2012年05月15日
ぷかぷか8。
5月13日。
今日は、割とゆっくり目にスタート。
すっかり夜が明けている。
前にお話を伺った、Uさんの隣に車を止め、準備。
Uさんはとっくに海に出ている模様。
気を急かしながら出艇場所に急ぐ。
ドーリーを装着してるとはいえ、すごい傾斜。ちょっと出艇するのに緊張。
Uさんが遥か風下に浮いているのが見える。
7:00。
出艇。
沈しないでよかった。
Uさんとは逆に風上に向いて漕ぐ。
風上とはいえ、この日は穏やか。
波もそれほどなくていい感じ。
予定していた場所付近で漕ぐのを止め、魚探のGPSとにらめっこ。
出艇場所方向に1.5km/hぐらいで流される。
風はそれほどではないけどパラシュートアンカーを投入。
0.5km/hほどに速度が落ちる。
鯛ラバを投入。
先回、ここに来た時にいい当たりがあった場所。
魚探には登録していないので大体の場所だけど。
1流し。
2流し。
当たりは無い。
3流し目。
漕ぎ戻るときに海面にゴミというか泡というか、潮目のような部分を通りかかると、
けたたましく魚探のフィッシュアラームが鳴る。
魚探は真っ赤。
お魚マークびっしり!
水深は11.4mを指しているがおそらく本当の水深は60mを超えているであろう場所。
すかさず鯛ラバを落とすが反応は無い。
よく見ると、自分の落とした鯛ラバの軌跡が魚探にくっきり映る。
これは。
プランクトンだな。
魚探の感度を海底が判別できるレベルに落とすと、10mぐらいのところにうっすらと線が残り、お魚マークが消える。
やはり。
その後、少しづつ場所を変えながら何回も流すが反応は無い。
見渡す限りでカヤックらしい船影が3つ。
ゴムボートも何隻か出ている模様。
10:30頃。
70mラインで底まで落とした鯛ラバを巻き戻す。
回数数えながらハンドルを回し、20を数えるころ、突然、
ひったくるような当たり!
来た!
と思った瞬間、フッと軽くなる。
またしても。
あわててしまった。
学習しない奴。
さらに一時間後、突っ込んでいたイヤホンからラジオの音声が途切れ、着信メロディーが流れる。
「もしもしぃ~! あんた、いつ帰ってくるの!」
怖い人から。。。
「え~っとぉ。2時かなぁ。3時かも。」
「・・・。。。」
切れた。
これはやばい。
帰ろうか。
でもなぁ。
とりあえず、出艇場所方向に漕ぎ戻ろう。
落としていた鯛ラバを割と早まきで巻き戻す。
多分、残り20mを切ったころ、
!
突然の当たり!
手ごたえはそれほど重くないが、待望の。
当たり。
・・・
また。
バレた。。。
いよいよ帰れない。
頭に怖い人を思い浮かべながら更に流すことになる。
13:00を回ったころ。
風が出始める。
いい加減に帰らないと。
ソルティーラバー80gを巻きあげ。帰途に着く。
そして、少し波待ちをして寄せ波に乗って着岸。
今日も無事に大地に足を置く。
片づけしていると、ご老人が二人、話しかけてくる。
「どうだぁ~?釣れたかぁ~?」
「いや、だめだねぇ。」
「そうかぇ?おかしいなぁ。」
「?」
「帰ってくる奴はみんなクーラー満タンだったで。サバだけどなぁ。」
「どのあたり?」
「あっちのほうだなぁ。」
風下の方を指さして腕を大きく振りまわした。
しまった。
出港方向を間違えたか。
ということはUさんはきっといい思いをしたことに違いない。
たとえサバでも、クーラー満タンにしたかったなぁ。
そして。
車に乗り込んだ時には午後2時を回っていた。
― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ―
またしもボーズを喰らい、そして家に帰りついてから、ほとんど口をきいてもらえず、
罰なのか日焼け止めを忘れたヒリヒリが痛む夜が更けたのであった。。。
