獲物は美味しく?

はなたく

2018年04月27日 01:20

このあいだの。



もちろん、美味しくいただきますよー!




まずは、さばきます。




ギスとアカムツ(小)はこのまま冷蔵庫へ。

ストックして別の日にいただきます。


残りはとりあえずお腹を出して、





お刺身に。

その前に、ギスのお腹に立派なの!



真子がぎっしり。

右のオレンジのはアカムツの真子。

見栄え悪いけど



アラ煮。




出来栄え、もっと見栄え悪い。。。


んで、シマガツオ(エチオピア)。

写真撮らなかったけど、噂通りのウロコ取れなさ。

全然、ウロコひけない。

ってことでそのままバラして、ウロコ付きのまま皮引いてしまいます。


冊にすると、見た目は薄~い色のサーモンみたいな感じ。

切れはしを口に放りこんでみます。

モグモグ

モグ

モグモグ

???

なんや、この味は???

サイトによっては甘みがあって旨いと書いてある。

でもね。

いちばん近い味覚は、







酸っぱい!

不味いかというとそんなでもないんやけど、お刺身なのに酸味があるって想像できますぅ~?

どーしよ?


台所に通りかかった嫁さんの口に、切れ端を放りこんでみる。

 「ん?  なにこれ???」

 「どーしよかねぇ?」

 「ま、あれかな」

と、嫁さんのナイスアイデアで、こちら。



エチオピアカルパッチョ。

レモン汁を振りかけたカルパッチョにしてみました。

どうせ酸っぱいのでこれでいいんじゃね?


さて。



喰らうぜ!



まずは。



シロムツの炙り。

いつもシロムツは干物にしたり塩焼きでいただくのですが(小さくてさばくの、めんどくさい。。。)、

これね、甘くて旨い。

シロムツは干物が一番うまいと思ってましたが、改めます。

お刺身の炙りが一番旨い!


んで、



アカムツの炙りは、もう言うこと無し。

濃い旨み脂が口の中にじゅわっと広がる。


次は、いよいよこれ。



シマガツオのカルパッチョ。

赤いのは、胸ビレの筋肉です。




ぱくっ!

モグモグ。

うん、まぁ、食える。

酸っぱいけど。

しかし、これのどこが甘いんだろう???

もしかして、釣ってすぐだと酸っぱいのかも。

ってことで、残った冊を冷蔵庫で熟成させてみましょう。

あ、



胸の赤い筋肉は、酸っぱくなかったです。

とてもあっさりとしてくにゅくにゅした食感でした。

クセがない、普通のお刺身。


で、



ピンボケだけどギスの卵、抜群に旨かったです。



- ○ - ○ - ○ - ○ - ○ -



5日後。

熟成させたシマガツオを冷蔵庫から出して

うーん。

寝かせ過ぎたかな。

色みが悪くなって綺麗なサーモンな感じが全く無くなっています。

痛んだお刺身みたいな。。。
(なので、お写真はありません)

でもまあ、切れッぱしを口に放りこんでみる。

モグモグ。

モグモグ。

モグモグ。

うん、甘い。

シマガツオは、寝かせると甘くなります。

でも酸味が無くなるわけでは無いらしい。

甘い中に、わずかに酸っぱさが残っています。

んで、やっぱり見た目通り、ちょっと古い感じ。

ということで、申し訳ないけれど食べるの止めときます。

お腹壊しても困るので。

どうやら、冊にしてから寝かせるよりは、魚の形のまま寝かせておいて食べるときにさばくのがいいかも。

次に釣れたらもう一度チャレンジしましょう。


さてさて。



ギス。

寝かせるつもりはなかったのですが、お仕事から帰ってくると夜10時を回る日々が続いたので平日には料理できないでいたのでした。

んでやっと時間が取れたので3枚におろして、ハラスのところも開いて、





スプーンでゴシゴシ。


皮だけになる。




ちがった、



すり身だけに。


お酒おさけ、っと。

んー?

お酒、切れててない。。。

しゃーないんで、納戸をゴソゴソ。



お酒、見っけ!




梅酒です。

適当に注いで、




味醂も注いで、




塩入れて、まぜ混ぜ。




冷蔵庫にあったのを適当に刻んで、


スプーンを2つ、使います。




あっ









っと言うまに


(ぜんぜん、あっという間にできませんが)

オキギスのさつま揚げ。

あとは



アカムツ(小)の塩焼き。

家族5人で足りないんで



いつか作って冷凍しておいたシロムツとアマダイの干物。


アカムツは、煮ても焼いても、ほんとに旨い。

小さくて残念ですがネ。

ギスのさつま揚げは



安定の、旨さ。

ちょっとだけ手間ですが、やっぱり狙ってでも釣りたくなります。

まぁ、アカムツの外道で十分ですけど。

ご馳走さま、堪能です。


また、獲物を仕入れにいかなきゃ!


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