浜掃除、忘れたの。
雨だったこともありますが、ちょいと濡れたからかも。
落ちたからね。。。
ひっくり返って!
再乗艇の練習ですがね。
年に一回はやっておきたい。
今回は、カヤックフィッシング始めて間もないCROSSくんと最初が肝心、初乗りNARIくんを誘ってみんなで落ちてみた。
先ずは、僭越ながらお手本をば。
先ずは、ひっくり返った艇をもとに戻す。
手前側を跳ね上げる方法、ハルに乗りあがって向こう側を手前に引っ張り上げる方法などいろいろありますが、私のカヤックにはグラブロープを張り巡らせているので
①一方の手を水面下から延ばして向こう側のグラブロープを掴んで
②手前側の艇のヘリ=ガンネル部分に掌底をあてて
③掌底を跳ね上げると同時にグラブロープを手前に引く
と、上の写真のようにクルッと艇を起こすことができます。
わりと簡単。
グラブロープが無くても艇の両サイドにハンドルが付いてるカヤックならハンドル掴めばオケ。
んで、パドルの確保が大切ですが、私の艇の場合二人乗りなんでデッキに放り上げればよし。
一人乗りの場合は、デッキに放り上げると再乗艇で乗りあがる時に邪魔になるので水中にいるうちにパドルホルダーに付けてしまうのが吉です。
んで、無理に乗りあがると手前に体重が乗ってしまい、またひっくり返るので、
バシャバシャバシャっとバタ足をして
なるたけ低い姿勢、艇に密着して上半身を艇に預けられるまで頑張って乗りあがります。
上半身が入ってしまえば再びひっくり返るリスクが減るので更にずり上がり、
腰までなんとか艇の中に収まったら、そのまま寝がえりをうつようにヘソ天になると
デッキに座れてしまうので再乗艇完了!
あ、ヘソ天とは大阪弁(?)であお向けのことです。ヘソを天(上)に向けるから。
あお向けって単語が出てこなくて嫁さんに「うつ伏せの反対って何?」って聞いちゃったよ。。。
さぁ、やってみよーっ!
NARIくん、自分の買った艇と同じAngler410をハチさんから借りて、まずはどこまで傾けたらひっくり返るか体験。
頭から見事にひっくり返れました。
ハチさんのカヤックはガンネル部分にハンドルが付いてるので私の艇と同じ方法ですんなり起こせます。
自分の艇でもおんなじ手が使えるはず。
んでバタ足バシャバシャ。
(ちょっとパドルが邪魔っぽいでしょ?)
腰まで入ったら
よくできました!
CROSSくんも。
あ、落ちてるハチさんの救助が先ね。
写真ありませんが、落ちてる人が乗るときには艇がひっくり返らないように体重を反対側に掛けてあげれば乗りやすいですな。
2人落ちたらベテランが、あと乗り。
艇の反対側で体重を掛けておけば一人目が乗りやすい。
先に乗って、襟首つかんで無理やり引きずり上げるのもありかな。
子供の場合は軽いから引きずり上げられるけど、大人だと苦しいかなぁ?
やってみりゃよかった。
プロフィッシュは、起こすのがちょっとだけ難しかったみたい。
(写真はハチさんなので割と簡単に起こしてました)
あらかじめ艇の前後のスカッパーホールに巡らせて張ってあったロープを掴んで起こすと楽だったそうな。
(元の持ち主=シュレックさんの恩恵ですな)
これ、CROSSくんが再乗艇失敗してドボンしたの。
パドルが流出してますな。
あ、ハチさんでしたか。。。
蛇足ですが。
去年だか一昨年だかの再乗艇練習の時に沖沈想定でクーラー積んだままでひっくり返ってみたんですが、まぁ、起こすの大変!
クーラーが邪魔で、しかもひっくり返って水中にいる間にどんどん海水が侵入して重くなって全然起こせませんでした。
起きるまですげぇ体力消耗した。
今年は、クーラー満タンだったので(!)付けなかったけど一度はクーラー付きで転んでみてください。
教訓としては、慌てず、クーラーを艇から外すことです。
どうせ、浮いてるんで後から拾えばよいので。
あとは、やりたくないけど極寒期には低体温症になる前にどれだけ早く乗艇できるかがカギな気がします。
水温が低いと体が動かなくなっちゃうらしいので。
タイタニックのデカプリオみたいになる前に一発で再乗艇できるようになっておきたいものです。
そんなこんなで30分程でしたが、それぞれ思い思いに濡れてみたのでした。
海中はこの時期はまだ暖かくて快適でしたが、雨降ってたんで海水から出るとちょっと寒かったな。
なので、片付けもそこそこに(ゴミ拾いも忘れて!)
暖まろ―!
ベタベタで寒いのから一気にスベスベぽかぽかになりますな。
日本に生まれて良かったぁ~~~のひとときです。
暴れて腹減ったんで、飯!
喰い放題なのをいいことにトコロテンをばくばく喰ってたら
揚げもん山盛りも
写真ブレブレあじまご茶も
食べきれんくなっちゃいました。。。
ま、ドギーバックに詰め込んでお持ち帰りしましたけどね。
あー楽しかった。
また来年(?)かな、再乗艇訓練は。