2021年02月28日
ぷかぷか297。 でも釣れることもあります。
あ~、2月が終わってしまう。
今日は、凪を求めて遠くまで行こうと思ってたのに
タイマーを4つも掛けてたのに
2つ止めたのは覚えてるのに
「散歩いこー! ねぇ、散歩行こーよぉ~!」
ってケージの中で暴れてる、あずきに
(写真は、ケージの外でくつろいでるところ)
起こされるまでたっぷり睡眠を取ってしまいました。
ぐすん。
海に行きそびれたので、溜まってる釣行を吐き出しておきましょう。
2月7日、朝6:30、駿河湾某所。
NARIと一緒に中深海を目指します。
颯爽と出ていくNARI。
でもね、割とうねってるのねん。
面白そうやなぁ~、と思ってカメラ構えてたのねん。
一つ波をやり過ごして、
よちよちと座る。
気持ちはよく判るけど、もう少し波を待ってもヨカッタんじゃない?
ぐらっと、傾く艇。
次の波、大きいし!
これは、バウが斜め向くぜ?!
ぼちゃん
エライ。
そう、艇がひっくり返るより自分がずぶ濡れになる方が被害が圧倒的に少ない。
バウのハンドル掴んで寄せ波に押し戻されると、艇は波に対して真っ直ぐ着岸できました。
パチパチパチ。
振り出しに戻る。
人の沈を見るのは面白いんだけど、まぁ、のっけから沈しなくて良かったヨカッタ。
次は、うまくやってくれ。
慎重に波待って。
さ、ワタクシも出ましょう。
いい天気になりそう。
中深海に行く前に、少し浅場調査します。
場面変わって、中深海です。
えぇ、1時間以上、生命感の感じられないところで浮いてましたよ。。。
浅いところにはお魚は居ないことにしました。
富士山眺めながら落とします。
凪ですなぁ。
着底からわずかに巻き上げて底すれすれを流していきますが、凪いでるので底は取りやすいですね。
すぐに、
ぴくん
と
FISH ON!
巻きまき。
この、暴れないちょっと重いだけのヤツ。
なにも釣れないよりはいいけれど。
できれば赤いのがいい。
先に中深海まで漕いで出ていたNARIに近づいて
「なんか釣れたぁ?」
「クログチだけ」
いいな。
こっちはドンコだが。
「やっぱり、ホタルイカっすよ!」
アカムツ釣りを検索すると必ず ” エサはホタルイカ ” と出てきますな。
大好物だそうな。
ワタクシもホタルイカ使わないことは無いけれど、あれはどちらかというと人間様のエサだな。
旨いし。
で、今のところホタルイカ使いのNARIもアカムツは釣れてない。
もちろん、ワタクシもですがね。
漕ぎこぎ。
凪いでますが、潮流で少しは流されるので漕ぎ戻ります。
その少し先に遊漁船が一艘。
無風だと、遮るものが無い海上では声がめちゃめちゃよく通りますよね。
200mは離れていると思いますが、遊漁船のスピーカーの声が鮮明に聞こえてきます。
「ハイ、どうぞぉ~、260メートル。」
船長、遠州弁(?)静岡弁(?)丸出しです。
「エサ、何使ってるだぁ~?」
「・・・」
「が、ははは! ホタルイカぁ~? いもしんにぃ~!!!」
注) いもしんに = 居もしないのに
「サバだサバ、サバの切り身が一番!」
つまり、駿河湾に生息していないホタルイカなぞで釣れるわけない、とおっしゃっているのです。
(もちろん、船長さんは冗談で言ってるのだと思います。お客さんは高確率でホタルイカ使ってらっしゃることでしょう。)
でもこれを海上で聞いたときに、吹き出してしまいました!
さっき、NARIと話したばかりだったんで。
NARIがこの船に乗ったら間違いなく同じように言われるでしょうね。
にやにや笑いながら着底を待ちます。
着底。
少しだけ底を切って
ふわぁ~り
ふわり
と誘ってると
ぶるるん
と
FISH ON!
小さいけど、いいあたりです!
巻きまき。
巻きまき。
クンクン
暴れるぅ。
赤ぁ~い!
タモを使わないでもいいサイズですが、本命、釣れました!
