。


って言ってても始まらない。


あっという間に立ち直り、服を着替えて出発～っ！

しかし。

真っすぐ走らんなぁ。

ちょっと移動するのにめちゃめちゃ時間かかる。

片輪だけ、いちいちゴロタ石に乗り上げ、いちいち砂浜に埋もれてくれる。


と、浜から御帰還のアングラー。

手には銀色に光るものをぶら下げています。

大汗かきながら、

「太刀、結構釣れてるんですかぁ？」

聞いてみる。

「渋いっすよ。今朝も物持ちは半分位じゃないかな。
時合い、短すぎです。

・・・ところで。
これで、海に出るんですか？」

カヤックを舐めるようにご覧になる。

「これなら、太刀魚、めっちゃ釣れるでしょう！？」

「・・・いえ。
これでは、釣ったことないんです。。。
今日、釣れればいいなぁ（と思って聞いてみたんですが・・・）。」





気付いた。

パンクしてるタイヤがいちいち引っかかるなら、使わなきゃいいのだ。

無理やりカヤックを傾けてパンクしてないタイヤで片輪走行を試みる。

めちゃめちゃ、腕力使うやないの。

でも、さっきよりだいぶ進む気がする。




波打ち際に到着したときには、すっかり陽が昇り、出す場所を心配しなくてもいいほどキャスティングなアングラーはお帰りになった後であった。

そして、漕ぐための体力は残されているのか？





出艇。



太陽、高い。

風は許せるぐらいだけど。。。

めちゃめちゃうねってる。


漕いでも漕いでも進まない感じ。

そこそこの深さと思われるまで漕いだところで漕ぐのを止め、パラアンカーを投入。

魚探を眺めると、



アンカー入れても２km/hぐらいのかなりの速さで流される。

沖に向かって。


このまま流されるとどんどん深度を増していくはず。

このうねりだとあんまり沖に出ない方がいいなぁ。

って、魚探、深さ測ってくれてないぃ～！

前回使って充電するの忘れてた。

エネループは起電力が低いからか満充電状態で始めないと今一つ安定しない。



でも、ま、いいか。

この辺りで。

いつもの。




今日こそ入魂！
（何度この台詞を書いたことか・・・）

オシアジガーとジャイアントキリング。

ジグは、闘魂バックドロップのゼブラで。

スロジギ開始！

もう、７：００回ってるし。


そして１５分後。

ゴッ。

鬼合わせっ！

来ました！！！

地球さん。

あぁ〜あ。

合せちゃったよ。



振ってみる。

取れん。

潮上に戻ってみる。

取れん。

離れて引っ張ってみる。

取れん。

ペットにラインを巻きとって。

ゆっくり、ごくゆっくり引っ張ってみる。




キレタ。



前回の貸しボートで３０分。

今日１５分。

短い命であった。。。


救いは、リーダーが残っていたこと。

ざらつく部分を切り落とすと２０cm位しか残らなかったけど。



めげずに。

ペナジグⅡの赤ゼブラで。


シャクシャクシャク。

シャクシャクシャク。

シャクシャクシャク。


ん？

急に、重い。

一応、空合せ。

エビになった？


でも、それにしては重い。


ちょっと、聞いてみる。


重いけど生命感が感じられない。


ゴミ釣っちゃったかな？



ポッカリと。

赤い色が海面に飛び出す。





なんだ？

こいつは。


引き上げると。





ゲロってるのね、あなたは。

泳げない程、のゲロって。


とにかく。

気がつくと、入魂です！

全然、躍動感がなかったが。
（前にかかったエソのほうがよっぽど引いたぜ。）


しかし、やっと釣れました。

オシアジガーのパワーは全く必要ありませんでした。。。


しかし、お腹いっぱいのはずなのに食いしん坊なヤツですなぁ。



こんなでかいのを食ってました。

私のレコード更新のカサゴ。

３０cm切る位でしょうか。
（レコードというには・・・お粗末、ですがいいのです！）


釣れたので、今日は、一緒に出てないですがＫＦＡな方々にぷかぷかメールを送信。

気を良くして続きを。

・

・

・

・

・



あぁ〜釣れん。

それでも１０：３０までしゃくりましたが。

とにかく、入魂は済ませたのでエサに変更しよう。

・

・

・

・

・

2時間。

音沙汰無し。

やっぱり釣れん！


アマダイは完全に、ものにしたはず。

アマダイって簡単！

な、はずがぁ。。。

今日は、巣穴にこもっておられるのかしら。



大きく、場所移動。



大分、うねりも収まり、釣りやすくなってきたところで、

ぶるるっ。

ＦＩＳＨ　ｏｎ　！


やっと来たぁ〜。

でも。

この引きは、アマダイじゃないなぁ。

いつまでもプルプルと暴れてます。


上げてみると、




でかい！

カサゴ。

そして、ベラ。

ベラのレコードも更新です。

リリースしようかとも思いましたが子供たちが煮付け好きなのとベラレコードなのでキープ。

でもって、カサゴもさっきの自己記録をあっさり更新！

ウッカリさんかとも思ってよく見たんですが、普通のカサゴみたいです。

ジグよりもオキアミの方が威力あるんでしょうかね？


気を良くしていると、突然、

「どうですかぁ〜？」

！！！！！

海の上で、エンジン音もしないで突然後ろから声がしたら、めちゃめちゃビビりますよぉ〜！


出ていらっしゃってたとは。

ニモ２＋１のＮさんとニモシングルのＮ弟さん。



びっくりしました。

違う駐車場から漕いで来られたとか。

「アマダイ、釣れませんがカサゴは釣れましたｮ。」


Ｎさんはジギング、Ｎ弟さんはエサで開始です。


その後。

来たっ！

と思ったら、こんなヤツだったり。




また来たっ！

と思ったら小ぶりなヤツ。



ま、私のアベレージはこんなサイズですが、いつもいつも。



全くの凪。

潮も流れない。

仕掛けを誘っても、全く同じところで上下してるだけ。


眠くなってきます。


Ｎさんたちは沖に向かい、私は駐車場方向に戻りながら打ちながら。

「そろそろ帰ります。」

Ｎさんに電話して、でもしつこく打ってると、

ククンッ。

さっきのと、おんなじ位の引き。

そして最初だけで途中で暴れない。

やっと、アマダイかな？

だとすると、もう少し巻いたらちょっと暴れるはず。

暴れるはず。。。

だよね。

暴れんなぁ。



またまた。

レコード更新か、ちょっとだけ小さいか。


キリよく。

着岸。





今日も、無事に大地に足を置けました。

そういえば、今日は富士山、一度も見なかったなぁ。

さて。

駐車場まで。

！


ドーリー、パンクしてるぅぅ〜。。。



・・・いつもの5倍位の時間を掛けてなんとか車に帰りつきました。

あぁ〜しんど。





本日の釣果。




尺超カサゴが２つも釣れて満足満足。

入魂したのが若干小さいのはご愛嬌。

それにしても、アマダイ簡単！のはずが。

もう、シーズンが終わりなのか。

はたまた、腕が・・・。

腕なのか。。。

やっぱり。

だよ。

ね。


ま、入魂できたし、よしとしますかぁ。

カヤック、最高！です。