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2017年11月29日

ぷかぷか191。

勤労感謝の日。

日頃から勤労してる私に感謝すべく、自らお休みを取って釣りに行こう!

えぇ、うちの会社は祝日に、しかも勤労感謝の日に働けとおっしゃるのですよ。

でもねぇ、風続きでまともに浮けてないし、学校がお休みで送り迎えのない日ぐらい(つまり家族に迷惑をかけない日くらい)休んでもバチはあたるまい。

ってことで。

前夜いそいそと釣り支度をしてタイマー合わせて就寝。

そして真夜中に目覚めますが、寝床で風予報をみると思わしくない。

かなりゆっくり目に出発したらなんとか昼前後の少しだけは浮けるかもなぁ。

すなわち、二度寝。


すっかり明るくなって、あぁよく寝たと起きだすと早朝から5年生が撮り溜めたビデオを大音量で見てるのは休みの日の常だけれどなんか変。

明るすぎない???

やっちまった!

7時くらいの感覚だったのに時計に目をやると実際は10時にならんとしております。

ま、でも凪時間にはなんとか間に合う。

ちゃちゃっと着替えて一階に降りていくと

!!

嫁さまがいらっしゃる。
(まさか、会社休んだ?!)

何食わぬ顔で

  「あれ、休んだの?」

  「有休って言ってたから紅葉でも見に行くかと思って。」

<心の声>
二度寝の目覚ましに気づかなかった俺、ナイス! 起きてたら知らずに出立、ヤバかったぁ~


すなわち、まだまだ惰眠をむさぼる中高生を叩き起こして車中の人となるのでありました。




生まれて初めて新東名を西向いて走り、たどり着いたのはこちら。

ぷかぷか191。

香嵐渓。


まさにタイミングバッチリ、素晴らしい紅葉で目の保養。

ぷかぷか191。
(写真がヘタでスミマセン)

でもお姉ちゃんはこちらに夢中。

ぷかぷか191。

愛知県で”京やきぐり”なんてことは気にもかけず、”栗に目がない娘”全開なのです。

んなわけで、すっかりリフレッシュできた勤労感謝の日なのでありました。。。
(業務連絡:ホエールさん、私も浮けませんでしたぁぁぁぁぁ。)



ちゅうことで浮けないストレスが溜まってしまっているので何とかせねば。

相変わらず週末になるとビュービュー吹くけれど日曜日は何とかなるか。

でも予報自体はあまりよくないんで、お仲間ともどうするか決めきれないまま、日曜日の真夜中にゴソゴソと起きだします。

直前風予報でも浮けて3時間か。

でも、天気図を眺めてみるとどうしてもそんなに風が吹く予報には見えないんですよ。

少なくとも昼前までは高気圧真っ只中なはず。

試しに局地的なビュービュー風予報を 引いた目で見て日本列島の縮尺で眺めてみると、やっぱり昼ぐらいまでは吹かないように見えます。

まぁ、騙されたと思って行ってみるとしましょう。





ぷかぷか191。

11月26日、夜明け前。

すっかり準備を整えて臨んだ浜は無風です。

しめしめ。

引いた縮尺予報では天気図よりは早め、9時までは何とか微風でその後急激に強風になる模様です。

ぷかぷか191。

出ましょう!

時刻は6時前。

沖に出てみると僅かに北風が吹いています。

予報では南風のはず。

ちゅうことは、風向きが南風に変わった瞬間が帰還時というわけです。


今日は、中深海まで一気に漕ぎます。

凪なんでスーイスイ。

でもね。

魚探、電源が入らない。

電池は満充電なんですがねぇ。

ということで、どこまで漕げば狙いの水深になるのかが判り難いのですよ。

岸から近ければ判るんですが、中深海まで出ると距離感が掴みにくい。

まぁ、大体で。

っちゅうか、私の魚探だと150m超えるとどのみち水深は判らないんで過去のマーキングが使えないだけなんですがね。


んで、ジグで狙うかエサで狙うか非常に迷ったのですが、まぁ今日はお土産優先で堅くエサにしましょう。

ぷかぷか191。

でも、錘代わりにデカヘッドのタイラバを付けてみます。

ジャッカル 爆流 鉛式ビンビン玉スライド250g


落としましょう。





果てしなく長い。

スピニングにはラピノヴァXが200mと下糸のナイロンが100m弱巻いてある。

ラピノヴァは一度根掛かりで切れたから190mくらいかなぁ?