嬉しい。
その後、
ブルン
と
いいあたりで、
生まれて初めてのアカムツ一荷。
でもね、
ひとつは、めちゃ小さいうえに
お口の中に
お住まいの人がいます。
プライヤーでお住まいの人に引っ越ししてもらって、
リリースを試みましたが。。。
小さすぎるのか深い海にもどることができない。
仕方なく、キープです。
そしてまたイマイチ引かないあたりで
ドンコがやってきたり、
気持ちいいあたりで
アカムツが釣れてくれたり、
小気味よい引き方でいつまでも暴れる赤いヤツだけれど
くりくりおめめの
ユメちゃんをリリースしたりして楽しみます。
エサが出涸らしになってきたら付け替えますが、そのまま捨てるのも忍びないので錘代わりのジグのフックに付けてみます。
と、
ドンコが釣れたりします。
でも、折角ジグを付けてるので、エサで誘うのではなくて、中深海ジギングしてみます。
ええ、面倒なのでエサもそのまま、胴突き仕掛けもそのまま。
普通にジグサビキみたいな感じ。
ただ中深海のアカムツジギングだと、ジグをビシビシと飛ばすことは無いので胴突き仕掛けと絡むこともないのです。
ぐぅーっとゆっくり持ち上げて、
ふわぁ~っとフォールで誘う感じ。
何度か誘ってると、ぐぅ~っと持ち上げてる最中に
ビビんっ
と、気持ちいい喰いあげるあたり!
瞬間的にスラグを巻き取ってジワっと胴に乗せます。
FISH ON!
合わせて口切れ起きると悲しいですもんね。
こんな感じで喰いあげるあたり、アカムツでしょ?!
そして、エサではなくて完全にジグに喰った感触です。
巻きまき。
巻きまき。
巻きまき。
やったネ!
思った通りに釣れていると、めちゃくちゃ嬉しいですねぇ。
ま、エサ付いてますがね。
ジグのフックだけどね。。。
ジグにアタックしに来たのか、ジグフックのエサを食いに来たのか。
こればっかりは、アカムツに聞いてみないことには判りませんがね。
でも、ワタクシ的にはジグで釣ったことにしておきます。
さて。
その後、いいあたりに乗らず、巻いてみたら
3本針の一番上が無くなってたのと
なんとなくザワザワと吹いて来たので(予報通り)、
「落としながら、戻るね。」
とNARIに言ってバウを岸に向けます。
漕ぎこぎ。
途中で落としてみたりしますが、もちろんというか生命感はありません。
そうしているとNARIに追い抜かれて、岸近くではNARIが着岸直前になっています。
そして、朝と同じように結構うねってますね。
岸に漕ぎ戻りながらNARIの着岸シーンを眺めていると、大きめのウネリが背後に迫った状態のNARI艇が岸に向かって全速力でパドリングしていますが。。。
あぁ。
間にあわん。
スターンを大きく持ち上げられたNARI艇が、一瞬で横を向いて岸と平行になり、次の瞬間、
ぐるりん
艇と岸の間に飛び降りたNARIを巻き込みながら艇が1回転。
そして、なんとか海中で立つことができたNARIが艇の縁を掴んだところで次のウネリでもう1回転。
目の前で2回転ローリングを見させていただきます。
自分が漕いでなかったら、映像に収められたのに残念です。
冷静に、着岸しましょう。
(一見普通に見えますが、クーラーが座席に乗ってるのは普通じゃない)
奇跡的に流出物はタオルだけ、竿もタモもタックルもNARIとともに2月の海水浴をしただけで、被害は無くて済みました。
良かったヨカッタ。
結構大きな砂利が巻き上がるくらいの大きさの波だったようです。
「行けるか、と思ったらダメでしたぁ~!」
「もう少し近かったら大声で止めたんだけどねぇ。波待ち、しないんだもん。」
ウネリが大きいときの着岸は、冷静に岸を観察して波頭が大きくブレイクしない場所を探したうえでしっかり波待ちをするようにしています。
何回かに一度は、必ず波が小さくなる時がくるから。
何度も塩辛い目に遭ったからこその用心です。
タックルが海水浴をしてしまった後の、洗浄のめんどくささとやるせなさを何度も経験すると勢いだけでの離着岸は、しなくなるのですよ。
NARIも中深海用に導入した電動リールが壊れなきゃいいですが。
さて。
本日の獲物一匹ゴミ一個。
やけにいっぱい拾ってますが、決して獲物は大きくありません。
そんな本日の小物たち。
ドンコの方がデカい。
それでも、赤いの5つは初めてだし、ジグでも釣れてくれたし、いい釣行でありました。
全身塩辛くなったNARIも
50cmオーバーのクログチいっぱい。
どうやら、クログチはホタルイカが好きなようですネ。
ホタルイカ、いもしんに。
え、ワタクシのエサは?って。
この、身の色で判りますよね。
近くのスーパーで¥118。
しかも夕方閉店間際に買ったので ” 半額 ” シールが貼ってありました。
約¥60の ” 鮭のハラモ ” です。
スーパーのお魚屋さん、その日にさばいた大型魚のアラを並べてくれるので助かります。
鮭のアラ、¥100でも量がたっぷりあって、しかもハラモは脂でギトギトです。
きっと美味しい匂いが海中を漂うことでしょう。
ええ、冷たい海に居る鮭。
駿河湾に、いもしんに。
今日は、凪を求めて遠くまで行こうと思ってたのに
タイマーを4つも掛けてたのに
2つ止めたのは覚えてるのに
「散歩いこー! ねぇ、散歩行こーよぉ~!」
ってケージの中で暴れてる、あずきに
(写真は、ケージの外でくつろいでるところ)
起こされるまでたっぷり睡眠を取ってしまいました。
ぐすん。
海に行きそびれたので、溜まってる釣行を吐き出しておきましょう。
2月7日、朝6:30、駿河湾某所。
NARIと一緒に中深海を目指します。
颯爽と出ていくNARI。
でもね、割とうねってるのねん。
面白そうやなぁ~、と思ってカメラ構えてたのねん。
一つ波をやり過ごして、
よちよちと座る。
気持ちはよく判るけど、もう少し波を待ってもヨカッタんじゃない?
