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2018年05月03日

ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

ブログネタが溜まってきた。。。

GWに入ってヒマができてるはずなんだけど、あんまり寝られてないっていうかブログ書く時間がとれないっていうねぇ。



遡ること約10日。

4月22日、日曜日。

風予報良好かつ時間ができたんで海へ。

久々の出艇場所に来てみました。

ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...


朝5時前、駐車場で隣の車からカヤックを降ろしている常連さん(?)にどのあたりまで漕ぐか聞いてみますと、

  「最近、あんまり良くないのよねぇ~。50mに居る時もあるし30mの時もあるし。でもほぼほぼ居ないね。」

・ ・ ・ 。

マダイの話です。

では30mくらいから徐々に深度を増していきましょう。


出ます。


ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

めちゃめちゃ凪。

スイスイと進みます。


今日も、「マダイ釣りたい!」 ・ ・ ・ と思っています。


ってことで、

ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

せっせとタイラバを巻きましょう。


30mくらいから

40mくらい

50mを過ぎ

60mになります。

かなり遠浅な地形、岸からはどんどん遠ざかりますが深度は徐々にしか稼げません。

そして、魚探に何も映らない。

一切。

皆無。


魚が居ない。

そして70mを過ぎ80mを過ぎ。

全然あかん。


ふと見ると、遠くに長い長い波のようなものがあります。

でも船が通ったわけぢゃない。

あれ、潮目かな?

行ってみよーっ!


漕ぎこぎしていくとどんどん水深が浅くなります。

んで水深が50mくらいの其処に到着してみると、巨大な潮目が渦を巻いていて、こちら側はザワザワ、向こう側は鏡のように平らな海面なのです。

そして水深が深くなるであろう方向に向かって潮目が長く、遠くまで延びています。

ここになんか居なかったらもうお魚居ないねぇ、って感じ。


タイラバ、落とします。


潮目を横切るように静から動へ潮が流れます。

無風。

潮目の上を行ったり来たり。

ジグザグにすこしづつ水深を増しながらおおよそ90mくらいに差し掛かった時、フォールしていたラインがフッと止まります。

着底 ・ ・ ・ にしては少し早いような???


スラグ取ってそっと聞いてみると

ググッ!

っと生命感!

やっと来たぁ~っ!

タイラバだけど、おもいっきり合わせを















スカ

マジ?!

生命感あったのにぃ~。

そのままふわっと落とすと、またまたラインスラグ。

まさかの2回目アタック?!


今度こそ


ドカン



FISH ON!


ぎゅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~


変な音立てて凄まじい勢いでドラグがでますっ!


おぉ、ドラグゆるゆるにしてたやん!

下からそっとスプールに手を当ててきゅるきゅるっとドラグを締める。


さぁ、かかってこい!

ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...



とにかく、デカい。

重い。

締めたドラグをジリジリと引き出しながらなかなかハンドルを巻かせてくれない。

これは、マダイだったら相当デカいはず。

ウンウン言いながら走りが止まるのを待ちます。


そして停止。

そのまま巻き取りに掛かろうとしますが全然巻けない。

耐えて耐えてじわじわと竿を起こしていきます。

そして倒しながら巻き取る。

ポンピングです。


普段、小物釣り専門だし(狙ってるわけぢゃないっス。デカいのの釣り方知らない・・・)、そこそこの大きさのものが掛かってもテンション一定で巻くのでポンピングはやらないんだけどコイツはポンピングじゃないと揚がって来ないみたい。

じわじわと巻き取り、ときどき出され、また巻き取りを繰り返します。



ん?

