2019年02月16日
ぷかぷか231。 風のバカヤロー
風のバカヤロー。
ようやくの土曜日なのに浮けない。。。
ってことで先週のお話。
金曜の晩、確認した風予報はあんまり芳しくない。
浮けそうなのは遠いところだけ。
行ってみてありゃりゃ、残念ってなるかもねぇ。
でもまぁ、そこしか浮けないならトライしましょ。
夜明けから浮きたいけれど風予報だとゆっくりスタートですな。
風がおさまる予報は10時なので9時半到着目指して出発します。
NARIと一緒に浜に着いてみると、まだ吹いてるはずの時間なのにめちゃめちゃ凪ですやん。
もっと早く出てくりゃよかったね、こりゃ。
時刻は10:00ちょい過ぎ。
夕方からまた吹き始める予報なのでとっとと出ましょう。
久しぶりにマダイを釣りたいのでタイラバ。
時期的にはまだまだ深いところに居るのかも、と思いながらも30mラインからスタートです。
落として、巻く。
また落として、巻く。
10回くらい繰り返しますが、あたりは無く魚探にも何も映りません。
巻き上げて少し沖目を眺めると向こうに潮目がみえます。
今日の風向き予報から帰りに追い風になる方向に見える、その潮目目がけて漕ぎます。
南海上に小さな低気圧があるので天気は今一つ。
小雨が降ってます。
風が無いことだけが助かりますね。
漕ぎこぎ。
ポチャン。
落としては巻く。
あたりません。
また潮目目がけて漕ぎこぎ。
ポチャン。
何度か繰り返します。
水深はいつしか70mくらいになっています。
と。
びゅぅぅぅぅぅ~
いきなり吹く。
しかも、方向が違いますなぁ。
すぐにスマホを眺めて風予報を再確認。
う~ん、やっぱりまだ吹く予報ではありません。
風向きも。
でも、これでは釣りにならないので一旦避難が無難でしょう。
遠く30mラインに浮いているNARIのところまで漕いで一緒に風裏に避難しよう。
漕ぎこぎ。
NARI向いて漕ぎ始めるとNARIもパドルを使いだします。
どうも、出艇場所方向に漕ぎはじめたみたい。
風が気になったか、もしかしたら。
酔ったな。。。
一旦漕ぐのを止めて風裏に避難する旨をLINEします。
漕ぎこぎ。
ちょっと風が強くなってきた。
割と頑張って漕いで風裏に入ります。
直前に眺めたNARI艇はやはり出艇場所に大分近いところに漕ぎ進んでいました。
ハァハァ。
たどり着いたところは岸際なので水深は15m程しかありません。
NARI艇が見えない場所なので、風裏に到着したことと無理しないように連絡を入れますが返信はありません。
漕いでて(酔ってて?!)返信余裕ないな、こりゃ。
岩礁地帯で浅場なのでひょっとしたらと思ってタイラバでそのままアカハタを狙ってみますがもちろんあたりはありません。
夏の魚だもんね。
冬場、奴等はどこに行ってしまうのだろう???
