2018年08月18日
ぷかぷか217。 たこがタコでなかった話
外は荒れててどうしようもない。
潮時表とにらめっこしてゆっくりめに出かけます。
夜が明けているので、当然悪ガキ達の目につく訳で。
父一人では出させてもらえません。。。

想定外だったのは大潮満潮をなめてたこと。
出艇場所の浜がありません!
水没しておりました。。。
なので出艇前写真は無し。
上の写真は、いきなり漕ぎ出すところからスタートなのでした。
子供たちも随分大きくなったけれど、ニモ2+1の浮力を活かして3人乗り込みます。
さすがに高1のお兄ちゃんが漕ぐとそれなりに推力を発揮するので、父は楽ができる。
鉄橋の近くまで漕いで

糸を垂らします。
舞阪港は既に満潮時刻を迎えていますが、鉄橋付近はまだまだ満ち潮が激しく流れています。
っちゅうことで、どんどん湖奥に向かって流される。
釣れんし。
流れがそれなりに緩くなってから鉄橋の下に漕ぎ進みます。
人工物とは言え、日陰に入ると涼しい。
と、
「引っかかった。」
小学生が弓なりのバスロッドを支えながら言う。
「おいっ、そんなにしたら折れるっ!」
高校生が取り上げてビンビンあおるが取れません。
仕方ないので潮上に漕ぎ進み、反対側からビンビン。
取れん。
「お父さん、あげる」
竿が回ってきます。
取れんかねぇ。。。
ラインスラグを取って竿先を根掛かり方向に向け、一直線にじわっと引っ張ります。
ん?!
そのまま、竿を小学生に手渡し、
「巻けっ!」
「え、取れたの?」
「取れてないけど...」
巻けっ!
ゴリゴリっとごり巻き。
じわぁ~と巻けますな。
タモを高校生に手渡し、
「すくって!」
ヤッター!!


ちょー小さいけど、一匹は一匹。
しかも餌木の色は自分で選んだものなので、
「オラだけが釣れた。」
その後。
潮が止まり、あっという間に引き潮に変わり、餌木を3つほどロストし、

鉄橋の湖口側にずいぶん流されたので
「帰ろか。」
高校生は、引き潮に逆らって必死で漕ぐ。
しかし小学生が、

タモを水中に突っ込み、せっせと抵抗を作り出すもんだから艇は一向に進みません。
「おーい、いつまでたっても帰れんぜ~。」
疲れたと言って高校生が手を止める。
小学生からタモを取り上げて、結局父が必死で漕ぐ羽目になります。
鉄橋の流れが速い所だけは高校生も加勢してくれましたが、あとはの~んびり日和見を決め込みやがる。
出艇場所に着いても相変わらず浜が水没してるのでカヤックだけ車道まで揚げて、父は車にドーリーを取りに行きます。
戻ってくると


二人とも、涼んでやがる。
ま、いいか。
牡蠣棚の下にチヌでも居ないかな?と見に行ってみますが

潮が濁ってて全然見えません。
視界、2m無いかも。

アマモやらアオサやらがやたらと流れてくるし、潮水も生ぬるい。
今度こそ、
「帰ろか。」
9:30には水から揚がります。
ちゃっちゃっと片づけて帰路につきますが、まだ朝なのに
「腹減った」
の合唱が始まります。
朝飯食ったやないかい!

父のわずかな小遣いを一生懸命減らそうとする輩。

一人で、2杯も喰うヤツもいる。
・ ・ ・ 朝飯、喰ったやん。
帰宅。
釣った奴のお仕事。



っちゅうか、元気あり過ぎて落ち着かん。
頭ひっくり返して内臓を取るところまでは仕方なく父がやる。
続きは小学生の仕事。

ボールに入れて、

コイン精米機からもらってきた米ヌカを

ぶちまけて

揉む!

揉む!

吸盤の隙間まで揉む!
ヌルヌルを取り去ります。

手じゃなくて、タコを洗え、タコを!
最後に


塩で揉んで臭みも取ります。

手早く塩を洗い流さないと、塩辛くなっちゃう。
くたぁ~となったら

下ごしらえ終了。

2、3滴お酢を垂らした熱湯に

足先からちょんちょん。
くるくるっと巻いてきたらボチャン。

あとは、火が通るまで



つんつんしたり、ひっくり返したり。
落ち着け!

ハイ、よくできました!
父は大損でしたが、楽しめました。
今日は小さいのが一匹しか釣れなかったけれど、タコにはなりませんでした。
また行こう。
潮時表とにらめっこしてゆっくりめに出かけます。
夜が明けているので、当然悪ガキ達の目につく訳で。
父一人では出させてもらえません。。。

想定外だったのは大潮満潮をなめてたこと。
出艇場所の浜がありません!
水没しておりました。。。
なので出艇前写真は無し。
上の写真は、いきなり漕ぎ出すところからスタートなのでした。
子供たちも随分大きくなったけれど、ニモ2+1の浮力を活かして3人乗り込みます。
さすがに高1のお兄ちゃんが漕ぐとそれなりに推力を発揮するので、父は楽ができる。
鉄橋の近くまで漕いで