と思ったら着底。

もう下糸までスプール3巻き位か。

水深は200mは無いなぁ。


ふわっと誘って落とす。

またフワッと誘って落とす。

艇が少しづつ南に流れラインが斜めになりながら下糸に突入します。

まぁ、巨大なのが掛かるような仕掛けでもなし充分耐えられるでしょ?

んで全然、あたらん。

一度巻いて漕ぎ戻る。

漕ぎこぎ。


落とす。

流される。

漕ぎ戻る。


3度か4度繰り返します。

時刻は8時過ぎ。

出艇してから2時間以上音沙汰なし。

ちょっとポイント変えよう。


と。


クン

当たり??

じわっと持ち上げて聞いてみますが気配はない。

でも初めての当たりなのでもう少しここにとどまって誘ってみる?

ふわっと持ち上げてゆっくり降ろす。

枝素のサバ冊がフワフワと漂いながら落ちてくるまで待つイメージ。

当たらんなぁ。

!!

そうやん、タイラバ付いてるんでゆっくり巻いてみよう。

着底からのひと巻、ふた巻、み巻き・・・


クン


当たり?

と思った矢先に、250gのタイラバにしなっていた穂先がピンッと返る。

喰いあげ?!

そのままゆっくり合わせると

FISH ON!

なんかキタ!

先ずは慎重にナイロンを巻き取り、PEに変わったところで少し余裕を持って巻く。

・・・って心配するほどの引きではありません。

でも確実に重い。

シロムツみたいな、ユメカサゴみたいな軽さでもない。

そして時々暴れる。

これは!

本日ののファーストFISHが赤い本命か?!


巻きまき。

巻きまき。

巻きまき。


延々と、でも着実に巻き取っていくと艇の下からボゥ~と白い影が揚がって来ます。

あれれ、赤くないや。

んで一匹じゃない!






ドーン!




ぷかぷか191。

まさかまさかのコアラ×2。

しかも。

ぷかぷか191。

一尾はエサに、もう一尾はタイラバに喰ってます。

中深海タイラバ、有りやねぇ。


〆てエラ切ってエサ付けてもう一度落とそう。

ペール返して落としながら海岸線を見ると出艇場所よりもかなり南にいますねぇ。

随分流された様子。

漕ぎ戻りますかね。

まだそんなに落ちてない仕掛けを素早く回収し漕ぐ。

漕ぐ。

漕ぐ。

遠く行先方向に遊漁船が出ています。

その脇に出艇時に一緒だったカートップボートの方が居ます。

あそこ、ポイントかな?

遠いけど。

漕ぎこぎ。

漕ぎこぎ。

漕ぎこぎ。

はぁはぁ。

30分くらい漕ぎ続けます。


んで、やっとそれとおぼしき辺りに到着。

落とす。





またまた果てしなく長い。

そんで、PEが終わり下糸が出てそのまま出続け・・・

おいおい、どこまで出るの??

着底せんやん。

下糸が全部出切って空スプールとナイロンひと巻き。

ここは一体、何m???

・・・そうや、『海釣図』持ってたの忘れてた。

スマホのアプリを起動してみると、なんと!

300m超えてますやん。

あかん、届かん。

仕方なく、果てしなく長く巻き取ります。

巻きまき。

巻きまき。

折角落としたのにすぐに巻き取るの、心折れそうになります。


ふぅふぅ言って巻き戻して、竿とリールをオシアジガーに持ち替え。

仕掛けだけ付け替えて落とします。

オシアジガーには

弾丸ブレイド X4 300m


に、前に根掛かりで短くなったラピノヴァ100m程を繋いであって、さらに下糸ナイロンが巻いてある。

さすがにこんだけあれば事足りるでしょ?!


