ぷかぷか304。 BDCC2021 第1戦 Day1。

はなたく

2021年06月05日 00:03


 「出ませんか?」

とお声掛けいただく。

でも。

 「GW開けてすぐに、一泊二日で父ちゃん独りだけ遊び惚けるのがハードル高すぎで。。。」

メダイの時のNagasakiさんとの会話です。



実際、コロナ禍連休中は当然のことながら家族でどこかに出かけられるわけもなく、ほぼ家でダラダラと過ごしておりまして。

一日だけ。

帰省してた愛娘誘って





焼津みなとの見渡せる山に、登りに行ったけれど。

ついでに飼い主様に肛門を見せつける愛♀犬も一緒だったけれど。




そんでもって、下山したらお腹すき過ぎてたから焼津駅前の



HINATAさんに駆け込んで



ソースがまろやかでアンチョビ臭くないのにしっかりアンチョビの味が効いている絶妙な農家のバーニャカウダとか



とてもお安いのに、いい塩梅の塩加減と口に含んだ香りがたまらなく美味しい炙りサバの燻製なんかで幸せになったりしてましたが。

それも一日だけのお話。

家族で出かけることも無いのに、連休開けたら父ちゃんだけが泊りがけで釣三昧に行っていいかなぁ? なんて、なかなか怖くて口にできないのですよ。

それが県内だとしても。

そんでもって、GW中にも家族を置いて釣りに出かけたのは、先回の記事の通り。

いよいよもって、カミ様にお伺いをたてられない。


ところが。


GW明け最初の土曜日に中3坊主の参観会がバッティング。

そしてコロナ禍、 『ご家族の来校は、お一人様でお願いします。』

なんと!

 「わたし行くから、アナタは遊んできていいよ。」

なんとなんと!!

 「ありがと。でも大会なんだよねぇ。泊まり。。。

 「いいんじゃない。」

なんとなんとなんと!!!


後光が射して見えます。

さすがカミ様です。



というわけで。


(Taken by uki-maru san)


2021年5月15日。

BDCC2021開幕
なのであります!


Nagasakiさんからの大会説明もそこそこに!

いきなり、海です。



時刻は、朝7:00。

今日は、仲間内ではハチさんと一緒。

他には、Yさん、Oさん、KさんとOHさんが同じ出艇場所から出艇です。

あ、Nagasakiさんも同じ場所から。

他の方々は別の場所からカヤックを出す模様です。


では、勝手知ったる海に漕ぎ出しましょう!




カヤック乗りによる戦いの幕が切って落とされるのであります。


ルールは、ルアーで釣った3尾の総重量。

そして、2日目の3尾も加算されるのでリミットメイクできれば計6尾の総重量となる訳です。

計量開始15:00、計量終了16:00。

移動とカヤックの準備~片付けも含まれるので計量場所から遠い出艇場所だと実釣時間が短くなっちゃう。

余裕をもって13:30頃には沖上がり、着岸していたい。


前週、飼っておいた根に直行したい気持ちもありつつ、一先ずはこの時期に堅い、マダイを狙ってTGを落としていきます。

漕ぎ出して30分、何事も起きません。

まぁまぁ、まだ始まったばかり。

落ち着いていきましょう。

潮目で落としては漕いで、また次の潮目に向かう。

繰り返しながら漕いでいると40m程の海底付近に微かな反応が出ます。

慌てて艇を止め、少しリバースストロークでバックしてみます。

反応を通り越しているから。

まぁ、だいたいです。

ちょっとだけ戻ったらTGベイトを落として着底から少し大きめに、でも早すぎないしゃくりでフワフワさせてみます。

3回くらいしゃくって、大きく誘ってるから底から5m以上は揚げたかなってところで


ググン!



FISH ON!


狙い通りなのかどうなのか判りませんが、とにかくHITです。

そんなには大きくないけれど、凄く小さくもない。

間違いなくキープサイズのマダイの引きですな。

巻きまき。







はい、思った通りのマダイ。

1Kgくらいかなぁ?

