› はれわたる! › 2012年09月01日

  

2012年09月01日

ぷかぷか11。

昨日、晩御飯が外食で遅くなり、家に帰ったら22:00前。

子供たちを寝かしつけて一昨日買ってきたラインを巻まき。


こんなのを見ながら、ホントに出ていいのかな?


などと考えていると、あっという間に日付が変わり、9月1日の1:00am。

いかん。

寝なきゃ。


今日は、嫁さんの許可を得てあるのでこっそりでは無いけど物音を立てずに満月の中、車に乗り込みます。


1時間ちょうどの睡眠、熟睡でした。

でも。

久々の出撃!

妙に意識がはっきりしていて全然眠くない。

思えば、8月は一回しか釣りに行けていません。

ストレスもピーク!

なので、嫁さんも快く送り出してくれたのでしょう。


― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ―



真っ暗な駐車場は、それでも結構な数の車です。

この時期、青いのや指幅で大きさを言う銀色のを狙いに大勢のアングラーが続々とやってきます。

彼らは、車を停めてものの5分もしないうちに海岸へ向かっています。


焦らないあせらない。


久しぶりなので間違いなく準備できてるか確認しながら。


今日はタックル2セット準備しようと思ってたのに。
ワゴンセールのシーバスロッドがお亡くなりになっていました。
(後で撮った写真です。)

根元のリングがコロリンと転げ落ちました。。。
確かめずに持ってきたから。(というか、メンテ、してないから。。。)
仕方ない。
恥ずかしい話です。
また、そのうち修理しよう。


そして。




満月をバックにリールとネットがシルエット。

そんな時間。

月と反対の空は。



もうすぐ、夜明けです。

浜は、ジギングの人たちで等間隔にうまっています。


気になるのは、風。


波はありませんが三角フラッグがたなびくくらい、結構風が吹いています。

ロッドが風鳴りする一歩手前位。


波がないから、とりあえず出てみよう。

横風なので沖に流される事はない。

風に逆らって漕げないようなら諦めて引き返そう。


そう、決断して。


ちょっと暗いけどまぁ見える、そのくらいの時間帯。

本当に久しぶりの。

出航。

前回が7月の初め頃だったのでほぼ2ヶ月ぶり。


カヤック、気持ちいい!

ぷかぷかしながら、朝日を拝もう。


浜からジグが飛んできても絶対に届かない距離まで頑張り気味に漕ぎます。


艇と自分、艇とパドルをリューシュでつないでホッと一息。


漕ぐ手を止めて、魚探のGPSとにらめっこ。

時速2.2kmで風下に流されていきます。


よし、今度は漕いでみよう。

浜と平行に、風に逆らいながらパドリングすると時速2.5kmほどしか出ませんが確実に前に進めています。

これなら、諦めなくても良さそう。


幸い、波もうねりもそれほどありません。


40m付近で。

タイラバを落とします。

まだ、暗いのでシマノ炎月、夜光にしてみました。


パラシュートアンカーを出して、時速1.6kmくらいで流されながらなのでラインが若干斜めになりますが着底はわかります。


ベールを返してゆっくりと まき・まき・まき・・ ・  ・  ・




一投目から!


ゴゴッ

いきなりの

FISH ON!

10まき位、海底から5m程でしょうか?


緩めにしてあったドラグがギュギュッと出ていきます!


気にせず、10mくらい、回収した時でしょうか。

フッとテンションが抜けました。


心臓、バクバクだったのに。


誰も周りに居ないのをいいことに独り声をあげて毒づきます。


仕方ない。

そのまま、2投、3投。


割と流されたので元の場所とおぼしき所まで漕ぎ戻って、4投目。


まき・まき・まき・ ・  ・    ・


ゴン


!?

FISH ON !


今度も、何回も締め込みながらドラグを出します!


これは。

独特の、という、あの引きなのでは?


ドラグが緩めなのでそれほど大きくないのは分かりましたが、慎重に、慎重に。


そして暗い海の中から淡い色の魚体が姿を現しました。

! やった!

ランディング。



決して大きくはありませんが、人生で初めてのマダイ。

投げ釣りや防波堤でチャリコは釣ったことはありますが真鯛と呼べるものは初めてです!

また、周りに誰もいないのをいいことに独り奇声をあげます!