糸を垂らします。
舞阪港は既に満潮時刻を迎えていますが、鉄橋付近はまだまだ満ち潮が激しく流れています。
っちゅうことで、どんどん湖奥に向かって流される。
釣れんし。
流れがそれなりに緩くなってから鉄橋の下に漕ぎ進みます。
人工物とは言え、日陰に入ると涼しい。
と、
「引っかかった。」
小学生が弓なりのバスロッドを支えながら言う。
「おいっ、そんなにしたら折れるっ!」
高校生が取り上げてビンビンあおるが取れません。
仕方ないので潮上に漕ぎ進み、反対側からビンビン。
取れん。
「お父さん、あげる」
竿が回ってきます。
取れんかねぇ。。。
ラインスラグを取って竿先を根掛かり方向に向け、一直線にじわっと引っ張ります。
ん?!
そのまま、竿を小学生に手渡し、
「巻けっ!」
「え、取れたの?」
「取れてないけど...」
巻けっ!
ゴリゴリっとごり巻き。
じわぁ~と巻けますな。
タモを高校生に手渡し、
「すくって!」
ヤッター!!


ちょー小さいけど、一匹は一匹。
しかも餌木の色は自分で選んだものなので、
「オラだけが釣れた。」
その後。
潮が止まり、あっという間に引き潮に変わり、餌木を3つほどロストし、

鉄橋の湖口側にずいぶん流されたので
「帰ろか。」
高校生は、引き潮に逆らって必死で漕ぐ。
しかし小学生が、

タモを水中に突っ込み、せっせと抵抗を作り出すもんだから艇は一向に進みません。
「おーい、いつまでたっても帰れんぜ~。」
疲れたと言って高校生が手を止める。
小学生からタモを取り上げて、結局父が必死で漕ぐ羽目になります。
鉄橋の流れが速い所だけは高校生も加勢してくれましたが、あとはの~んびり日和見を決め込みやがる。
出艇場所に着いても相変わらず浜が水没してるのでカヤックだけ車道まで揚げて、父は車にドーリーを取りに行きます。
戻ってくると


二人とも、涼んでやがる。
ま、いいか。
牡蠣棚の下にチヌでも居ないかな?と見に行ってみますが

潮が濁ってて全然見えません。
視界、2m無いかも。

アマモやらアオサやらがやたらと流れてくるし、潮水も生ぬるい。
今度こそ、
「帰ろか。」
9:30には水から揚がります。
ちゃっちゃっと片づけて帰路につきますが、まだ朝なのに
「腹減った」
の合唱が始まります。
朝飯食ったやないかい!

父のわずかな小遣いを一生懸命減らそうとする輩。

一人で、2杯も喰うヤツもいる。
・ ・ ・ 朝飯、喰ったやん。
帰宅。
釣った奴のお仕事。



っちゅうか、元気あり過ぎて落ち着かん。
頭ひっくり返して内臓を取るところまでは仕方なく父がやる。
続きは小学生の仕事。

ボールに入れて、

コイン精米機からもらってきた米ヌカを

ぶちまけて

揉む!

揉む!

吸盤の隙間まで揉む!
ヌルヌルを取り去ります。

手じゃなくて、タコを洗え、タコを!
最後に


塩で揉んで臭みも取ります。

手早く塩を洗い流さないと、塩辛くなっちゃう。
くたぁ~となったら

下ごしらえ終了。

2、3滴お酢を垂らした熱湯に

足先からちょんちょん。
くるくるっと巻いてきたらボチャン。

あとは、火が通るまで



つんつんしたり、ひっくり返したり。
落ち着け!

ハイ、よくできました!
父は大損でしたが、楽しめました。
今日は小さいのが一匹しか釣れなかったけれど、タコにはなりませんでした。
また行こう。
Posted by はなたく at 16:55│Comments(2)
│カヤック 釣り
この記事へのコメント
いいお父さんですね。
なかなか出来ませんよ。
私も3人子供がいます。が自分が好きにやっちゃでます。
写真見ただけで何か感動しましたよ。
釣りで見かけたら声をかけさせて頂きます。
なかなか出来ませんよ。
私も3人子供がいます。が自分が好きにやっちゃでます。
写真見ただけで何か感動しましたよ。
釣りで見かけたら声をかけさせて頂きます。
Posted by さわ at 2018年08月19日 06:22
>さわさん
コメント、ありがとうございますっ!
私もほとんどは勝手に出ますよぉ。
子供たちにみつからなければ。
っちゅうか、みつからない時間に動くんですがっ。
でも、子供と遊ぶと面白いですね。
自分が小さいときにも親父に遊んでもらったのをいつまでも覚えてるんで、子供たちの記憶にも残るといいなぁ、なんて思ったりして。
また、現場でお声掛けくださいませ。
コメント、ありがとうございますっ!
私もほとんどは勝手に出ますよぉ。
子供たちにみつからなければ。
っちゅうか、みつからない時間に動くんですがっ。
でも、子供と遊ぶと面白いですね。
自分が小さいときにも親父に遊んでもらったのをいつまでも覚えてるんで、子供たちの記憶にも残るといいなぁ、なんて思ったりして。
また、現場でお声掛けくださいませ。
Posted by はなたく
at 2018年08月19日 21:00
