9月の獲物たち。

はなたく

2014年09月30日 02:49

いやぁ、釣りの記事ばかりで獲物たちの行方の記録がおろそかになっていました!

でも美味しくいただいていますよぉ。

明日で月が変わるのでその前に一気出しですっ!!!


まずは。。。




9月4日の獲物。

嬉しいアカムツ。



3枚におろして。


片身は、



あま~い脂たっぷりのお刺身に。



はいっ、見た目通り。

甘ぁ~いトロトロのお刺身であります。



もう片身は。



皮付きのままバーナーで炙り!

めちゃめちゃ脂がでます。

もう、香りがたまらんっ。




切れない包丁で切ったのでぐちゃぐちゃになっちゃいましたが。




もうね、芳ばしさと甘さと脂のトロトロと、言葉が出ない。

めちゃめちゃ美味いです。

お醤油が、



こんなに脂だらけになるんです。



カマと頭とハラスは。



熱湯で霜降りにして丁寧に流水で洗う。

ちょっと火を通すだけで細かいウロコとヌメリが綺麗に取れますね。

鍋に入れて。



美味しく煮あがりました!

美味いに決まってます!


そしてこれ。



すごく立派で綺麗な肝が入っていたので。

塩コショウして粉をはたく。




たっぷりのバターで。



バターが焦げないようにジワジワと火を通す。


裏返すと、



こんがり美味そう!




フォアグラのソテーみたいに出来上がった!

でもね。

食べた感想が書けないんです。

油断してたら、6年生に全部喰われちゃった!!!

曰く、「めちゃめちゃ。 美味かったぁ~!!」

コノヤローっ。

まぁ、美味しかったならよかったんですが、なんか悔しいなぁ。


アカムツ堪能の巻き。

なのでした。

あ、一緒に釣れてくれたドンコは干物になって冷凍庫でお眠り中です。。。



次!

9月6日のこの子たち。




簡単に、



煮付けてみた。

深海の生き物は、



脂のってて旨いですねぇ。

アカムツよりはあっさりしていましたが。

ほとんど子供達のお腹に消えてしまいました。

まぁ、小さいからね。。。




次っ!!



9月13日のホウボウ3つ。

すぐに食べなかったんです。

白身だからちょっと熟成させたのと。

次の日も朝早かったから。


3枚におろして引いた皮と、丸いのはもちろん浮き袋。



熱湯で、



湯引きに。

身は皮引いたんで、もちろんお刺身。




皮の湯引きと




浮き袋のぷにぷに。





それと。




9月14日、2年生が奮闘したサバと(小さな)根魚。
(2日連続で釣りに行ったから朝早かったんですねぇ~)





ワカナゴはそのままお刺身。

サバは。



塩して。

庭に出る。



今年は豊作です!



まだ青いですが。

柚子。




トレ―にキッチンペーパーを敷いて生酢を沁み込ませます。

塩したサバを置いて。



すりすり。


ペーパーの上から。



柚子の皮をペタペタ散らします。




ノーマルも含めて3つできた。

早く喰いたい!

ハァハァ。




骨抜いて。


皮を引く。




もう、我慢できんかも。。。




ハァハァハァ。

半身を。



ハチさんにならって炙る。

サバ、煙がたちこめます。

煙、美味い!


さぁ、我慢の限界。



4枚あるお皿、右上がワカナゴ、左上がホウボウ、右下は柚子で〆サバ、左下は柚子で〆サバ炙り。


どこから攻めようか迷ってしまいますねぇ~。



ホウボウのお刺身は、しっかり歯ごたえがあって甘くて美味いんですよねぇ。

ぷにぷにも味わってみます。



霜降りにして洗ったので浮き袋でも臭みはゼロ。

ホントに不思議なぷにぷにとしか言いようのない食感です。


そして。。。



芳ばし、且つ、旨し!!!

柚子の香りもしっかりと残っています。

噛むとじわっと脂が広がって旨味と甘みを感じた後、最後にさわやかな柑橘の香りがはなを抜けていくのです。

これはほんと、お店で出せる味です。

サバが釣れたら強くお勧めします!!!

キッチンペーパーで包んで〆るとまんべんなくお酢が回ってこれまた良し。


子ども達は正直ですね。



美味い順に無くなる。

堪能。



まだまだ。



9月19日のヒラメさん。

そして、



9月20日のホウボウたち。

ヒラメはすぐに喰っても美味しさ半減なので冷蔵庫で熟成しておりまして。
(というのは半分言い訳です。お腹も出してなかった。。。)




21日の夜に一緒にさばきました。


ヒラメのウロコ取りは皆さんご存じの金タワシが一番やり易いですね。



ヌメリもセットで綺麗に取れます。


おんなじように皮が厚くてウロコが細かいホウボウにも使えるんじゃ??