ぐらっと、傾く艇。
次の波、大きいし!
これは、バウが斜め向くぜ?!
ぼちゃん
エライ。
そう、艇がひっくり返るより自分がずぶ濡れになる方が被害が圧倒的に少ない。
バウのハンドル掴んで寄せ波に押し戻されると、艇は波に対して真っ直ぐ着岸できました。
パチパチパチ。
振り出しに戻る。
人の沈を見るのは面白いんだけど、まぁ、のっけから沈しなくて良かったヨカッタ。
次は、うまくやってくれ。
慎重に波待って。
さ、ワタクシも出ましょう。
いい天気になりそう。
中深海に行く前に、少し浅場調査します。
場面変わって、中深海です。
えぇ、1時間以上、生命感の感じられないところで浮いてましたよ。。。
浅いところにはお魚は居ないことにしました。
富士山眺めながら落とします。
凪ですなぁ。
着底からわずかに巻き上げて底すれすれを流していきますが、凪いでるので底は取りやすいですね。
すぐに、
ぴくん
と
FISH ON!
巻きまき。
この、暴れないちょっと重いだけのヤツ。
なにも釣れないよりはいいけれど。
できれば赤いのがいい。
先に中深海まで漕いで出ていたNARIに近づいて
「なんか釣れたぁ?」
「クログチだけ」
いいな。
こっちはドンコだが。
「やっぱり、ホタルイカっすよ!」
アカムツ釣りを検索すると必ず ” エサはホタルイカ ” と出てきますな。
大好物だそうな。
ワタクシもホタルイカ使わないことは無いけれど、あれはどちらかというと人間様のエサだな。
旨いし。
で、今のところホタルイカ使いのNARIもアカムツは釣れてない。
もちろん、ワタクシもですがね。
漕ぎこぎ。
凪いでますが、潮流で少しは流されるので漕ぎ戻ります。
その少し先に遊漁船が一艘。
無風だと、遮るものが無い海上では声がめちゃめちゃよく通りますよね。
200mは離れていると思いますが、遊漁船のスピーカーの声が鮮明に聞こえてきます。
「ハイ、どうぞぉ~、260メートル。」
船長、遠州弁(?)静岡弁(?)丸出しです。
「エサ、何使ってるだぁ~?」
「・・・」
「が、ははは! ホタルイカぁ~? いもしんにぃ~!!!」
注) いもしんに = 居もしないのに
「サバだサバ、サバの切り身が一番!」
つまり、駿河湾に生息していないホタルイカなぞで釣れるわけない、とおっしゃっているのです。
(もちろん、船長さんは冗談で言ってるのだと思います。お客さんは高確率でホタルイカ使ってらっしゃることでしょう。)
でもこれを海上で聞いたときに、吹き出してしまいました!
さっき、NARIと話したばかりだったんで。
NARIがこの船に乗ったら間違いなく同じように言われるでしょうね。
にやにや笑いながら着底を待ちます。
着底。
少しだけ底を切って
ふわぁ~り
ふわり
と誘ってると
ぶるるん
と
FISH ON!
小さいけど、いいあたりです!
巻きまき。
巻きまき。
クンクン
暴れるぅ。
赤ぁ~い!
タモを使わないでもいいサイズですが、本命、釣れました!
