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2021年05月13日

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

GW直前。

天気、風共に良さそう。

ズル休み(有給休暇)したら海に出るでしょ?

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

独りです。

平日日帰りだけど、ちょっと遠い綺麗な海に来てみた。

もちろん、周りに誰も居ませんカヤックは。

でも磯渡しの船には、数人お客さんが乗船している模様です。

やっぱり平日の海況いい時は、皆、海に出るのですよ。


さて。

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

時刻は6:30。

プニラバかTGかちょいと迷いますが、ハチさん&CROSSくんがこないだイサキ釣ってたのでTGでスタートします。

今日は、乗っ込みマダイとイサキ狙いです。

美味しいの釣れたら早めに帰ろう。。。


20mぐらいから落とし始めて徐々に水深を稼いでいきます。

30分ほど経った頃。

着底同時に

ぐぐ

っと

FISH ON!

最初だけちょっと引いて後は重いだけなんで根魚かな。



ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

ヌメヌメのアオハタでした。

マハタやオオモンハタはそれ程ヌメらないのに、アオハタはやけにヌメヌメしますね。

良いもん喰ってる。

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。



すぐに全然引かないヤツが釣れますが

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

どうやらマダイはお留守なようなのでちょいと深場の根周りに移動します。


最近お気に入りのP.J.RIDEを落としますが、根掛かりが怖いのでGARMINのQuickdraw Contours海図とにらめっこしながら駆け下がりを狙います。


落とすと、

くく



FISH ON!

するも、小さい。



ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

アヤメカサゴ。

ま、ぎりぎりキープかなぁ。

30分おきに

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

なんとかキープ出来たり

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

目玉飛び出しちゃってるけど深い海の底でリリースしたり

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

ジグの方がだいぶ大きいのに喰ってくるから

やっぱり背ビレに掛けて海の底でリリースしたりします。

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。


大きめのハタ類来ないかなぁ。。。



と、遠くに小さな船影が見えます。

平日だし、出るときは誰も居なかったのになぁ。


丁度、根に漕ぎ戻る方向なのでそちらに向かって漕ぎこぎ。

根に到着すると向こうから漕ぎながら漕いでくるカヤック。

ややこしいことを書きました。

漕ぎながら漕いでいる。

こんなことをしているのは、あの人でしょうね!

 「こんにちは、お久しぶりです!」

 「どうもどうも。今日はお休み?」

 「いい天気なんで、もちろんサボりですよ!」

 「ハハ、確かに海に出なきゃ勿体ない天気ですよねぇー。」

beta_nagi_kayakfishing のナガサキさんです。

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

漕ぎながら漕ぐっての、足漕ぎをしながらパドリングもしているってことで。

 「忙しそうだけど、速そうですね!10km/hくらい出ます?」

 「10km/hは軽いですね。もっと出ると思います!」

と言いながら目の前で漕いで漕ぎ始めます。

あっという間に数十m向こうに遠ざかる。

ワタクシのカヤック、ニモ2+1の場合、静水無風で7km/hがいいところ。

釣りしているときの移動は3~5km/hくらいが普通です。

カヤックで釣りをするだけならスピードは必要ありませんが、ポイントまでの移動や潮・風の流れに逆らって漕ぎ戻るには速いに越したことはありません。

何より、天候の急変などで沖からすぐに帰還したいときにスピードは絶対の武器となります。

全開で漕ぎ続けられる時間とスピードを意識しながら出艇場所や陸地との距離を考えていたいし、何より遠くに居過ぎると帰りが疲れますね。。。

向かい風や潮流やその合わせ技で2km/hくらいしか出ないことも有ったりします。

そうなる前に帰りたい。

実際、漕いでも漕いでも進まないと情けなくなりますね。

しんどいし。

ナガサキさんが漕ぎながら漕ぐカヤックはそういう意味で画期的だなぁと思います。

そろそろ、自艇も10年になるし新艇も考えなきゃなぁ。。。
(先立つものが・・・。)


で。

ナガサキさんと話している時にもジグは落としてたのですが。

着底と同時にナガサキさんが10km/hのために漕いで漕ぎ始め、

遠ざかる背中を見ながら

ひとシャクリ

ふたシャクリ

みシャクリ

よ・・・

ドカンっ!!!

