さて。
このグラブロープですが、安全の為であることは書いた通りなんですがとにかく役に立ちます。
例えば。
ちょっと全体像が判り難いですが、バウ、先端部分のグラブロープに電気配線をまとめる時に使うスパイラルテープを巻いてあります。
そして、その上にかぶせてあるピンクのゴム。
(書いたはいいけど、読み返すとこのフレーズはちょっとどうかなぁ・・・)
¥100均で手に入れた
「買い物のときビニール袋がおもくて重くて、手に喰い込んでイタイ痛いのを和らげる便利グリップ」
を流されないように水糸でつないであるのです。
これは、荷物が多すぎてやたらに重い私のカヤックを駐車場から波打ち際に運ぶのに、いやいや、いっぱい釣れ過ぎて重くなりすぎたカヤックを波打ち際から駐車場まで運ぶのに無くてはならないものなのです。
文字通りグラブロープを掴んでカヤックを引っ張るのですがそのままだと手が痛い。
スパイラルテープを巻いてるのはロープに適度な太さをつけるためですが、このピンクグリップを掴んでカヤックを引っ張ると手の傷みが和らげられます。
もちろん、バウ先端にグリップ(トグル)は装備されていますが、トグルの両側にピンクグリップもセットしてあるのでドーリーが片輪だけ石に乗り上げたりして傾いたら上手く力のバランスが取れたりします。
次。
パラシュートアンカー。
言わずと知れた、風で艇が流されるときに投入するアンカーですが、バウのトグルに取り付けています。
パラアンカーのロープをたどって行くと ・ ・ ・
ちょっと拡大。
ステンレスのリングを通してあります。
そして、このリングの先端は、
¥100均カラビナでシート近くのグラブロープにつながっています。
流していて場所移動するときにパラアンカーを一旦艇に引きあげますよね?
もちろん、ちょっと漕いでバウから流れてるパラアンカーを直接つかんで引っ張り上げればいいんですがね。
ものぐさなのと、流れと風があるとパラアンカーに手が届くところに漕ぐのが意外に難しい。
単にカヤックの扱い、パドリングのスキルが低いだけなんですが、パラアンカーの上を通り過ぎたりして。
で、ステンレスリングがつながってるロープを手繰り寄せることでパラアンカーのロープを引きよせて、パラアンカー本体にたどり着くという算段なのです。
バウだけでなく、タンデムの時にスターンから流したりもしますがこの時も重宝します。
振りかえらないと見えないパラアンカーを目がけて後ろ向きに漕ぐの、難しい。
トローリーシステムを組めばいいだけな気もしていますが、いまのところは、まぁ、これで満足しています。
つづいて、クーラーBOXを積みたいんですが。
(しかしクーラー、古くて見栄えが悪いなぁ。もう、20年物...。)
ニモ2+1のデッキ?は広くていろいろ積めるんですが(だからやたらと荷物が増える!)、シートの凹みやハッチがいっぱいで凸凹しています。
なので、クーラーが傾いて落ち着かないんです。
そこで、これ。
塩ビパイプをエルボーでつないだの、2本。
こうやって使います。
スカッパーホールに短い辺を突っ込んで並べるだけ。
この上にクーラーを置くと超安定!
普通の塩ビパイプではなくて高強度タイプを使ってるのは、クーラーがどれだけ
重くなっても(!)壊れないようにするため ・ ・ ・ ではもちろんありません。
普通の塩ビパイプの、あの、ねずみ色が安っぽく見えてどうしても許せない、私の素晴らしい美的センスの賜物ですな。
高強度タイプはめちゃめちゃ高価なのでかなり悩んだ末にレジまで運んだのです。
クーラーの下敷きなのではっきり言って色なんかどーでもいいんですけどね。
(差額は¥200程度だったかなぁ?)
上の写真は、シングルで漕ぐときに自分の背中にクーラーを置くときの配置です。
タンデムで漕ぐときはこうします。
真ん中のスカッパーホールを使う。
シングルで漕ぐときのシート位置(艇のほぼ真ん中)にクーラーを置きます。
クーラーの固定は。
グラブロープ用のアイレットにバンジーコードを取りつけてあります。
クーラーに寄ってみます。
1個¥90もする、ステンレスフックを贅沢に使っております。
ステンレスのくせに、錆てやがる。
タイラップで縛ってるのは、クーラーに穴開けてねじ止めするのに抵抗があったからです。
穴開けてもいいんだけど、ねじが効くかどうかが判らないし。
ボロすぎてねじ穴から破壊されちゃったりして。
・
・
・
しかし気がつくとまたもやこんな時間。
明日(もう、今日か)浮こうかと思ってたけど眠いなぁ。
そんなことより風予報。
・ ・ ・ めちゃめちゃ激しそうやん!
屋根からは、めっちゃ雨降ってる音してるし。
ってことで、艤装、まだ続く。。。