少し水深のあるところでも、冬場にアカハタが釣れたためしがないので。
ここは完全な風裏で波もウネリもありませんが、聞こえてくる音が風が強まっている様に聞こえます。
これは、着岸した方がいいね。
そのまま仕掛けをまとめ、岸沿いに帰還方向にバウを向けます。
予報と風向きが違うので完全に向かい風になってますがなんとか漕ぎ進めます。
岬を回るときにチラッとNARI艇が目に入り、出艇場所まであと僅かのところに居るみたい。
ひとまず安心。
岬を回り込んでまた、風裏になる位置で一休み。
ハァハァ。
結構力入れて漕がないと進まんね。
ヤレヤレ。
水深、10mも無い所ですがかなり穏やかです。
ただ、すぐ目の前の岬の沖側にはウサギが飛ぶザワザワが見えています。
と、着信。
「気持ち悪い~。着岸しましたぁ~。」
よしよし。
「いま、また風裏に居ます。これから戻ります。」
返信を入れて息を整えます。
岬を越える時に真正面から風を受けるのでそこだけは一気に漕ぎ進める必要があります。
岬を回り込んでも、そこから出艇場所まではオープンなので風はまともに受けるでしょう。
でも岸沿いに進めば風の影響はそれほどないはず。
岸が切り立っていて風は吹き抜けられないので。
ただ、返す波がややこしい状態になっていると思われるので風にも波にもちょうどいい距離を岸から保てるかどうか。
パドルのフェザー角をおおよそ90度に近いところまでねじり、勢いをつけて一気に漕ぎ出します。
短距離走みたいな感じ。
岬の頂点で向きを変え、真正面からの向かい風を受けますがなかなか激しい。
ただ、さっきまで凪いでたのでウネリが無く、表面はざわついてるけど岸に当たった波は折り返しては来ていません。
とにかく、GPS眺めながら必死で漕ぐ。
う~ん、時速1.4~1.6kmくらいしか出ていませんな。。。
油断すると戻されそうになります。
漕ぎこぎこぎ。
フゥフゥフゥ。
岬を回り込むのに10分位全開で漕いだら、ようやく艇が進みはじめる感覚になりました。
GPS見ると3.2km/hくらいになっています。
安全地帯に逃げ込めたようです。
手前は波ありませんが、
沖を拡大するとウサギが飛んでます。
そのまま、着岸。
やれやれ。
出艇してから1時間半くらいしか浮けませんでした。
糸を垂らしてたのは1時間無いかも。
だらだらしてると漁師のおじいさんがニコニコと
「釣れたかね?」
と話しかけてくれましたが
「風吹いて、戻ってきましたぁ」
「そりゃぁ残念だね」
ゆっくり落ち着いて風予報と天気図眺めますが。
「帰るかね。」
片づけして再び車中の人となりました。
車に乗ってから振り返ると、
「凪いでるねぇ。。。」
もう。
遠くまできたのになぁ。
風のバカヤロー。
結果的に予報通りな感じですが、あのシチュエーションでは撤退が正解だったと思うことにします。
本日は浜のお掃除無し。
ま、
こんな感じなので、清掃活動は次回にお預けです。
溜まるなぁ。。。
ようやくの土曜日なのに浮けない。。。
ってことで先週のお話。
金曜の晩、確認した風予報はあんまり芳しくない。
浮けそうなのは遠いところだけ。
行ってみてありゃりゃ、残念ってなるかもねぇ。
でもまぁ、そこしか浮けないならトライしましょ。
夜明けから浮きたいけれど風予報だとゆっくりスタートですな。
風がおさまる予報は10時なので9時半到着目指して出発します。
NARIと一緒に浜に着いてみると、まだ吹いてるはずの時間なのにめちゃめちゃ凪ですやん。
もっと早く出てくりゃよかったね、こりゃ。
時刻は10:00ちょい過ぎ。
夕方からまた吹き始める予報なのでとっとと出ましょう。
久しぶりにマダイを釣りたいのでタイラバ。
時期的にはまだまだ深いところに居るのかも、と思いながらも30mラインからスタートです。
落として、巻く。
また落として、巻く。
10回くらい繰り返しますが、あたりは無く魚探にも何も映りません。
巻き上げて少し沖目を眺めると向こうに潮目がみえます。
今日の風向き予報から帰りに追い風になる方向に見える、その潮目目がけて漕ぎます。
南海上に小さな低気圧があるので天気は今一つ。
小雨が降ってます。
風が無いことだけが助かりますね。
漕ぎこぎ。
ポチャン。
落としては巻く。
あたりません。
また潮目目がけて漕ぎこぎ。
ポチャン。
何度か繰り返します。
水深はいつしか70mくらいになっています。
と。
びゅぅぅぅぅぅ~
いきなり吹く。
しかも、方向が違いますなぁ。
すぐにスマホを眺めて風予報を再確認。
う~ん、やっぱりまだ吹く予報ではありません。
風向きも。
でも、これでは釣りにならないので一旦避難が無難でしょう。
遠く30mラインに浮いているNARIのところまで漕いで一緒に風裏に避難しよう。
漕ぎこぎ。
NARI向いて漕ぎ始めるとNARIもパドルを使いだします。
どうも、出艇場所方向に漕ぎはじめたみたい。
風が気になったか、もしかしたら。
酔ったな。。。
一旦漕ぐのを止めて風裏に避難する旨をLINEします。
漕ぎこぎ。
ちょっと風が強くなってきた。
割と頑張って漕いで風裏に入ります。
直前に眺めたNARI艇はやはり出艇場所に大分近いところに漕ぎ進んでいました。
ハァハァ。
たどり着いたところは岸際なので水深は15m程しかありません。
NARI艇が見えない場所なので、風裏に到着したことと無理しないように連絡を入れますが返信はありません。
漕いでて(酔ってて?!)返信余裕ないな、こりゃ。
岩礁地帯で浅場なのでひょっとしたらと思ってタイラバでそのままアカハタを狙ってみますがもちろんあたりはありません。
夏の魚だもんね。
冬場、奴等はどこに行ってしまうのだろう???
