2015年09月14日
ぷかぷか114。
会社帰りに釣具屋さんに向かうと。
ハチさんに遭遇。
考えることは、同じですな。
「明日、どーしますか?」
「ま、行きたいねぇ。許可が下りるかどうかだけ。。。」
帰宅して、飯食ってTV眺めてるとそのまま、落ちてしまう。
夜中の1:30を過ぎたころ。
「そんなところで寝たら風邪ひくよ。」
有難いお言葉で起こしてくれましたが。
だったらもう少し早く起こしてくれても良かったんですが。。。
しかしまぁ~よく寝た。
さぁて。
明日釣り行ってもいいかなぁ??
顔色をうかがうと。
すやすや。。。
寝てますがな。
すごく、大きな声で
「釣り行ってくるねぇ~」
ちゃんと言い置いて!
おはようございますぅ~。
先に準備を済ませたシュレックさんは先に出ていきまして。
私も出航準備を整えたところにハチさんが遅れてカヤックを運んできたのでした。
先行ってるねぇ~!
ハチさんを置いて出ると
意外と近くでシュレックさんが糸を垂れていました。
「先週もね、お土産はこの辺りだったから。お土産獲ったら今日は深場、行くぅ。」
なるほど。
じゃぁ私もまずはお土産確保から行きましょう。
今日もタイラバ+サビキで。
落として、巻きまき。
浅いんであっという間に底に着く。
落として、巻きまき。
う~ん。
魚探にはなんにも映らない。
ちょいと移動。
水深を10mほど稼ぎます。
日の出。
今日は暑くなりそう。
タンデムカヤックもいますねぇ。
落として。
巻きまき。
なんか、あかんなぁ。
と、ハチさんがやってくる。
「どぉ~?」
「フグばっかりですぅ~。」
ふーん。
こっちは、フグどころか、魚の気配すらないけどなぁ。
と。
巻いてる穂先がコツコツ揺れる。
ん?
なんか来た?
でも、乗ってないなぁ。
また、コツコツと揺れる。
もしかして。
・
・
・
えぇ~っ?!
スカートとネクタイはまだしも。
シーハンターがぷっつりと2つとも丸坊主にされてますやん。。。
フグの歯、すごいねぇ。
ほとんど引っ張られることなしにここまで綺麗にされたのは初めてです。
ハチさんは、サビキもやられたらしい。
私のは、サビキは残ってたんです。
ほらね。
ピンと合ってない且つブレぶれですが。。
こりゃ、あかんね。
もっと深いところだとどうかね。
一気に、3倍くらい水深稼いでみますが。
なんにも音沙汰がない。
タイラバ落とすのも飽きたんで沖に出てみましょう。
魚探をマップモードに変えて。
ずいぶん前にマーキングしてた辺りまで漕いでいきます。
(漕ぎ出す前に撮ったので進行方向がマークと逆ですが。。。)
そのあたりには、カートップボートとカヤックが一艇浮かんでおりまして。
やっぱりこの辺りがいいのかなん?
水深は?っと。
数字は判りませんが、200m程のところに海底の反応が出てますねぇ。
ペナジグ175gをぽちょんと落として、着底までホバリングしながら待ち。
風はそれほどでもないんですが潮流なのかどんどん岸に向かって流されるのです。
5、6分? 7、8分?
着底まで時間が掛かります。
もっと早く着底して、且つ動かすのが軽いジグは無いものかな。。。
トンと着いた感触とラインスラッグでようやくシャクリ開始です。
ハンドル1/4回転で底のほうを丁寧に、ちょっと浮いたら1/2回転で。
合わせて30回くらいシャクっては落とす。
ちょっと落とす間にもホバリングしないとどんどんラインが斜めになります。
何度か落としておそらく水深140mくらいまで戻されたところで。
シャクってステイする、その待ち時間がほんの少し遅いような。
ちょっと持ち上げて聞いてみますが、引きはありません。
テーリングしたかなぁ?