ひとまずボーズ逃れられてウエイインできるのが嬉しい。

  「来たよぉ!」

ハチさんに言うと

  「マジっすか?!いいなぁ~」

誰も皆、ウエイインしたいのであります。


しかし、その後ウロチョロしても何もない1時間が過ぎ去り、やっと来たと思ったら



サバ。

でもまぁ、重さの足しにはなりますかね。

・ ・ ・ と言いつつ、サバが釣れると反射的にその場でお腹を出してしまう。

重量勝負だって言ってるのにね。


サバ後、浅い所に見切りをつけて、例の根に移動します。

漕ぎこぎ。


ふぅ。



時刻は9:00。

前回と同じPJ-Rを落とす。

と、ワタクシ的にとても嬉しいことが起きます。

これ。



地球に還りにくいプラスティックのゴミが漂ってきました。

もちろん、回収。



これで今日も、デカいの釣れること確定ですっ!

しかも例の根の上の出来事なので、飼ってるヤツを回収できるに違いない!!!

と、ハチさんから

 「良い型のマダイきましたぁ~!」

連絡が入る。

いいなぁ。

こっちは決して良い型ではない、今のところ。

でも余裕です。

ゴミ拾ったし。

根の上だし。







・・・だし?


え~っと、なんにもない。

根の上を短いスパンで行ったり来たり。

航跡で黒く塗りつぶされ、マークが見えなくなるくらい集中的にあの手この手を繰り出しますが、なんにもない。

そんなことをしていると、時刻は12:00になろうとしています。

正確には、でっかいの、なんにもない。



サバはスレで揚がってきたし(この時点で一先ずのリミットメイクはできましたが)



アヤメカサゴは釣れてくれたけど



海の底でリリースしなきゃいけないサイズだし。


もう、この根は今日は留守に違いない。

飼っておいたモンスターは、どこかにお散歩に出かけたのでしょう。

残り時間が迫ってきたのでもう少し広範囲を探ることとします。

明日もあるしね。


で。



ハラヘッタ。

釣れないし、ご飯でも食べるしかない。

ちょうど沖から戻ってきたハチさんとニアミス、状況を聞くと

 「沖でまた、型のいいマダイ来ましたぁ~!」

見ると、Angler410の後ろに曳き波が立っています。

ストリンガーにつながれた大きなのがカヤックに引きずられて漕ぎ抵抗になっているのです。

 「だって、クーラー入んないんだもん

なんですと!!!

あぁ~、言ってみたい、いってみたい。

この忙しい時に、お腹を出したサバでリミットメイクしてる場合ぢゃありません。

ハチさんが漕いできた方向に、そそくさと舵をきる。
(舵ついてないけどね)


少し風がでてきました。

あと1時間半、もってくれるといいんだけど。

ちょうど潮流と風向きが逆なのでカヤックは流されなくていいですが、PJ-Rは激しく潮下に持っていかれます。

なので風上にむかって漕ぎながらできるだけ真っ直ぐバーチカルに攻めてみます。

と、

グンっ!



FISH ON!

居た!

でも大きくないっ!

内臓の無いサバよりは断然マシなので嬉しいですけどね。






最初のと同じか少しだけ大きいか。

ま、嬉しいことには変わりない。

あと1時間しかないのでとっとと次を狙います。


そして。

13:30が迫ってきました。

ボチボチあがらないとなぁ。


ハチさんは遠く浅場で、根魚探求中のようです。

あのサイズのマダイが2枚居たら、そこそこサイズのアカハタかオオモンハタで上位に入れるでしょう。

焦るなぁ。



しゃく

しゃく

しゃく

しゃく

しゃく


大きめに飛ばして、もう少し上の方まで探ってみましょう。

もう最後のあがきです。

そして底から20mくらいまで広めにしゃくった刹那、


ドン!

きたぁ~っ!

