ぷかぷか285。 風、撤退。 & ブラウンは釣れたのか?

はなたく

2020年11月22日 18:43

マダイと引き換えにタイジグを失ったワタクシ。

次の週末もまた出かける訳ですが。




今朝も、NARIと一緒。

ヤツが先に出ちゃった航跡?形跡が砂浜に残されていますな。


追いかける。




久しぶりにタイラバ巻いてみよかと。

先回、マダイが釣れてるし、お高いジグをサバフグとタチウオの餌食にされたくないし。



落とす。

流される。

漕ぎ戻って、落とす。

流される。


この日は、風が良くありません。

かなりの勢いで流されます。

潮と方向一緒なのも流されるのが速い一因。


でも、ごく朝早くは吹くけれど、8:00頃には落ち着く予報なのでしばらく我慢して釣ってみます。







漕ぐの、しんどい。

NARIも苦戦してるみたい。


近くまで漕いで行って、

 「ちょっと風落ちるまで上陸するわ。」

声掛けて浜に向かいます。

時刻は8:30。

そろそろ風が落ち着いてきてもいいのになぁ。








NARIも一旦上陸したのですが。


クーラー降りてるし。

しばらく風待ちしてみたものの、局地予報でもどうやら悪い方に転がってるようで。

 「今日は、撤退!」


せっかく来たけれどドキドキしながら釣りしても楽しくないしね。

というわけで、お魚のお顔を見ることなく帰宅の途につくのでありました。


でもこれだけぢゃ寂しいので。


- ○ - ○ - ○ - ○ - ○ -


今年の渓流の備忘録をば。

夏から秋にかけてカヤックで出ない(出られない)時にはせっせと山に向かってたのですが。

釣れない。

いつもご一緒するT先輩やWさんは何かしら釣れるのに、ワタクシには一切お魚が振り向いてくれません。

禁漁が目の前に迫った最後の土曜日。





T先輩と入渓します。

先輩はフライ。

私はスプーン。

どんどん遡っていくのだけれど、T先輩のフライにはアマゴが飛びついたりブラウンがじゃれついたりしてるのにワタクシのスプーンは見向きもされません。

完全無視。

先輩に、いいポイントを譲ってもらいながらもチェイスすら無し。



いつもよりかなり長い距離を遡上して第一ラウンド終了。。。

あかんなぁ。



車で少し上流に移動して再入渓します。

時刻は13:00を少しまわっています。


左岸と右岸に分かれて遡上再開。

と、すぐにいい感じの落ち込みを発見。

その上流にキャストして、巻き。

ポチャンと落とし込みに巻き落とします。


いいとこ落ちた!


ドンッ!


やたっ!


FISH ON!


緩いドラグが

キリリリリ

と出ます!

楽しー!

でもそんなに大きくは無いのでスルッとネットイン!





釣れました、ブラウン!

このくらいの大きさ。





と、先輩がメジャー出してくれたので測量します。



まぁ、大きさはこの際どうでもよくて、一匹釣れてくれたのが嬉しいのです。

自分で、いいところって思ったポイントで、思ったところにキャスト出来て、思ったようにヒットする。

いいですな。


微妙な大きさだったこともあり、優しくリリースします。

いやぁ、満足。


やっと気持ちに余裕ができたので、遅めの昼めし。



やっぱり、鮭科とファイトしに来てるので鮭喰っとかないとね。


そこから3時間ほど遡り、チェイスもなくそろそろあがるかなって頃に

ギュン

と先輩の竿が弓なりになります。

今度は、



レインボー。

鼻曲がりになりかけの雄です。

 「食べる?要らなきゃ逃がすけど。」

はい、喜んでいただきます。

さっきのブラウンより一回り大きい。

そして夕暮れが迫り、川を出ます。


 「ちょっと、リベンジしたい。」

車に帰ったところで先輩からラスト勝負の申し出あり。

なんでも、前の週に来た時、水路のようになっているところで良い型の魚体がうろうろしてるのを見つけ、トライしたけど無視されたらしい。


同じところに居るかどうか。

また車でちょいと移動して川に降ります。

上から覗くと、20mくらいの距離がまさしく狭い水路のようになっています。

上流の水路に落ちる所が泡立っていて泡が消えるあたりに尾びれがゆらゆらと見えたとのこと。


今日もそっと覗くと。

 「見えんなぁ。いるかなぁ?」

そのまま遠巻きに水路への落ち込みに近づきます。

 「お! いるぞ!!」


ドライフライを泡の中にそっとキャストすると、くるくると回る水流にのって泡の切れるあたりに流れてきます。

数度繰り返すと、先輩はそっと水辺から離れ

 「見に来る。でも見に来なくなった。」

最初の3投くらいはフワッと見にきた魚が、興味を示さなくなったらしい。

 「ルアー通す前に、ウエットやってみる。」


フライをドライからウエットに替え、目印をつけたらまたそっと水辺に戻りキャスト!

今度は目印付いてるのでワタクシにもよく見えます。


泡の中から流れてもう泡が切れる・・・

グン

目印が勢いよく水中に引き込まれ、同時にフライロッドが円弧を描く。

めっちゃ走る。

水路を上に下に走りまくります。

と、その魚影とは別の大きなのが一気に下流に向いて走り、水路から脱出しました。

 「もう一匹いましたね!」

 「この竿、ぺなんぺなんやから、なかなか寄ってこなかった。」




さっきと同じくらいのレインボー。

メスです。


これも、有難くいただいて。

今年の渓流はおしまい。
(もう、随分前のお話ですねぇ。。。)

既に、来年が待ち遠しい感じです。


- ○ - ○ - ○ - ○ - ○ -


いただいた虹鱒たちは、もちろん美味しくいただきますよ!



太い方が雄。


さばきますと、



綺麗なサーモン色の雄と、

何故か白身の雌。



まぁ、鮭はもともと白身のお魚なので白くても当たり前といえば当たり前ですが、なんで同じ川で色が違うのかね???

エサのアスタキサンチン(だっけ?)の色がオレンジだから鮭色になるはずなのに。

同じ川に住んでるのに喰ってるものが違うのか?




こころなしか、皮目も雄の方が色が濃いように見えます。




白子と、まだ未成熟だけど筋子。




去年、醤油で漬けたので醤油色になっちゃったのをリベンジします。
(去年のも美味しかったけどね)




白ダシで漬けてみた!

長くなるんで写真だけ並べてみる。












美味し!!!

んで、



綺麗な色のまま!!!




旨し!!!

T先輩に感謝なのでありました。


おしまい。

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