はれわたる！

こないだの日曜日は、そう！

カヤックフィッシングジャパンカップ２０１８！


でも、KFJCのお話は次の機会に置いとくとして（なんでやぁ～？）、このお話はその一週間前のこと。


凪がいいんで、いつもの場所に繰り出すわけでございます。




今日はめちゃめちゃ楽しみ！

なんでかっていうと。


前の週に大阪帰省したついでにおかんと釣りしたのは前記事の通りなのですが、釣りのついでに寄ってみた。




普通は、釣り行く前に寄るとこですな。

帰りに寄ると時間がたっぷりあって危険ですな。。。


中はいると、めちゃめちゃ危険ですなぁ。


欲しいのがいっぱいあってお金がいくらあっても足りやしない。

んでも、お金はいくらもないのは分かり切ってるので、目を喰いしばってレジにむかう。








ｂｅａｔ　BEELINE　SKIM　２５０ｇ　半面レッドスポッドグロー

一目惚れしました！

これは絶対、アカムツに効くはず。
（んでも買ってからｂｅａｔのｈｐで効能を見てみるとカンパチとか書いてあるなぁ．．．）

・・・まぁ、いい。


とにかく、コイツを早く中深海で試したくていそいそと漕ぎ出すわけでございます。


んでも上の出艇時の写真に写ってるボートのおじさん、いつもここでお会いするのだけど、この日寝坊して出艇が遅くなったワタクシが準備していると沖から戻って来られまして。