今日は、割とゆっくり目にスタート。
すっかり夜が明けている。
前にお話を伺った、Uさんの隣に車を止め、準備。
Uさんはとっくに海に出ている模様。
気を急かしながら出艇場所に急ぐ。
ドーリーを装着してるとはいえ、すごい傾斜。ちょっと出艇するのに緊張。
Uさんが遥か風下に浮いているのが見える。
7:00。
出艇。
沈しないでよかった。
Uさんとは逆に風上に向いて漕ぐ。
風上とはいえ、この日は穏やか。
波もそれほどなくていい感じ。
予定していた場所付近で漕ぐのを止め、魚探のGPSとにらめっこ。
出艇場所方向に1.5km/hぐらいで流される。
風はそれほどではないけどパラシュートアンカーを投入。
0.5km/hほどに速度が落ちる。
鯛ラバを投入。
先回、ここに来た時にいい当たりがあった場所。
魚探には登録していないので大体の場所だけど。
1流し。
2流し。
当たりは無い。
3流し目。
漕ぎ戻るときに海面にゴミというか泡というか、潮目のような部分を通りかかると、
けたたましく魚探のフィッシュアラームが鳴る。
魚探は真っ赤。
お魚マークびっしり!
水深は11.4mを指しているがおそらく本当の水深は60mを超えているであろう場所。
すかさず鯛ラバを落とすが反応は無い。
よく見ると、自分の落とした鯛ラバの軌跡が魚探にくっきり映る。
これは。
プランクトンだな。
魚探の感度を海底が判別できるレベルに落とすと、10mぐらいのところにうっすらと線が残り、お魚マークが消える。
やはり。
その後、少しづつ場所を変えながら何回も流すが反応は無い。
見渡す限りでカヤックらしい船影が3つ。
ゴムボートも何隻か出ている模様。
10:30頃。
70mラインで底まで落とした鯛ラバを巻き戻す。
回数数えながらハンドルを回し、20を数えるころ、突然、
ひったくるような当たり!
来た!
と思った瞬間、フッと軽くなる。
またしても。
あわててしまった。
学習しない奴。
さらに一時間後、突っ込んでいたイヤホンからラジオの音声が途切れ、着信メロディーが流れる。
「もしもしぃ~! あんた、いつ帰ってくるの!」
怖い人から。。。
「え~っとぉ。2時かなぁ。3時かも。」
「・・・。。。」
切れた。
これはやばい。
帰ろうか。
でもなぁ。
とりあえず、出艇場所方向に漕ぎ戻ろう。
落としていた鯛ラバを割と早まきで巻き戻す。
多分、残り20mを切ったころ、
!
突然の当たり!
手ごたえはそれほど重くないが、待望の。
当たり。
・・・
また。
バレた。。。
いよいよ帰れない。
頭に怖い人を思い浮かべながら更に流すことになる。
13:00を回ったころ。
風が出始める。
いい加減に帰らないと。
ソルティーラバー80gを巻きあげ。帰途に着く。
そして、少し波待ちをして寄せ波に乗って着岸。
今日も無事に大地に足を置く。
片づけしていると、ご老人が二人、話しかけてくる。
「どうだぁ~?釣れたかぁ~?」
「いや、だめだねぇ。」
「そうかぇ?おかしいなぁ。」
「?」
「帰ってくる奴はみんなクーラー満タンだったで。サバだけどなぁ。」
「どのあたり?」
「あっちのほうだなぁ。」
風下の方を指さして腕を大きく振りまわした。
しまった。
出港方向を間違えたか。
ということはUさんはきっといい思いをしたことに違いない。
たとえサバでも、クーラー満タンにしたかったなぁ。
そして。
車に乗り込んだ時には午後2時を回っていた。
― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ―
またしもボーズを喰らい、そして家に帰りついてから、ほとんど口をきいてもらえず、
罰なのか日焼け止めを忘れたヒリヒリが痛む夜が更けたのであった。。。
Posted by はなたく at 23:16│Comments(0)
│カヤック 釣り