でもシャクルとちゃんとペナジグが跳ねる感じはするんです。
でもやっぱりちょっとだけ落ちるのが遅いかなぁ。。
ま、流されたんで一回上げて漕ぎ戻りましょう。
巻きまき。
巻きまき。
巻いている間にも特に抵抗を感じることなく、まぁ、気のせいだったかなと。
おぅっ!
付いてましたか。
ユメカサゴ。
針が、上あごと下あごを貫通していて口をチャックされた状態なのでした。
道理で抵抗が判り難かったんやねぇ。
さて。
漕ぎ戻るとしましょう。
岸に向かって流されるんで、さっきよりももう少し沖に出ないとね。
と、岸のほうから漕いでくるカヤックが一艇。
シュレックさんです。
今日は、深場をやるって言ってたからね。
「エサ?」
「うん。下針にはホタルイカつけてる。」
すげぇ。
ホタルイカ、俺が喰いたい。。。
30mくらいは離れましたが、ほとんど並んで落とします。
50号の錘と175gのジグは先に私のジグが着底しまして、シャクリはじめると。
「エぇーっ!!! ウソやんっ!!!」
でっかい声。
どないしたんかと聞いてみると。
「切られた。。。」
切られるってお魚がいる証拠やし、着底直後で切られるって、、、もう巻き取ったの???
「水面で。。。フグ、腹立つぅ~!」
聞くと。
電動リールのメーターで280mほど出してた、PEラインがパー。
すぐ手元でフグにかじられたそうな。
「今日は、ディープ終了ぉ~。戻ります。。。」
悲しい。
シュレックさんのディープチャレンジは、あっけない幕切れです。
「へ~、そんなことあるんやねぇ。」
と言いながらシャクルと。
ん?
落ちない。
またシャクルと。
また落ちない。
喰いあげてるんじゃないんです。
シャクルときに抵抗はあるんです。
でも、抵抗が小さいような。
「こっちもやられたかもっ!」
そのまま、延々と巻き続けると徐々に抵抗感が無くなってきます。
間違いない。
ジグが、ありません。
やられたァ!
でもシュレックさんとは大きな違いがありました。
私のはリーダーを切られていました。
ジグのすぐ上をスッパリ切られていたのです。
推定、250m底の深海で、何の抵抗感もなくスッパリ切るヤツ。
まさかフグじゃないよねぇ???
正体、知りたい!
すぐにまったく同じペナジグをセットして。
落とす。
着底したらさっきと同じように底のほうはハンドル1/4回転で丁寧に探ります。
シャク。
ステイ。
シャク。
ステイ。
シャク。
ステイ。
シャク。
ぷるん。
ん?
なんか、ぷるんってなったような???
竿を持ち上げて聞いてみますが、暴れる様子は無い。
でも、当たりはあたり、なんか付いてるかもね。
落としたばっかりだけど、巻くしかない。
しかし、さっきシーガーエース8号を気配もなくぶち切っていったヤツじゃないよね、こりゃ。
10分近くかかって落としたのをすぐに回収するのってなんか損した気分。
でも巻いてみると、明らかに重たいんで何か引っ付いてるはず。
ぜんぜん、引かんけど。
巻きながら、途中でも聞いてみますがやっぱり引きは無い。
でもさっきより重くなったような。
フウフウいってそろそろ見えてくるかな?
と。
すぐ脇にポワンと浮かんできた物体が一つ。
で、ジグにはお魚は付いていませんねぇ。
ま、今外れたんでしょうが。
そして、ジグは重いままなんです。
???
でしょ?
とりあえずジグを回収し、さっきポワンと浮いた奴がスターンのほうに流されていくのでカヤックを後ろ向きに漕いで回収。
遠い海底でぷるんとした奴の正体はドンコ(チゴダラ)でございました。
で、写真をよく見るとジグはネットの下(外)にあるの、判るでしょ?
