しばらく前、一通の郵便が届きました。
去年、エントリーしたので今年も送られてきたらしい。
そうこうしているうちに、小学生2人が学校からも同じパンフをもって帰ってきた。
「出るの?」
「うん!」 「でるよ!」
去年は季節外れのインフルエンザにやられた子供たち。
エントリーはしていたけれど結局走れずじまい。
今年はやる気満々。
というと入賞狙いのように聞こえますね。
決して速い訳じゃありません。
小学生なので3kmのコースだけど、多分、3kmマラソンしたことないんじゃないかな。
という、くらいのもので。。。
父は?
メタボな体で普段運動しないのに急に走ったら大変なことになります!
体に悪いので出ない、でない。
子供たちはやる気はあるみたいだけど練習をしている姿は見たことがない。
そのうち走り出すのかなと思っていたらなんと合宿で鍛えるそうです。
我が家で。。。
???
聞くと、春休みに一緒にエントリーしている悪ガキどもが家にお泊まりに来て
一緒に走るそうです。。。
なぜわが家に?
なぜ合宿に?
父には小学生の考えはわかりません。
謎は深まるばかりです。。。
「春休みにね、庭にね、テント張ってみんなでお泊り会するんだよ。」
「で、僕たちが自分でご飯作って、空いた時間は走って練習して、夜は庭で寝るの!」
あぁ、そうですか。
「で、テントは自分で張れるの?火はどうやって起こすの?」
「だから、お父さん手伝って!」
あぁ、そうですか。
「で、何人来るの?」
「僕の友達が5人くらいかな。」
「私の友達はぁ、4人。」
あぁ。そうなんですか。
「あのさぁ、家のテント、6人までしか寝られないんだけど。」
「じゃぁ、3年生が先にお泊りして、次の日は5年生ね。」
あのぉ、2日連続なんですね。。。
あなたたちは楽しい春休みでしょうが、こっちには春休みなんてモノは無いんですが。。。
「だから、有休取ってあげてね。土日だけじゃ足りないから金曜日か月曜日。」
嫁さんからの優しいお言葉。
「私にはテントとか飯盒炊さんとか無理だから(めんどくさいから!!!)。」
あぁ、そうなんですね。。。
貴重な有休を、悪ガキどもと一緒に過ごすのですね。
貴重な有休を、釣りにも行けないんですね。
「あ、あの子達のママたちは家が近いから歩いてこられるね。じゃ、親は家で飲んだくれるかねぇ。」
その、” 親は ” の中に ” 父親 ” は含まれるのでしょうか?
唯一の救いは、この父親は下戸だということでしょうか。
悪ガキどもの面倒と酔っ払いの面倒を一緒にみられるなんてなんてついているのでしょうか。。。
「いいじゃん、あんたいっつも一人で釣り行っちゃうんだしぃ。」
まぁ、そう・・・ですね。。。
まぁね。。。。。