まぁ、ながいこと長いこと。

ぷかぷか191。

肩まで綺麗に冠雪している富士山を眺めながら延々と着底待ち。

ぎりぎりラピノヴァに到達する前に着底。

ほぼ、300mね。

海釣図どおり。


砂泥に潜ったタイラバをズボッと抜いてフワッと誘うと

プルル

明確な当たり。

着底ひと誘いめですよ。

折角、着底したのをまたまた延々と巻き取ります。

でも今度は明確にお魚さんが付いてます。

めちゃ小さいけど。

ふぅふぅ言いながら巻き取ってみると

ぷかぷか191。

お前さんでしたか。

でもまぁシロムツにしてはでかいかなぁ。


また落とす。

その間にも少しづつ南に流されて海釣図によると350mぐらいありそう。

その通りに弾丸ブレイドが全部出て、ラピノヴァも半分ほど出たら着底。

この水深ならキンメが居るかもよ。


ゆったりと誘います。

何度か誘ってるとまた穂先がピンッと返ります。

またなんか喰った。

じわっと聞いてみると重いような、重くないような。

とにかく糸がいっぱい出てるんで魚の重さなのか糸の抵抗なのかが判り難い。

でもなんとなくクンクンと付いてるような気がする。

巻こうかどうしようかというくらいの弱弱しさなんです。

まぁ、巻くか。

竿にテンションかけるとしんどいので穂先を真下に突っ込んでラインを真っ直ぐリールで巻き取ります。

できるだけガイドに当てない感じ。

あんまり引かない。

これはたぶん、ユメカサゴの極少サイズに違いない。

またはドンコか。


途中、全然引かないし竿にテンションかけなかったので魚の重さも判り難くて。

下からぼわっと赤いのが見えた時にはわたくしのテンション、急上昇!







ドーン!



ぷかぷか191。

まさかまさかのアカムツ大本命!

しかも結構でっぷりと太ってます。

アカムツのくせに全然引かないの。

そんでもって、こんな深いところにもアカムツが居るとは。

いやぁ、それにしても嬉しいねぇ。


その直後。

北からのそよ風が止んで凪。

べったり。

350mなのに真っ直ぐ糸が落ちています。

全然動かない。

朝の予報とあんまり変わってないのを確認して、この調子ならすぐに南風が吹きだすに違いない。

時刻は10時過ぎ。

予定より1時間も多く浮けています。

そろそろ潮時かなぁ。

少しでも南が吹いたらすぐに帰ることにして誘い続けます。







1時間半、経過。

ずっとべた凪。

吹かんね。

天気図どおりだとそろそろ前線が近づいてくるはずなんだけど。

と、当たり。

引かない。

付いてる???

判り難いんでもう一度落とします。

と。

まさかの根掛かり。

わちゃぁ~、やっちまった。

巻いときゃよかった。

オシアジガーをロックし、タイラバロスト覚悟で引っ張ると、取れたぁ~。


更に確実に魚が付いてます。

まじで??

巻く。





ぷかぷか191。

お前かーい。

この水深なんでくるかと思ってたけどオキギス。

それといつかの誰かの仕掛けとおぼしきゴミ。

でも、タイラバに喰ってるなんて根掛かりもしたのに不思議。

オキギスはヌメヌメでちょっと生臭いけど食べるとおいしいからキープ。

時刻は12時を少し回ったところ。


どうするかなぁ。

ガンガン釣れるわけじゃなし、そろそろ吹くかもしれないし、根掛かりでロスト無くてラッキーだし、帰ろかな。

遠くにカートップやゴムボートが何艘か浮いてますが、雰囲気がマッタリとしているのです。

仕掛けを揚げ、竿をロッドホルダーに戻してバウを出艇場所に向けます。

魚探死んでるんでスピード判らないけど静水のようなベタベタな海面をスイスイと進みます。

ぷかぷか191。


漕ぎ始めて20分位経った頃。

出艇場所までの道のり、残すところ1/3位のところで南の頬に風を感じます。

おぉ、やっと吹いて来た。

漕ぎこぎ。

びゅー。

漕ぎこぎ。

ビュービュー

おおっ、こんなに急に吹くかい???

海面が急激に荒れ始め、感覚的には風速4m/sを超えてそうな感じ。

こりゃいかん。

ゆっくりとツーリングしてたのをピッチを上げて漕いで15分。

安全地帯に逃げ込んで





着岸。

ぷかぷか191。

ふぅふぅ。

無事に、大地に降り立てました。

最終的には、いつぞやのカヤックフィッシングジャパンカップくらいの風となっておりました。

私のすぐ後にカートップ、そしてゴムボートも次々に着岸です。





本日の獲物一匹ゴミ一個。

ぷかぷか191。

中身の入った綺麗なペットボトル、なんで浜に捨てるのかねぇ???





そして本日の嬉しい釣果。

ぷかぷか191。

全部そんなに大きくないけれど、美味しいお魚釣れてくれました。

アカムツ、結構深いところにいるのねん。

魚探にマークしてる水深付近にもとどまってるのかも今度調査してみよう。

その前に、魚探修理かなぁ。。。


久々のカヤックフィッシング、何とか釣れたし、いっぱい漕げたし、楽しかったよぅ。

そして次はジギングで仕留めたい、と思うのでありました。





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