その心は。
これ。
ジグに誰かの仕掛けがひっかかっていたのでした。
こりゃ、重いわな。
どうするかなぁ。
ゴミになるし、巻き取るしかないよねぇ。
手元にある、ペットボトルにくるくると巻いていきますが。
意外と、ラインが綺麗やねぇ。
底に漂ってたならもっと汚れてていいのに。
!!!
これ。
ひょっとして、シュレックさんのやないの?!
シュレックさんのは、竿先で切られたって言ってたからラインが沈むことなく漂ってたんでしょう。
ラインの真ん中を引っ掛けたようですねぇ。
まずは、仕掛けの回収から。
なんとなく重くて下に伸びている方をペットに巻きつけていきます。
・
・
・
・・・。
めちゃめちゃしんどい。。。
仕掛けの重さは大したことないんだけど。
ペットボトル、2Lのに水を入れてあるから。
そっちが重い。。。
んで、リールで100m程巻くのは大してしんどくないけれど。
ギヤ比(?)が1:1の手で巻き続けるの、めちゃめちゃ時間が掛かります。
はぁはぁ。
必死で巻いたらようやく仕掛けが上がって来ました!
巻き始めて15分が経過していました。。。
ピントボケてますが。
50号の錘。
間違いないねぇ。
んで。
天秤の先に。
もう少し先に。
ホタルイカ、喰ってやがる。
シュレックさんに電話します。
「あのね、仕掛け釣れたよ。んで、ドンコが付いてるけどど~する?取りに来る?」
「・ ・ ・ あげる。。。」
心の折れたシュレックさんは、すでに着岸の一歩手前まで漕ぎ進めていたのでした。
さぁて。
仕掛けは巻き取れたけれど。
残りのライン、反対の端がまだ海中に漂ってます。
またまた、1:1の手巻きの再開です。
まきまきまきまきまきまき。。。
ハァハァ。
今度は、水の抵抗が無くなってきてどんどん軽くなるからだんだんと楽になる。
そうして。
ようやく、端っこまでたどり着きました!
疲れたぁ。。。
30分くらい格闘しておりまして。
気が付くと、水深85mになってます。
すげぇ流されてるし。
時刻は9:00。
手は疲れたけどシャクリ足らないんでまたまた250mラインまで漕ぎ戻る。
・
・
・
・・・。
あかん。
全然、当たらん。
落としながら飯。
良く晴れて富士山が綺麗に見えます。
10:30まで沖でシャクっておりましたが、近くにいたカヤックは岸に向かった模様、私とカートップボートの2艇だけになってます。
あかんなぁ。
帰ろかな。
また、うんうん言ってジグを巻き上げ、バウを岸に向けます。
さすがに岸に向かう流れなので早い速い。
あっという間に80mラインまで来て。
お土産、欲しいなぁ。
タイラバはボロボロにされるのでジグに変えてジグサビキでちょいちょいと探ります。
...。
あかんみたい。
水の色が、これやもんなぁ。。。
大雨の後なのでかなり濁っているのでした。
ま、帰るか。
岸に向かって漕ぎながら、魚探に反応があったら落としてみる。
そんなことをやって遂に25mラインまできたところで。
落とした仕掛けにビビンっと反応。
このピリピリと細かい振動は。
お土産。
先週より一回り細いなぁ。
さ、帰ろ。
着岸。
凪ぎナギな海岸でゆっくりと大地に降り立ちました。
浜には。
沖で浮いてたカートップボートの方が先に帰還していらっしゃいまして。
お話しすると、赤くて美味しい、ノドのクロい奴を仕留めたそうで。
うらやましい。
聞くと、先に居たカヤックの方が先にアカムツ、釣ってたとのことです。
朝、ほんの早いうちだけ当たりがあったと。
最初から、沖に出てればよかったなぁ。。。
まぁ、魚探のマークしたところ辺りがポイントには違いないことが分かっただけでも収穫しゅうかく。
本日の釣果。
細サバ×1
極小ユメカサゴ×1
ちょっと大きいドンコ×1
と。
おまけのドンコ×2
でございました。
あ、それと。
・
・
・
シュレックさんへ業務連絡。
ドンコ、有難く!