　　「おはようございます。もう戻ってきたんですか？」

　　「ぜんっぜんダメ。なぁ～んにも。釣れん。根掛かりで仕掛けを４つ持ってかれて頭にきて戻ってきた。」

　　「なぁ～んにも？」

　　「（５０ｃｍくらいの幅に手を広げて）こんくらいのホウボウとイトヨリだけであとは小さいカサゴがちょっとだけ。」

・・・釣れてるやん。　　


出ましょう。



めっちゃ凪ですが、寝坊したので南が吹き出すまで4、5時間というところ。

帰りが追い風になる様に南に向いて進みます。

一気に２００ｍ越え。




もちろん、コイツを落とします。

その前に、海面近くで何度かしゃくってジグの動きを確かめます。

うん、思った通り。

ヒラヒラとゆっくり目に落ちてくれます。


一気に底まで。


長い着底を待ち、ごくごく底付近をゆっくり探りますが、凪だけどわりと南にながされます。

おおよそ２５０ｍくらいかな？

魚探は効かない深さです。


一度巻き上げてちょっとだけ漕ぐ。

もう少し水深を浅く取って2度目の投入です。


着底からあんまり飛ばさないようにじわっと持ち上げてフワッと落とす感じ。

ラインの抵抗で海面近くとは違う動きをしてると思うけどそれでもゆっくりアピールしていると思われます。


ジワッ

フワフワ

ジワッ

フワフワ

ジワッ


ぷる

うわっ、いきなりの

ＦＩＳＨ　ＯＮ！

やたっ！

小さいけど。

引くね。

これは、本命来たかも！！！


巻きまき。

巻きまき。

口切れが怖いのでホントにゆっくりと一定のペースで巻き上げます。


巻きまき。

巻きまき。


残り５０ｍ程で少しだけ暴れる。

っても小さいんですがね。

ユメカサゴかな？

巻きまき。

巻きまき。

赤いかな。

赤いかな？





お、赤いぃ～！






やったぁ～！

うれしー！！


大きさ、ジグとたいして変わらないけど、釣れると思ったジグで思ったように釣れるとホントに嬉しい。

アカムツ、嬉しいねぇ。

こんなにすぐ釣れるなんて、連発するかもっ！

処理して漕ぎ戻って航跡見ながらマーキング。

そのまま潮上まで漕いで漕いで投下。

ながいながい着底を待ってしゃくります。


なかなか、次が来ない。

ま、想定の範囲。

そんなに簡単に釣れるとは思ってないからネ。


おおよそ一時間経過し、大きく移動して少し水深を稼いでみます。


底からゆっくりシャクり、また落とす。

少し、浮いてるなんてことは無いかね？

またシャクって今度は落とさずにもう少し続けて

シャク

フワッ

シャク

フワッ

シャ・・・


ぶるん

キタぁーっ！

ＦＩＳＨ　ＯＮ！

底から８ｍくらいかな？

さっきと同じように小さい。

巻きまき。

巻きまき。


でもさっきと同じように少し暴れます。


巻きまき。

赤いのこーい！

巻きまき。

赤いのあかいのっ。

巻きまき。







うーん、赤くなぁ～い。

でも、黒ぉ～い！








ジグと同じ大きさに見えますな。

クロムツ。

でも嬉しいねぇ。

ジグで釣れるとホントに嬉しい。


処理して漕ぎ戻ってご機嫌に落とします。

またまた長ぁ～い着底を待って

シャク

フワッ

シャ・・・


ドカンっ！

うわぁ！

きたぁぁぁぁぁぁ～っ！

と、

ＦＩＳＨ　Ｏ・・・

ん？

なんか、やたらに重いけど引かない。

ん？？？

とにかく、めちゃめちゃ重い。

必死で巻きます。

じわりじわりと巻き取っていきますが、巻けば巻くほど重くなり、遂には巻けなくなりました。

これは。。。

間違いありません。

根掛かり。

だけどタダの根掛かりぢゃぁない。

定置網があった場所に残されたロープを引っ掛けた時とまったく同じ感覚。

ロープが弛んでいる間は巻き取れますが張ってくると巻けなくなる。

緩めても重たいロープの重みが残ったまま針が外れたことはこれまでに一度もありません。

はぁ～。。。


もちろん、こんな水深に定置網があるわけもなく、深い海の底を見たわけでは無いので断定はできないけどこの感覚は間違いないでしょう。

堅いものに根がかったらほぼほぼ外せるのですが、こればっかりは外せないだろうなぁ。


オシアジガーをロックし無理やり巻き取っていくと

ふっ

軽くなります。


あぁぁぁぁぁぁ。


買って小さいの2匹しか連れて来てくれてないのに。。。

めちゃめちゃ悲しくなります。

新品をおろして3時間でお別れです。



こればっかりは仕方ない。

諦めて



エサ落とす。


今度はシャクシャクしなくていいから楽なんだけど、あの、
「釣ったった！」
感は無くなります。


まぁ、エサでも十分楽しいけどね。


底付近をフワフワ誘ってると

ビクン

とあたり。

乗らない。

そのままフワッと誘うとまた

ビクン

とあたる。

でも、乗らない。

よっぽど小さいのかね？？？

またそのままフワッと誘うとまた

ビクン

と、今度は

乗ったぁー


巻きまき。

相変わらず、小さい。


巻きまき。

でも暴れる。


巻きまき。

あかいの赤いの！


巻きまき。

よく暴れるねぇ。


巻きまき。






赤くなぁ～い。






おぉ～！

ここの海で初めて釣ったよスミヤキ。

ちーさいけど。

そんでもって



３本針を２つも噛み切っちゃ、嫌ぁ～よ。

ほんとに。

旨いから許すけど。


その後



定番のお友達を



２つ追加したところで


びゅー



予報通りの南が吹き始めます。


帰ろ。

漕ぎこぎ。

漕ぎこぎ。









おおよそ５時間の海上散歩でございました。






本日のゴミ拾い。








んで、本日の嬉しいような悲しいような、お決まりの小物イジメ。




ま、和歌山のお土産屋さんだと￥２５００くらいしてたから元は取ったと、自分を慰めておきます。

また、おんなじジグ、買おう。



－　○　－　○　－　○　－　○　－　○　－


帰宅し、とっととさばく。






んで。

スミヤキ、旨いけど骨が大変。

小さいんで塩焼きかなとも思ったんだけど、パサパサになりそうな気がしたので三枚におろして



骨切りしてみる。

包丁が切れん。

ちゃんと研げばよかった。。。

んで骨が皮の近くにあるから頑張って切ると



表まで切っちゃうし。。。



気付くと獲物全部小さいんでどれもこれも焼くとパサパサしそうなので。



全部お刺身にしちゃお。


で、皮を引くのが面倒なので



ファイヤー！




おお、美味そう。

左側が上からスミヤキ、アカムツ、クロムツ。

右側は全部シロムツ。

黒赤白のそろい踏み。




いただきます！




スミヤキ、骨切れてなぁ～い。

でもうまぁ～い！。




クロムツ、脂のってなぁ～い。

でもうまぁ～い！！




アカムツ、やっぱり脂のってなぁ～い。

でもでも、やっぱり、うまぁ～い！！！


シロムツ、写真なぁ～い。。。

でも、甘ぁ～い。


おいしゅうございました！