5月1日の午前中マダイと遊んで夕方帰宅した後、お魚を処理すると冷蔵庫がマダイだらけになってしまいます。
前のがまだ食べきれてないからね。
真夜中走った後、ウネリと潮流の中でずっとパドリングしてまた運転して帰ってきたのでちょっと眠い。
早めに寝て早く起きよう。
5月2日の早朝5:30。
小僧たちを叩き起こして、ちゃちゃっと準備して6時をすこし回った頃には高速道路上に居ました。
西へ向かいます。
刈谷のハイウエーオアシスでサンドイッチ買って、伊勢湾岸道に入ろうと思ったらGoogleMapさんが 「名古屋高速へ向かえ!」 と言う。
電光掲示板を見ると 『伊勢湾岸道 事故通行止め』
なんですとっ!
まぁ、仕方ないんで北に折れて名古屋の都市高速に入ります。
西に真っ直ぐ行きたいのに、ぐるっと名古屋の街を回らされてしまいます。
GW真っ只中なので普段運転しないドライバーさんも多い。
しかたないなぁ。。。
おおよそ名古屋の中心くらいまで北上し、西に折れます。
んで東名阪に入って名古屋西ICを通過しようとすると突然の渋滞。
GoogleMapさんを眺めると真っ赤っかになってますな。
交通情報を確認するとこの先の蟹江ICで事故発生。。。
参ったねこりゃ。
でもまぁ、仕方ない。
皆が大人しく渋滞に巻き込まれているなか、とっとと名古屋西ICを降ります。
だって、蟹江ってすぐだから。
下道で行って蟹江の次の弥冨からもう一度乗ればいいや。
昔からなんですが、お金払って渋滞に巻き込まれるのがどうも嫌で、下道で少しづつでも動いている方が精神衛生上健全なのですよワタクシ。
弥冨からはスムースに進みますが、また四日市で 『鈴鹿 事故渋滞』 の電光掲示板を見るとかなりげんなりしますなぁ。
いよいよ混んできたら下に降りようと思いますが、ラッキーなことに鈴鹿に差し掛かる頃には渋滞は解消していてくれました。
よかったよかった。
亀山から名阪国道に入り、西へ西へ。
9時に待ち合わせしてた大和高田駅に9時半ごろに到着しました。
ひさびさの奈良。
待ち合わせてたのは御ババ(私の母上さま)です。
大阪から近鉄で出てきてもらいました。
そして向かったのは吉野山。
(写真もヘタクソですが、看板、色褪せすぎです。)
桜の季節は過ぎてますが、マイカー規制で山のふもとの駐車場に車を止めます。
しかしまぁ、馬や籠で移動する時代に、秀吉さんはよくこんな山奥まで来ましたなぁ。
御ババと5人でよちよちと歩いていくと
国宝の仁王門に差し掛かります。
改修中でしたが、門はくぐることができました。
阿形吽形の大きな仁王さんは
なかなかの迫力です。
デカいし。
東大寺の仁王像の次に大きいんだとか。
参道を歩いてたどり着いたのがここ。
金峯山寺(きんぷせんじ)の蔵王堂です。
役の行者、小角さんが開いたそうですが、後醍醐天皇が流されて来たり秀吉さんが花見したりと長い時代を経てきたこのお寺に、特別御開帳している青い秘宝を拝みに来たのでした。
早速、中に入って拝みますが、撮影は禁止なので写真がありません。
でも、おババが紹介誌を買ったのでそれを撮ってみた。
判ります?
吉野山観光協会のHPか
金峯山寺のHPに行った方がよくわかると思いますが、真っ青な仏様がいらっしゃるのです。
仏様が3体いらっしゃるのですが、真ん中のひときわ大きいのがお釈迦様なんだそうです。
もちろん普通は青くないんですが、疫病や災いや犯罪から人々を救うために権現という人の形の姿になられて、最も気高い色として青く輝きながら悪を懲らしめるために怖い形相をしているそうです。
ちょっと不遜だけど、孫悟空がスーパーサイヤ人ブルーになるようなもんかな??
実物の権現様は、吸い込まれるような濃い青で、絵手紙が趣味なおババがせっせと写仏しているあいだ、足元に跪いてずっと眺め拝んでおりました。
少し前のめりに覆いかぶさるような仏像で足元から見上げると迫力があります。
悪を懲らしめる気迫が伝わってくるとともにとても厳粛な気持ちになります。
さ、気持ちが清まったら、飯めし!
お蕎麦と、奈良と言えば柿の葉寿司ですな。
最近は、柿の葉寿司のネタにマダイや鮭があったりしますが、やっぱり鯖が旨い。
はぁ、お腹いっぱい。
満足まんぞく。
んで、お腹いっぱいになったら次は、
これですな。
吉野と言えば、吉野葛。
金峯山寺蔵王堂のすぐそばの本葛菓子屋さんは大人気で入店できなかったので別のお店に行きましたが、
新緑を眺めながらの葛切りは素晴らしいノド越しで、お薄の苦みも大層おいしゅうございました。
折角奈良まで来たので他の神社仏閣も参拝したいのはやまやまなのですが、GW、どこ行っても駐車場は満車で人だらけ。
お腹いっぱいだし、明日にはお姉ちゃんも家に帰ってくるっていうんで、大人しく帰ることにします。
マダイ、食べなきゃいけないしねぇー。
まだ少しGWネタ、続きます。