仕掛け確保済みです!
次回まで保管しておきますねぇ~。
それと。
次回は、まず先に沖まで漕ぎましょー!
暑くて大汗かきながら片づける。
(タンデムのニモ2+1のお二方、カヤック運ぶの手伝っていただいてありがとうございました!)
車に乗って一路、我が家へ。
あ、嫁さんになんて言おうかなぁ。。。
帰宅途中、ラインが鳴る。
怒ってる??
信号待ちでちょっと眺めると、食洗器が3年生に破壊されたらしい。
それはそれは大変なことではあるものの。
父が、叱られる様子は無さそうな文面でホッとする。
で、家に着くと。
ミイラみたいなのが転がっておりました。。。
しまった!
言うの忘れてたぁ~!!!
つづく。
ハチさんに遭遇。
考えることは、同じですな。
「明日、どーしますか?」
「ま、行きたいねぇ。許可が下りるかどうかだけ。。。」
帰宅して、飯食ってTV眺めてるとそのまま、落ちてしまう。
夜中の1:30を過ぎたころ。
「そんなところで寝たら風邪ひくよ。」
有難いお言葉で起こしてくれましたが。
だったらもう少し早く起こしてくれても良かったんですが。。。
しかしまぁ~よく寝た。
さぁて。
明日釣り行ってもいいかなぁ??
顔色をうかがうと。
すやすや。。。
寝てますがな。
すごく、大きな声で
「釣り行ってくるねぇ~」
ちゃんと言い置いて!
おはようございますぅ~。
先に準備を済ませたシュレックさんは先に出ていきまして。
私も出航準備を整えたところにハチさんが遅れてカヤックを運んできたのでした。
先行ってるねぇ~!
ハチさんを置いて出ると
意外と近くでシュレックさんが糸を垂れていました。
「先週もね、お土産はこの辺りだったから。お土産獲ったら今日は深場、行くぅ。」
なるほど。
じゃぁ私もまずはお土産確保から行きましょう。
今日もタイラバ+サビキで。
落として、巻きまき。
浅いんであっという間に底に着く。
落として、巻きまき。
う~ん。
魚探にはなんにも映らない。
ちょいと移動。
水深を10mほど稼ぎます。
日の出。
今日は暑くなりそう。
タンデムカヤックもいますねぇ。
落として。
巻きまき。
なんか、あかんなぁ。
と、ハチさんがやってくる。
「どぉ~?」
「フグばっかりですぅ~。」
ふーん。
こっちは、フグどころか、魚の気配すらないけどなぁ。
と。
巻いてる穂先がコツコツ揺れる。
ん?
なんか来た?
でも、乗ってないなぁ。
また、コツコツと揺れる。
もしかして。
・
・
・
えぇ~っ?!
スカートとネクタイはまだしも。
シーハンターがぷっつりと2つとも丸坊主にされてますやん。。。
フグの歯、すごいねぇ。
ほとんど引っ張られることなしにここまで綺麗にされたのは初めてです。
ハチさんは、サビキもやられたらしい。
私のは、サビキは残ってたんです。
ほらね。
ピンと合ってない且つブレぶれですが。。
こりゃ、あかんね。
もっと深いところだとどうかね。
一気に、3倍くらい水深稼いでみますが。
なんにも音沙汰がない。
タイラバ落とすのも飽きたんで沖に出てみましょう。
魚探をマップモードに変えて。
ずいぶん前にマーキングしてた辺りまで漕いでいきます。
(漕ぎ出す前に撮ったので進行方向がマークと逆ですが。。。)
そのあたりには、カートップボートとカヤックが一艇浮かんでおりまして。
やっぱりこの辺りがいいのかなん?