大きくスローにワンピッチでしゃくってた竿が止められます!

いいフッキング!

FISH ON!

少しむこうの背中に向かってて

 「ナガサキさんっ! キタっ!!!」

叫ぶ。

ギュルルル

ドラグが出て止まります。

 「マダイですね!」

漕いで漕ぎ戻ってきたナガサキさんが言う。

 「えっ、乗っ込み時期なのにこんな深いところで?!」

 「なんかね、Deepなんですよね、この時期のマダイ。真子も白子も持ってるんだけど。」


でも確かに最初の突進はマダイに似た感じです。

ただ、止まった後はそれ程引かない。

大きめのハタ類が頭をよぎります。

水深は100m超え。

そんな底で喰ったのだからハタじゃないかと。

と、ナガサキさんが見てる前で

ぎゅるるるるる

ドラグが出ます。

 「4kgクラスかな?」

ナガサキさんがつぶやきますが、マダイにしては叩きが少ないのです。

でもハタだとすると途中でドラグ出すほどの重量感ではありません。

以前釣った7kgのホウキハタほど重くはないのです。

 「ひょっとして、青物?!」

そう思うほどなんですが、走り続ける訳でもない。

何だろ?

巻いている途中にも時々ぎゅるぎゅるとドラグを出しますが、それ以外は割と大人しい。



海の底から現れるのは、ピンクか、茶色か、はたまた青いのか?

 「そろそろですよ。」

カヤックから下を覗き込みながらじわりじわりと巻いてくると、白っぽい、銀色っぽい魚影が揚がってきます。

なんだ?





うわぁ~っ!

やった、釣りたかったヤツ!!!




ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。
(taken by Nagasaki-san)

目の大きな。




ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

メダイやぁ~

 「ヌルヌルですね!」

ナガサキさんが言う。

もう、嬉しくてうれしくて。

膝の上に置いてフィッシュグリップで掴んでから雄叫びあげます。

やったァ!

メダイは、20年以上前、ふと立ち寄った新潟の海鮮料理屋さんでいただいた時に甘さ美味しさに驚愕してずっと釣りたいと思っていた魚なのでした。

あまりに嬉しくて、もう、今日はこれでおしまいでもいいや。

せっかくなのでナガサキさんに物持ち撮ってもらいます。

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。
(Taken by Nagasaki-san)

顔がニヤケている。


そして、噂通りの

ヌチョヌチョぐちょぐちょです。

股間が。

生臭い。

体中から粘液が出ています。

困ったけど、嬉しい。

脳天〆てエラ膜から動脈を切って、海中で振りふり。

丁寧に血抜きをします。

でもデカいんであまり上手に振れません。

エラのところ持とうとしてもヌルヌルだし。

ひとしきり振りふりした後、ストリンガーにつないで股間の掃除をしましょう。

ビルジスポンジ(と勝手に呼んでる100均で2個買えるお風呂洗い用のスポンジ)で海水を掛けながらぬぐっていきます。

スポンジは、海上での手洗いに便利ですね。

ヌメヌメも擦れば取れるので手を海水に漬けて洗うよりも早いですし。

とにかく、ひとしきり処理終わっても興奮したままなのでした。


その後、ナガサキさんのスロージギングを眺めてると

HIT!

 「なんだろ、重いだけあまり引かない」


ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

と言いながら巻いてくると

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

 「ウッカリでした!」

今晩のご友人とのBBQに持っていくネタが出来たとのこと。


 「もうワタシ、デカいのは十分なのでイサキ釣りに浅場に向かいますね。」

ナガサキさんに言ってバウを岸に向けます。

漕ぎこぎ。

漕ぎこぎ。


60mから50mくらいのところに差し掛かると、魚探に薄い反応が下から上まで広範囲に広がります。

魚群とか塊とかではなくて、春先のプランクトンで濁った感じの反応。

でも潮は澄んでるんでお魚なのかな?