嬉しいな。


まだ、朝日は出ない。

写真撮ったり、絞めたりしてるとまたまた流されています。

再び、元の場所らしきところまで漕ぎ戻り、投入。


着底。

まき・まき・まき・・ ・  ・


ゴゴゴッ!


またもや、FISH ON !


今度のは、でかい!

ちょっとドラグ締め直したのにズルズルと出ていきます。

もう少し締めるか、そう思ったところでフックアウト。

残念。

気を取り直して。

ちょっとしか流されてないけどまたもや漕ぎ戻り投入。

着底。

まき・まき・まき・・・

ヒット!

ばらし。。。

・・・

漕ぎ戻り。
投入。
着底。
まきまき。
ヒット!
ばらし・・・


3セット繰り返す。


1投1ヒット。

いわゆる、入れ食い状態!

でも、合わせが早いのか、ばらしてしまいます。

我慢がでけへんねんなぁ。


今度は慎重に行こう。

漕ぎ戻り。

投入。

着底。

・・・


ゴン!

FISH ON !

いきなり?!

底で喰った!

引きは強い。

激しい締め込みはないがゴンゴンと抵抗する。

さっきのマダイよりも重いけど引きは弱い。

上がってきたのは。


ヒレが綺麗ですね。

ホウボウ。

これも、もちろん、お初です。

見た目より引きますね。


その後、漕ぎ戻らずに流されてもう一匹。



さっきより大きい。


また漕ぎ戻ると、魚探のアラームがけたたましい。



こんな状態が2〜3流しに一回位の頻度で発生。


スカートが切れてしまったのでタイラバを変えて3投目、もっと小さいのを追加。


時刻は7:00am。
ホウボウは、もう、いいかな。


スロジギにチャレンジ。

スローバレットで竿先を跳ねるように。

ネットの動画で見たのを思い出しながら見よう見まねでやってみる。


3流し目。

ジャーク3回目くらい。

竿先をあおろうとしたら竿が動かない。

!!!

ドン!


FISH ON!


引く。

強く。

時々、リールを巻く手が止められる。

走るわけではないから青物でもない。


なんだ?

さっき釣ったタイとも違うみたい。

ゴリゴリ巻いていくと、カヤックの下で赤くない、白くない、緑のような茶色のような魚影がぼぅっと浮かんでくる。


やった。

釣りたかったヤツ。




がっちりフッキングしている。

オウモンハタ。

カヤックの内幅位あるから50cmくらいかな。

体高があり、ツラ構えもふてぶてしい。

7:20am。


風が強くなり弱くなり。

うねりが徐々に大きくなってくる。


沖を漁船の船団が通ったあと、うねりが助長され、嫌な感じ。


早いけど。

満足。

上がろう。


岸を見ると、あれだけいたジギングの人たちが居なくなり、投げ釣りの人がちらほら。

着艇前に、岸にいる釣り人に声を掛け、ちょっとすみません。

出た時よりも波打ち際は緊張感あふれる感じになっていたが、まずはパラアンカーの紐をまとめて、パドルリューシュを外し、自分と艇のリューシュも外し、冷静に準備。

寄せ波を待って一気に着岸。



今日も、無事に大地に足を置く。

時刻は8:00を回ったところ。

今日も暑くなりそうです。


駐車場まで、後退りで浜の斜面を引きずりあげながら。



今日は、満足、満足。


車に戻ってクーラー開けてみると20Lにはギリギリでした。


クーラー買うかな。(チョーシ乗りすぎ!)


本日の釣果。


オオモンハタ 50ちょい足りないcm。(家で体重計で測ったら1.8kgでした。)
マダイ 尾びれの又で35cm
ホウボウ × 3

でした。

あー、楽しかった!


― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ―


帰りに、静波のバイキングカヤックダイレクトさんに報告に。

ただただ、自慢しに行っただけですが。



ちょうど、社長と奥さんが3組ほど接客中で、

「クーラー見せていい?」

って、3回聞かれました!

ちょっとは宣伝になれば幸いです。


私の艇ですが。

今日、3時間ほどでしたが、結構、うねりに揉まれました。

でも、ハッチの中は完全ドライ。

一滴も浸水無かったですよ。



― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ― ○ ―


明日、防災訓練。

その後は。

子供達と嫁さんは夜までお出かけ。

つかの間の独身。

また。

行っちゃおうかなぁ?





  


Posted by はなたく at 21:21Comments(2)カヤック 釣り
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