少し水深のあるところでも、冬場にアカハタが釣れたためしがないので。
ここは完全な風裏で波もウネリもありませんが、聞こえてくる音が風が強まっている様に聞こえます。
これは、着岸した方がいいね。
そのまま仕掛けをまとめ、岸沿いに帰還方向にバウを向けます。
予報と風向きが違うので完全に向かい風になってますがなんとか漕ぎ進めます。
岬を回るときにチラッとNARI艇が目に入り、出艇場所まであと僅かのところに居るみたい。
ひとまず安心。
岬を回り込んでまた、風裏になる位置で一休み。
ハァハァ。
結構力入れて漕がないと進まんね。
ヤレヤレ。
水深、10mも無い所ですがかなり穏やかです。
ただ、すぐ目の前の岬の沖側にはウサギが飛ぶザワザワが見えています。
と、着信。
「気持ち悪い~。着岸しましたぁ~。」
よしよし。
「いま、また風裏に居ます。これから戻ります。」
返信を入れて息を整えます。
岬を越える時に真正面から風を受けるのでそこだけは一気に漕ぎ進める必要があります。
岬を回り込んでも、そこから出艇場所まではオープンなので風はまともに受けるでしょう。
でも岸沿いに進めば風の影響はそれほどないはず。
岸が切り立っていて風は吹き抜けられないので。
ただ、返す波がややこしい状態になっていると思われるので風にも波にもちょうどいい距離を岸から保てるかどうか。
パドルのフェザー角をおおよそ90度に近いところまでねじり、勢いをつけて一気に漕ぎ出します。
短距離走みたいな感じ。
岬の頂点で向きを変え、真正面からの向かい風を受けますがなかなか激しい。
ただ、さっきまで凪いでたのでウネリが無く、表面はざわついてるけど岸に当たった波は折り返しては来ていません。
とにかく、GPS眺めながら必死で漕ぐ。
う~ん、時速1.4~1.6kmくらいしか出ていませんな。。。
油断すると戻されそうになります。
漕ぎこぎこぎ。
フゥフゥフゥ。
岬を回り込むのに10分位全開で漕いだら、ようやく艇が進みはじめる感覚になりました。
GPS見ると3.2km/hくらいになっています。
安全地帯に逃げ込めたようです。
手前は波ありませんが、
沖を拡大するとウサギが飛んでます。
そのまま、着岸。
やれやれ。
出艇してから1時間半くらいしか浮けませんでした。
糸を垂らしてたのは1時間無いかも。
だらだらしてると漁師のおじいさんがニコニコと
「釣れたかね?」
と話しかけてくれましたが
「風吹いて、戻ってきましたぁ」
「そりゃぁ残念だね」
ゆっくり落ち着いて風予報と天気図眺めますが。
「帰るかね。」
片づけして再び車中の人となりました。
車に乗ってから振り返ると、
「凪いでるねぇ。。。」
もう。
遠くまできたのになぁ。
風のバカヤロー。
結果的に予報通りな感じですが、あのシチュエーションでは撤退が正解だったと思うことにします。
本日は浜のお掃除無し。
ま、
こんな感じなので、清掃活動は次回にお預けです。
溜まるなぁ。。。
Posted by はなたく at 22:14│Comments(0)
│カヤック 釣り