水深は?っと。
数字は判りませんが、200m程のところに海底の反応が出てますねぇ。
ペナジグ175gをぽちょんと落として、着底までホバリングしながら待ち。
風はそれほどでもないんですが潮流なのかどんどん岸に向かって流されるのです。
5、6分? 7、8分?
着底まで時間が掛かります。
もっと早く着底して、且つ動かすのが軽いジグは無いものかな。。。
トンと着いた感触とラインスラッグでようやくシャクリ開始です。
ハンドル1/4回転で底のほうを丁寧に、ちょっと浮いたら1/2回転で。
合わせて30回くらいシャクっては落とす。
ちょっと落とす間にもホバリングしないとどんどんラインが斜めになります。
何度か落としておそらく水深140mくらいまで戻されたところで。
シャクってステイする、その待ち時間がほんの少し遅いような。
ちょっと持ち上げて聞いてみますが、引きはありません。
テーリングしたかなぁ?
でもシャクルとちゃんとペナジグが跳ねる感じはするんです。
でもやっぱりちょっとだけ落ちるのが遅いかなぁ。。
ま、流されたんで一回上げて漕ぎ戻りましょう。
巻きまき。
巻きまき。
巻いている間にも特に抵抗を感じることなく、まぁ、気のせいだったかなと。
おぅっ!
付いてましたか。
ユメカサゴ。
針が、上あごと下あごを貫通していて口をチャックされた状態なのでした。
道理で抵抗が判り難かったんやねぇ。
さて。
漕ぎ戻るとしましょう。
岸に向かって流されるんで、さっきよりももう少し沖に出ないとね。
と、岸のほうから漕いでくるカヤックが一艇。
シュレックさんです。
今日は、深場をやるって言ってたからね。
「エサ?」
「うん。下針にはホタルイカつけてる。」
すげぇ。
ホタルイカ、俺が喰いたい。。。
30mくらいは離れましたが、ほとんど並んで落とします。
50号の錘と175gのジグは先に私のジグが着底しまして、シャクリはじめると。
「エぇーっ!!! ウソやんっ!!!」
でっかい声。
どないしたんかと聞いてみると。
「切られた。。。」
切られるってお魚がいる証拠やし、着底直後で切られるって、、、もう巻き取ったの???
「水面で。。。フグ、腹立つぅ~!」
聞くと。
電動リールのメーターで280mほど出してた、PEラインがパー。
すぐ手元でフグにかじられたそうな。
「今日は、ディープ終了ぉ~。戻ります。。。」
悲しい。
シュレックさんのディープチャレンジは、あっけない幕切れです。
「へ~、そんなことあるんやねぇ。」
と言いながらシャクルと。
ん?
落ちない。
またシャクルと。
また落ちない。
喰いあげてるんじゃないんです。
シャクルときに抵抗はあるんです。
でも、抵抗が小さいような。
「こっちもやられたかもっ!」
そのまま、延々と巻き続けると徐々に抵抗感が無くなってきます。
間違いない。
ジグが、ありません。
やられたァ!
でもシュレックさんとは大きな違いがありました。
私のはリーダーを切られていました。
ジグのすぐ上をスッパリ切られていたのです。
推定、250m底の深海で、何の抵抗感もなくスッパリ切るヤツ。
まさかフグじゃないよねぇ???
正体、知りたい!
すぐにまったく同じペナジグをセットして。
落とす。
着底したらさっきと同じように底のほうはハンドル1/4回転で丁寧に探ります。
シャク。
ステイ。
シャク。
ステイ。
シャク。
ステイ。
シャク。
ぷるん。
ん?
なんか、ぷるんってなったような???
