マダイ、何処?

はなたく

2020年06月28日 18:35

またまた、うんと前のお話ですが。

首都圏を除く府県の非常事態宣言が解除されたころ、職場でボート釣りに出かけます。



8人3艇。




いつもお世話になっているボート屋さんに話を聞くと、当時は静岡県民のみで県外からのお客さんはお断りしてたとのこと。

ま、仕方ないですがね。



で、目的は ” マダイ ” なのですが、釣れてますかね?

と聞くと、あまりお客さんが出てないのでどこがいいかは判らないけどそれほど深くないところで揚がってることはあがってるらしい。


この日の配船でのワタクシの同船者は、タケもっちゃんとダイスケせんちょー。

マダイ狙いなんで、タイラバとTGベイトメインであちこち流します。







・・・。

凪でいいんだけど、釣れん。

ブリの幼魚はワカシですが、ワカシのワカシくらいのミニチュアなのがくるくる回っている以外は



全然釣れない。


やっと、せんちょーにあたりが来たかと思ったら




水フグだし。


お、きたきた!

とタケもっちゃんが言っても




ジュディーオングだったり。


折角、凪で



静岡県の御山も綺麗なんだけど、全くダメですな。。。


それでも、

「うわぁ~、根掛かりしたぁ~」

とかなんとか言って巻いてきたら誰かの朽ち果てた仕掛けゴミと一緒に



なかなか珍しい、ミシマオコゼが釣れて来たり、




せんちょーにはトラギスが来たり、




イトヨリが釣れたりはするけれど

ワタクシには6時間半、一切のあたりナシ。

船首と船尾で時々あがるお魚を尻目に、ワタクシだけパーフェクトノーバイトが続きます。

まぁ、こんな日もあるっちゃあるけどね。。。



仕方ないんで、ボートの生け簀に前にこのボートを借りたどなたかが入れっぱなしにしてあった小鯖が泳いでたので泳がせてみます。

と。


突然のあたり!

ヒラメっぽい感じで竿先が

ククン

と沈むとしばらくじっとしてる。

充分に待って待って待って、食い込ませて

おりゃっ


と合わせると


スカ


手ごたえも何もない。。。

マジかぁ~。




絶対にヒラメだと思うんだけど、4号のフロロをガジガジして切るって何???

ま、ヒラメの歯が当たっただけってことかな。。。


ま、7時間目にして初めてのあたりだったのでササっと仕掛けを作り直してまた泳がせる。

とすぐ、

クク

あたり!


さっきは待ち過ぎたのかな??

今度はどのくらい待とうかな???

でもヒラメならまだ食い込んでないだろうし。

なんてのを30秒くらい考えて


エイッ!




スカ


またぁ~?

でも今度は、エサのサバが付いてる感覚があります。

まきまき。





うん、かじられたね。




そして、生け簀の小鯖が終了。

泳がせ不発。


と、別のボートからLINE入電。



なんですとぉ~!!!


ヒロナリ船長が、しれっとマダイ釣っとるがなっ!


何処?!

水深は?!

ジグ?!

どうやって?!

タダ巻き?!

ワンピッチ?!


矢継ぎ早に質問しまくって、現場に急行します。

TGベイトの緑金60gタダ巻きらしい。


すかさず、全く同じ場所で同じ釣り方を試みる。


一投目、着底。

と。


ぐっ

っと引っ張るヤツがいる。

着底と同時に

FISH ON!

いやぁ、やっと来た。

涙ちょちょぎれる。

8時間、ノーフィッシュどころか、本日3回目のあたりだもんね。

巻きまき。


ん?

叩かん。

これは、マダイではない。

ま、贅沢は言ってられん。

巻きまき。






中型のバルタン星人でした。

いやぁ、やっとボーズ免れた。。。




しっかりと硬いところに貫通しております。

さすが、ナノスムースコート。


風吹いて来たし、ぼちぼち沖あがりのタイミングですな。

カヤックと違って、ぼーっとしてると陸地に着いてしまうのが動力船のいいところ。

でもその前に、

ドカンっ!!!




FISH ON!

これは、間違いない、

本命のマダイだぁ~!











ハイ、もう上陸してますな。

ヒロナリせんちょーのマダイで遊んでみました。。。


しかし、8人でマダイ1尾とはなかなかの体たらくでしたが




上陸後の、お湯待ち行列(ヤカンのキャパシティーの問題)に耐えた後の



カップラーメンは格別で、




我が船の全部の釣果は寂しい限りではありましたが、他の船ではオオモンハタがちょこちょこ釣れたり、一応の本命の姿も見られたり、終始バカ話をしながら楽しい釣行となったのでありました。

まる。

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