絶対バレるなよぉ~っ、と

FISH ON!

いい引きです。

ぜんぜん叩かないからマダイじゃない。

ドラグはあまり出ないんで、すごく大きなサイズでもない。

でもまぁ、貴重な重量感なので慎重に巻き取っていきます。




ネットインの時にちょっと暴れたので冷や冷やしましたが、無事ランディングです!



やっぱ、ゴミ拾ってるといいことある!

さぁ、帰ろう。


なんとか風はもってくれました。

少し沖に居たのだけれど追い風でスイスイ進みます。


14:00、着岸。
(写真忘れ。。。)

早く片付けないと!


でも、獲物一匹ゴミ一個は急いで実行しましたよ。




みなさん片付けしながら、ひとのクーラーの中身が気になりますねぇ。

でもそれは、計量までのお楽しみ。

移動しましょう!








朝、散っていった出艇場所から皆さん帰還し、全員計量に間に合いました!

クーラー並べて。

順に、計量開始です!




根魚類。




デカいフラット釣って来られたかたも。

この時期のヒラメは産卵後なのか少しやせ気味だったのが残念な様子です。




マダイにレンコ。

マダイ狙うと、レンコも釣れちゃう。


同じ場所で浮いていたOさんのクーラーが開くと、ひときわ大きな喚声がでます。


良型の、ホウキハタ!



 「私のPJ-R咥えてませんでしたぁ?」

 「???」

なんのこっちゃ?ですよね。


さていよいよ。

ワタクシのクーラーを開ける番が回ってきました!

バーン!


(Taken by uki-maru san)

マダイ1 1.25kg



(Taken by uki-maru san)

マダイ2 1.38kg

残り、クーラーの中はお腹出したサバだけ。。。

しかぁ~し!

それだけではないのですよ。

だってクーラーに入んないんだもんっ!

クーラーとは別の、細長い発泡スチロールのふたを開けると

ばばーん!


(Taken by uki-maru san)

ワラサ 3.41kg

はい、ブリっ!といきたかったんですが、ワラサでした。

長いからクーラーに入らないだけっていうね。。。

Total 6.04kg がワタクシの本日のポイントとなりました。


つぎ、ハチさん。


(Taken by uki-maru san)

ホウキハタ 1.14kg


(Taken by uki-maru san)

マダイ 2.60kg

そして、クーラーに入らないヤツ。


(Taken by uki-maru san)

ガン黒マダイ 4.68kg

うん、デカい。

TOTAL 8.42kg なのでした。


最後は、主催者Nagasakiさんでしたが、残念ながらアオハタなど小型のハタにハマってしまったようで。。。


というわけで!

Day1 暫定順位は、

暫定1位 ハチさん 8.42ポイント

暫定2位 Oさん 6.84ポイント

暫定3位 はなたく 6.04ポイント

と、なんとまぁ、ワタクシ、暫定ではありますが3位に食い込めたのでありますっ!


そしてここで衝撃の事実。

ハチさんは予定がどうしても都合付かず、Day2は不参加なのですっっっ。

つまり、明日2.5kgほど積み重ねればハチさんを上回れるはず。

でも暫定4位のMさんが4.37ポイントなのでうかうかしてると抜かれてしまう。。

熱い。

明日が待ち遠しい。


でもその前に。

お風呂行こ。



一日浮いた後のお風呂は格別ですな。

んで、さっぱりして綺麗になった後で



夜の宴会、ザ・BBQ に突入していきます。

めっちゃ煙たい。。。

風呂入ったのにねぇ。

そうして、釣り人たちは、

あ~でもない、こーでもない、いやいやあそこであーすればよかった、そ―ぢゃなくてさ、あっちで出たら良かった、〇×※#&!$!!!

Nagasakiさんのカラオケならぬ独唱が暗い夜に延々と響き続けるのをBGMに、釣り話に花を咲かせ続けるのでありました。



藁焼きサバの芳ばしさを噛みしめながら。

Day2に続く。

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