竿を持ち上げて聞いてみますが、暴れる様子は無い。
でも、当たりはあたり、なんか付いてるかもね。
落としたばっかりだけど、巻くしかない。
しかし、さっきシーガーエース8号を気配もなくぶち切っていったヤツじゃないよね、こりゃ。
10分近くかかって落としたのをすぐに回収するのってなんか損した気分。
でも巻いてみると、明らかに重たいんで何か引っ付いてるはず。
ぜんぜん、引かんけど。
巻きながら、途中でも聞いてみますがやっぱり引きは無い。
でもさっきより重くなったような。
フウフウいってそろそろ見えてくるかな?
と。
すぐ脇にポワンと浮かんできた物体が一つ。
で、ジグにはお魚は付いていませんねぇ。
ま、今外れたんでしょうが。
そして、ジグは重いままなんです。
???
でしょ?
とりあえずジグを回収し、さっきポワンと浮いた奴がスターンのほうに流されていくのでカヤックを後ろ向きに漕いで回収。
遠い海底でぷるんとした奴の正体はドンコ(チゴダラ)でございました。
で、写真をよく見るとジグはネットの下(外)にあるの、判るでしょ?
その心は。
これ。
ジグに誰かの仕掛けがひっかかっていたのでした。
こりゃ、重いわな。
どうするかなぁ。
ゴミになるし、巻き取るしかないよねぇ。
手元にある、ペットボトルにくるくると巻いていきますが。
意外と、ラインが綺麗やねぇ。
底に漂ってたならもっと汚れてていいのに。
!!!
これ。
ひょっとして、シュレックさんのやないの?!
シュレックさんのは、竿先で切られたって言ってたからラインが沈むことなく漂ってたんでしょう。
ラインの真ん中を引っ掛けたようですねぇ。
まずは、仕掛けの回収から。
なんとなく重くて下に伸びている方をペットに巻きつけていきます。
・
・
・
・・・。
めちゃめちゃしんどい。。。
仕掛けの重さは大したことないんだけど。
ペットボトル、2Lのに水を入れてあるから。
そっちが重い。。。
んで、リールで100m程巻くのは大してしんどくないけれど。
ギヤ比(?)が1:1の手で巻き続けるの、めちゃめちゃ時間が掛かります。
はぁはぁ。
必死で巻いたらようやく仕掛けが上がって来ました!
巻き始めて15分が経過していました。。。
ピントボケてますが。
50号の錘。
間違いないねぇ。
んで。
天秤の先に。
もう少し先に。
ホタルイカ、喰ってやがる。
シュレックさんに電話します。
「あのね、仕掛け釣れたよ。んで、ドンコが付いてるけどど~する?取りに来る?」
「・ ・ ・ あげる。。。」
心の折れたシュレックさんは、すでに着岸の一歩手前まで漕ぎ進めていたのでした。
さぁて。
仕掛けは巻き取れたけれど。
残りのライン、反対の端がまだ海中に漂ってます。
またまた、1:1の手巻きの再開です。
まきまきまきまきまきまき。。。
ハァハァ。
今度は、水の抵抗が無くなってきてどんどん軽くなるからだんだんと楽になる。
そうして。
ようやく、端っこまでたどり着きました!