耐えながら冷静になりますが、この引き方はマダイじゃないかも。。。

ガガガッて下に突っ込むような断続的な叩きが無い。

でも、青物でもないような気がするのです。

数少ない青物の経験と照らし合わせても走りまわるような鋭い突っ込みではない。

たとえるなら、ヒラメ。

そう、ヒラメが巨大だったらこんな引き方かも。


最初に少し走ったのが違う気もしますが、重さといいズルズルと引っ張る重戦車のようなスピード感の無さといいヒラメに似ています。


まぁ、いい。

水揚げすれば判ることです。

少しずつじわじわと巻き取っていきます。


少し向こうに浮いている白いカヤックの方がこちらのファイトに気づいたように見ているのが目に入ります。

バラシたらちょっと恥ずかしいなぁ。。。


と、重さは変わらないのにポンピングがやり易くなってきます。

スタミナ切れたな。

抵抗が少なくなり、ただただ重い時間が増えてきます。


でもおそらく喰ったのが80m付近でラインマーカー見るとようやく半分を過ぎたところ。

腕がぷるぷるしてきます。

左右で持ち替えながら空いた手をぶんぶん振って血流を酸素を送ります。


そして。

のこり10mを切り、海中を覗き込みながらじわじわと引き寄せていくと ・ ・ ・


あれれ?

思っていた茶色い平たいシルエットぢゃない!

青い?

白い???



マジかぁ~~~~~














ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

ゴミ ・ ・ ・ ぢゃぁありません。

ゴミはドラグ出さない。













 



ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

はぁぁぁぁぁ。

ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...


参った。

まさかのオナガザメ。

しかも、スレ。

重い訳です。


んで、長い挌闘に疲れたのかふらふらになってるみたい。

でもね、口に掛かってないからこっちを向かないのですよ。

ふらふらみたいだけど遠くに下に逃げようとする。
(当たり前ですが。。。)

全然、リーダーが掴めないんで巻けるだけ巻いて竿を立て、それでも届かないんで竿のバット部分を持ってなんとかリーダーを引き寄せます。

そしてリーダーならぬ、尾びれを掴みます。

容疑者確保!


もう、竿先が限界近く曲がってます。

とにかくペールを返して開放しないと!

でも、おそらく1.3mくらいあるであろうそいつは、尾びれを拘束されながらも頭を真下に向けたままなかなかいうことを聞かない。

右手で尾びれ掴んだまま左手でリールを触ろうとするのですがリールに手が届かない。

あともう少しってところで、それまでふらふらしてたそいつが尾びれを勢いよく振り回す。

その瞬間、

パリンッ

グラスの中の氷が溶けて向きを変えるときのような高い音が、凪で静かな海面に響きました。


ああぁっっっっっっ...

リールに手が届くようになったのでラインを開放し、尾びれに刺さっている針をプライヤで外します。


Goodbye forever...

ありがとう、そして永遠にさようなら。

ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

富士山が綺麗な日。












ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

かれこれ7~8年愛用した、既に廃番になってしまったKGエボリューションがお亡くなりになりました。

いい音したなぁ、折れるとき。

泣きそうです。





  「長いこと、ファイトしてましたねぇ!」

白いカヤックの方が声をかけてくれます。

  「何釣れました???」


  「サメですわ。残念ながら。」









随分、出艇場所から離れてしまったので戻りながら大きな根に向かいます。

そこにはたくさんの手漕ぎボートや貸しボート、カヤックが浮いているんですが誰も何も揚げてる気配がないので近寄らなかったのです。

到着すると至る所でぴちゃぴちゃと小魚が跳ねています。

ベイトだらけ。


でもね、ぜんぜん追いかけられている感じじゃなくて、ぜんぜん釣れないの。

最終的に、落とし込みでもと思ってサビキを出してみましたがベイトも乗らない。

一匹だけ小鯖が付きましたがすぐに外れてしまいます。


あぁ。

あかん。

すこーし吹き始めたのと、気持ちが乗らないんで竿をロッドホルダーに刺して。





ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

帰還。

心も体も疲れました。。。



遊んでくれたオナガザメの。

ぷかぷか203。 ああぁっっっっっ...

獲物一匹ゴミ一個。


マダイどころかオデコを喰らってしまいました。。。

ま、こんな日も。

無い方がいいけどねぇ。。。





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