ヒレが手に突き刺さると痛いんで先にハサミで切ってから金タワシ攻撃してみた。




まぁ、ウロコ取れるには取れますが、ヒラメほどやり易くは無いですねぇ~。

ホウボウ、側線とか背びれの近くとかがギザギザしていて金タワシが引っ掛かるんです。

ホウボウは、普通にウロコ取った方が簡単でした。。。


さて、そんなホウボウは、



開いてきつめに塩して。



いっぱい水分出てくるのでペーパーで拭き取って干物に。

今は冷凍庫に仕舞われています。


ヒラメは。




5枚におろして。



うまそ~っ。




エンガワも。

肉厚です。

このままチルドで熟成になりました。。。





次っっっ!!!!!




9月20日にいっぱい釣れてくれたお魚たち。

もう、冷蔵庫入れる場所が無い。。。

早く消費しましょ~!


ワカは。




簡単にお刺身。


続けて、サワラ。



まな板に乗り切らないヤツは1/4身だけお刺身、残りは冷蔵庫へ。



入れ替わりに。

昨日チルドへ熟成されに入ったヒラメを取り出して。




お酒で出汁昆布をさっと洗うと



柔らかくなるんで冊をサンドイッチ!



昆布〆にしてしばらく放置。



さてさて、盛りつけていきましょ~。


まずは、ヒラメ。



お刺身です。

右側が背身、左側が腹身そしてそれぞれのエンガワ。

背身は少し灰色がかっていますが、



腹側のエンガワが白くて綺麗ですね。


昆布〆も。




ほんのり褐色に色づいています。


全部並べて。



贅沢過ぎます!


サワラは左上です。

上段が腹身、下段が背身。

やはり腹身が白くて綺麗。


いただきましょ。




サワラ腹身、脂のってて甘くて柔らかくておいしい!

量もあるのでバクバク食べられます。

子どもも嫁さんもサワラはお気に入りの様子。


そしてヒラメ。



やっぱりね、2日置いただけのことはあります。

甘みもさることながら、ほわっといい香りがするんです。

このヒラメのお刺身の香りって独特です。


もちろん、昆布〆は。



安っすぅ~い昆布なんですけど十分に旨味が入っています。

もう、旨すぎて困ってしまいますね。


そこにきてエンガワの、



コリコリの食感と噛めばジワっと出てくる脂の甘さ。

もう、たまらんですっ!!!




まだまだ。

続きますよぉ~。

翌日。



サワラと一緒に釣れてくれたホウボウはシンプルに。



塩焼き。



皮のこんがりパリッと焼けたところ。

幸せ。


ヒラメの残り。



しっかり締まった昆布〆。





昨日より褐色化が進む。



エンガワ、旨うまです。


はぁ、毎日まいにち、お魚づくし。


幸せ過ぎますが、まだまだ続きます。




こちらもサワラと一緒に釣れてくれたカサゴ。


ボケボケで霜降り。




煮付け。



サワラを大量に消費しないと。。。



半身の2/3ぐらい。

切り身にして。



小麦粉と塩とコショウの入ったビニール袋にポンポンと放り込む。




ここからは、嫁さんと流れ作業で。



卵つけてパン粉つけて揚げる。



右側の手は嫁さん、衣係り。

箸を持ってる手は私、揚げ係り。


うまそーな匂いがたちこめます。



うっひょぉ~! 大量!!!


やっぱり白身魚のフライには。(サワラは実は赤身らしいのですが・・・)



タルタルソースですよねっ!




ではでは。

いただきます!




サワラサクサクホクホク。

タルタルシャキシャキ。

もうね、子どもたちの箸の進み方をみたら間違いない!

すごい勢いでなくなっていきます。


もちろん、煮付けも。



あれよあれよという間に骨になります。

幸せな晩御飯です。



そして。

毎日まいにち、晩御飯作るために定時で帰る訳にもいかないですよねぇ。

次の日は少し遅く帰宅。

玄関入ったら旨そうな匂いがする。




ザ、日本食。



サワラの西京焼き。


これは説明の必要、ありませんね。



じっくり漬かってじんわり味が染み出します。

旨いなぁ、ほんと。




怒涛の9月、お魚づくし、これにて閉幕。


あ、そうそう、2年生が父に勝利したアオハタは、サバのカマと一緒に一塩で寝かされた後、シンプルに塩焼きにされ父が帰宅する前に2年生のお腹に消えていったそうで。

旨かったよぉ~、と嬉しそうに報告してくれました。


まだ、冷凍庫に干物が居ますがそのうち食卓にのぼることでしょう。


いっぱい魚料理の写真見てたら、また魚食べたくなってきました。。。


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