疲れたぁ。。。
30分くらい格闘しておりまして。
気が付くと、水深85mになってます。
すげぇ流されてるし。
時刻は9:00。
手は疲れたけどシャクリ足らないんでまたまた250mラインまで漕ぎ戻る。
・
・
・
・・・。
あかん。
全然、当たらん。
落としながら飯。
良く晴れて富士山が綺麗に見えます。
10:30まで沖でシャクっておりましたが、近くにいたカヤックは岸に向かった模様、私とカートップボートの2艇だけになってます。
あかんなぁ。
帰ろかな。
また、うんうん言ってジグを巻き上げ、バウを岸に向けます。
さすがに岸に向かう流れなので早い速い。
あっという間に80mラインまで来て。
お土産、欲しいなぁ。
タイラバはボロボロにされるのでジグに変えてジグサビキでちょいちょいと探ります。
...。
あかんみたい。
水の色が、これやもんなぁ。。。
大雨の後なのでかなり濁っているのでした。
ま、帰るか。
岸に向かって漕ぎながら、魚探に反応があったら落としてみる。
そんなことをやって遂に25mラインまできたところで。
落とした仕掛けにビビンっと反応。
このピリピリと細かい振動は。
お土産。
先週より一回り細いなぁ。
さ、帰ろ。
着岸。
凪ぎナギな海岸でゆっくりと大地に降り立ちました。
浜には。
沖で浮いてたカートップボートの方が先に帰還していらっしゃいまして。
お話しすると、赤くて美味しい、ノドのクロい奴を仕留めたそうで。
うらやましい。
聞くと、先に居たカヤックの方が先にアカムツ、釣ってたとのことです。
朝、ほんの早いうちだけ当たりがあったと。
最初から、沖に出てればよかったなぁ。。。
まぁ、魚探のマークしたところ辺りがポイントには違いないことが分かっただけでも収穫しゅうかく。
本日の釣果。
細サバ×1
極小ユメカサゴ×1
ちょっと大きいドンコ×1
と。
おまけのドンコ×2
でございました。
あ、それと。
・
・
・
シュレックさんへ業務連絡。
ドンコ、有難く!
仕掛け確保済みです!
次回まで保管しておきますねぇ~。
それと。
次回は、まず先に沖まで漕ぎましょー!
暑くて大汗かきながら片づける。
(タンデムのニモ2+1のお二方、カヤック運ぶの手伝っていただいてありがとうございました!)
車に乗って一路、我が家へ。
あ、嫁さんになんて言おうかなぁ。。。
帰宅途中、ラインが鳴る。
怒ってる??
信号待ちでちょっと眺めると、食洗器が3年生に破壊されたらしい。
それはそれは大変なことではあるものの。
父が、叱られる様子は無さそうな文面でホッとする。
で、家に着くと。
ミイラみたいなのが転がっておりました。。。
しまった!
言うの忘れてたぁ~!!!
つづく。
Posted by はなたく at 00:02│Comments(4)
│カヤック 釣り
この記事へのコメント
海底の清掃お疲れ様です(^-^)v
ラインありがとうございます。
ドンコ2匹では割が合わんね~。
ラインありがとうございます。
ドンコ2匹では割が合わんね~。
Posted by シュレック at 2015年09月14日 08:25
かなり深いフィールドで釣行されているんですね!
リーダーが齧られてジグをロストならまだしも、深海でリールからラインが出きったところでフグの攻撃は流石にキツイですよね。。。
朝夕 だんだん涼しいというか肌寒くなってきましたね
今年も後、何回釣行できるか判りませんが 大物狙って頑張りましょうネ!
リーダーが齧られてジグをロストならまだしも、深海でリールからラインが出きったところでフグの攻撃は流石にキツイですよね。。。
朝夕 だんだん涼しいというか肌寒くなってきましたね
今年も後、何回釣行できるか判りませんが 大物狙って頑張りましょうネ!
Posted by masa at 2015年09月14日 19:38
>シュレックさん
お疲れ様です。
ドンコ旨かったよぉ~。
ゴチでした。
またいきましょー。
お疲れ様です。
ドンコ旨かったよぉ~。
ゴチでした。
またいきましょー。
Posted by はなたく at 2015年09月17日 22:43
>masaさん
ちょっと最近、練習中なんです深いところ。
せっせとマーキングしてるんです。
アカムツマークを付けたいんですが、なかなか。
青物も釣りたいんですがイマイチ釣り方が判りません。
頑張ってしゃくるのみです!
どこかでお会いできるといいですね!
ちょっと最近、練習中なんです深いところ。
せっせとマーキングしてるんです。
アカムツマークを付けたいんですが、なかなか。
青物も釣りたいんですがイマイチ釣り方が判りません。
頑張ってしゃくるのみです!
どこかでお会いできるといいですね!
Posted by はなたく at 2015年09月17日 22:48