はれわたる！

若狭湾から実家に行き、お魚をさばいたらそのまま落ちてしまいましたが、翌朝、真っ暗な中、目覚めます。

オババは既に起きていて準備万端な模様。

　「行こか。」




海ぃ～。

ちょいと高速に乗って勝手知ったる和歌山の港に出かけます。

勝手は知ってるんですが、たぶん、前に来たのは30年ぐらい前じゃなかろうか。

なにせ、見たことが無い堤防が増えてますので。。。


クーラーに座り込み、延べ竿＆アジ浮子で糸を垂らします。

子供の頃から見慣れた光景ですが、年月は感じますね。


潮が透き通っていて小魚がよく見えます。

テトラの間に仕掛けをそっと入れると

　　「来たよぉ～！」








ミニチュアなガシラ。

カヤックからだと間違いなくリリースです。

オババは唐揚げにして食べるという。

ま、いいか。


すぐに

　　「また来た～」



よく引きますが、お呼びでないヤツ。

サヨナラ。


では、ワタクシも遊ばせてもらいましょう。



今はワタクシがブラウントラウトのために渓流で使っている竿、亡父が穴釣り目的で買ったのだから本来の使い方で使いましょう。

堤防の際から、テトラの穴めがけて落とす。

エサはオキアミを使ってましたが、魚が小さくてエサだけすぐに盗られてしまいます。

針一杯の短い長さに切った青イソメに変えてみると。



モゾモゾモゾ

なにやらあたりのような根掛かりのような。

そっと持ち上げると根掛かりぃ～。。。

あーあ。

竿を真下に向けてゆっくりと引っ張ります。

と、ジワっと動く！？


海藻かな？？？


巻けるし。

クリクリとリールを巻いてみると、なんと！











わーい、イシガニ釣れたぁ～！

いつになく赤いからショウジンガニかと思ったよ。

どっちにしても美味しいのでキープ！


もう一匹か二匹釣れんかなぁ～。

同じように、垂らしを無くして針一杯に切った青イソメを落とす。

フワフワっと誘ってステイ。

またフワフワっと誘ってステイ。

錘がテトラにコロコロとあたるのでエサもテトラの上に乗っかってるかもなぁ。

カニ釣るならそのままでもいいけどちょっとだけ、３０ｃｍほど巻いてみる。

と、

ググン！

と

ＦＩＳＨ　ＯＮ！

大げさだけど、竿がぺなんぺなんなので魚が小さくてもよく引きます。

そして、実際、いい引きです。

なんだろ？？








まさか、テトラの穴の中に居るとは思わなかった。

カワハギ。

これは、嬉しい。


オババは



キタマクラ釣ったり楽しんでましたが、

　　「きたでぇ～！」

とひときわ竿が曲がっております。

ま、柔らかい延べ竿なんでね。。。






こちらもカワハギ。

　　「見てっ！上手に釣ったやろ？」



はいはい、お見事！


スズメダイ釣ったり、





穴釣りでミニチュアのミニチュアのような小さいガシラ釣ったりしてると、

　　「これ何？？？」

と、オババ。

手に取ってみます。








これは、



　　「カゴカキダイやね。小さいけど美味しいらしいよ。」



３時間ほど遊んで、風が吹いて来たから撤収。


帰路につきますが、和歌山に来るとどこを走ってても



みかん畑と直売所。


（オババ、購入）


そして。



来たからには和歌山ラーメンを食べないとね。

国道沿いだからか人気店だからか混んでました。



テーブルに、面白いものが置いてある。



お寿司。

注文してからラーメンが出てくるまで虫押さえに食べてなぁ～、ということらしい。

見事にお店の作戦にハマる。



うま。





もちろん本命も、うまい。




ホントに美味しかったです。



さて。

実家に帰ると、家に帰らなければなりません。

この日は日曜日だったので次の日は仕事だから。



回転焼きでまったりとしたら

　　「ごめん、さばく時間が無い。」


本日の小物たち。



　　「自分でやるからいいよー。　気ぃ付けて帰りやぁ～！」

　　「ほなねぇ～。」



一路、東へ。



亀山でお決まりの渋滞にはまるのは想定内。

無事、お家に帰り着きましたとさ。