嬉しい。
その後、
ブルン
と
いいあたりで、
生まれて初めてのアカムツ一荷。
でもね、
ひとつは、めちゃ小さいうえに
お口の中に
お住まいの人がいます。
プライヤーでお住まいの人に引っ越ししてもらって、
リリースを試みましたが。。。
小さすぎるのか深い海にもどることができない。
仕方なく、キープです。
そしてまたイマイチ引かないあたりで
ドンコがやってきたり、
気持ちいいあたりで
アカムツが釣れてくれたり、
小気味よい引き方でいつまでも暴れる赤いヤツだけれど
くりくりおめめの
ユメちゃんをリリースしたりして楽しみます。
エサが出涸らしになってきたら付け替えますが、そのまま捨てるのも忍びないので錘代わりのジグのフックに付けてみます。
と、
ドンコが釣れたりします。
でも、折角ジグを付けてるので、エサで誘うのではなくて、中深海ジギングしてみます。
ええ、面倒なのでエサもそのまま、胴突き仕掛けもそのまま。
普通にジグサビキみたいな感じ。
ただ中深海のアカムツジギングだと、ジグをビシビシと飛ばすことは無いので胴突き仕掛けと絡むこともないのです。
ぐぅーっとゆっくり持ち上げて、
ふわぁ~っとフォールで誘う感じ。
何度か誘ってると、ぐぅ~っと持ち上げてる最中に
ビビんっ
と、気持ちいい喰いあげるあたり!
瞬間的にスラグを巻き取ってジワっと胴に乗せます。
FISH ON!
合わせて口切れ起きると悲しいですもんね。
こんな感じで喰いあげるあたり、アカムツでしょ?!
そして、エサではなくて完全にジグに喰った感触です。
巻きまき。
巻きまき。
巻きまき。
やったネ!
思った通りに釣れていると、めちゃくちゃ嬉しいですねぇ。
ま、エサ付いてますがね。
ジグのフックだけどね。。。
ジグにアタックしに来たのか、ジグフックのエサを食いに来たのか。
こればっかりは、アカムツに聞いてみないことには判りませんがね。
でも、ワタクシ的にはジグで釣ったことにしておきます。
さて。
その後、いいあたりに乗らず、巻いてみたら
3本針の一番上が無くなってたのと
なんとなくザワザワと吹いて来たので(予報通り)、
「落としながら、戻るね。」
とNARIに言ってバウを岸に向けます。
漕ぎこぎ。
途中で落としてみたりしますが、もちろんというか生命感はありません。
そうしているとNARIに追い抜かれて、岸近くではNARIが着岸直前になっています。
そして、朝と同じように結構うねってますね。
岸に漕ぎ戻りながらNARIの着岸シーンを眺めていると、大きめのウネリが背後に迫った状態のNARI艇が岸に向かって全速力でパドリングしていますが。。。
あぁ。
間にあわん。
スターンを大きく持ち上げられたNARI艇が、一瞬で横を向いて岸と平行になり、次の瞬間、
ぐるりん
艇と岸の間に飛び降りたNARIを巻き込みながら艇が1回転。
そして、なんとか海中で立つことができたNARIが艇の縁を掴んだところで次のウネリでもう1回転。
目の前で2回転ローリングを見させていただきます。
自分が漕いでなかったら、映像に収められたのに残念です。
冷静に、着岸しましょう。
(一見普通に見えますが、クーラーが座席に乗ってるのは普通じゃない)
奇跡的に流出物はタオルだけ、竿もタモもタックルもNARIとともに2月の海水浴をしただけで、被害は無くて済みました。
良かったヨカッタ。
結構大きな砂利が巻き上がるくらいの大きさの波だったようです。
「行けるか、と思ったらダメでしたぁ~!」
「もう少し近かったら大声で止めたんだけどねぇ。波待ち、しないんだもん。」
ウネリが大きいときの着岸は、冷静に岸を観察して波頭が大きくブレイクしない場所を探したうえでしっかり波待ちをするようにしています。
何回かに一度は、必ず波が小さくなる時がくるから。
何度も塩辛い目に遭ったからこその用心です。
タックルが海水浴をしてしまった後の、洗浄のめんどくささとやるせなさを何度も経験すると勢いだけでの離着岸は、しなくなるのですよ。
NARIも中深海用に導入した電動リールが壊れなきゃいいですが。
さて。
本日の獲物一匹ゴミ一個。
やけにいっぱい拾ってますが、決して獲物は大きくありません。
そんな本日の小物たち。
ドンコの方がデカい。
それでも、赤いの5つは初めてだし、ジグでも釣れてくれたし、いい釣行でありました。
全身塩辛くなったNARIも
50cmオーバーのクログチいっぱい。
どうやら、クログチはホタルイカが好きなようですネ。
ホタルイカ、いもしんに。
え、ワタクシのエサは?って。
この、身の色で判りますよね。
近くのスーパーで¥118。
しかも夕方閉店間際に買ったので ” 半額 ” シールが貼ってありました。
約¥60の ” 鮭のハラモ ” です。
スーパーのお魚屋さん、その日にさばいた大型魚のアラを並べてくれるので助かります。
鮭のアラ、¥100でも量がたっぷりあって、しかもハラモは脂でギトギトです。
きっと美味しい匂いが海中を漂うことでしょう。
ええ、冷たい海に居る鮭。
駿河湾に、いもしんに。
Posted by はなたく at 18:36│Comments(0)
│カヤック 釣り