望んでいるイサキかもしれない。

ジグにサビキつけてジグサビキでフワリふわり誘ってみます。







・・・。

喰わない。

イサキならフワフワ誘いかと思ってたんだけど。

シラスみたいな小さなのか、藻とかプランクトンなのかな?

何度かやってみますが全く喰いません。

こりゃ、魚じゃなくて、イサキはもっと浅い所なのかな?

中層までシャクった後、移動するために早巻きでジグを回収にかかると

グンっ!

突然の

FISH ON!

なんだ?

ギュンギュン

30m程のところで喰ったそいつは、それ程大きくないけどよく引きます。

サバだな。

そう思わせる引きかた。

でも高周波の振動が来ません。

そして走りまわるというよりは底に突っ込むような小気味よい引き方です。

何だろ???

イサキか!

でもよく引きすぎる。





えっ!

ジグなのに!!!




ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

紛れもなくジグに喰ってきたのはまさかの

グレ!


まぁ、木っ端グレの頃はサビキで釣れるので小魚は食べてるんだろうけど。

ブレードに反応したのかもしれませんね。

さて。

釣り方が判れば、こっちのもの。

立て続けに

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。
ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

追加したら、ああ。

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

そういうことね。

マダイは乗っ込んでませんでしたが、グレが乗っ込んでたのでした。

磯の近くの深くても20mくらいのところに居る魚だと思ってましたが、少し沖の60mくらいの所にも居るのが新鮮な驚きでした!

カヤックの初魚種ではないですが、ジギングでは初魚種なのでした。


さ、平日だし。

用事もあるので帰りましょう。

ナガサキさんはかなり遠くに浮かんでおられたのでご挨拶できませんでしたが、先に帰還します。


ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

時刻は14:00。

7時間半の船旅でした。




本日の獲物一匹ゴミ一個・・・ならず。。。

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

かなり頑張って探し回ったのですが、綺麗な海岸で獲物の数だけゴミ発見できず。

ま、大型のプラスティックが拾えたのでおまけしてもらいましょう。




本日の初魚種嬉しいヌチョヌチョぬめぬめ釣果。

ぷかぷか302。 ヌチョヌチョぐちょぐちょだよ。

いい引きでした!

あ、ヌチョヌチョぬめぬめ粘液ですが、海中で振りふりしている間に綺麗に取れました。

タモもしばらくしたら塊になったみたいでサッと海中に突っ込んだら綺麗にはがれてくれました。

さ、後は20年来の、あの味の再来なるか!?

次回。



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この記事へのコメント
いつも拝見しております
素晴らしい釣果ですね
おめでとうございます
私もあやかりたいものです
浜名湖でばかり浮いていますので
いつも羨ましく思っております
これからも 素敵な釣果続くと良いですね
Posted by 麦藁帽子麦藁帽子 at 2021年05月13日 07:51
>麦藁帽子さん
コメント、ありがとうございます!
つたないブログで恐縮です。
時々、思いもよらない獲物が釣れてくれるので面白いです。ジグのグレなんて想像もしてませんでしたし。
浜名湖で浮いていらっしゃるのですね。もう始まっているようですが、これからタコが楽しみになりますね、浜名湖。今年も何回かはタコ釣りに行こうと思います!ニアミスするかもしれませんね。もうしてるかも。。。
Posted by はなたくはなたく at 2021年05月14日 00:01
ニコバチの写真拝見しましたので
浜名湖でお見掛けしたら すかさずお声をかけさせていただきますね
お目に掛れたら 楽しいだろうな~。
Posted by 麦藁帽子麦藁帽子 at 2021年05月16日 09:14
>麦藁帽子さん
土日、ずっと釣りに出ていて返信遅れました!
いつでもお声掛け下さい。
私も楽しみです~。
Posted by はなたくはなたく at 2021年05月20日 00:48
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